『命の輪郭』は、「看取り」というどうしようもなく個人的で、どうしようもなく普遍的な時間を、短歌二十首という小さな器にぎゅっと詰め込んだ連作です 📜✨
こちらも自然と息をひそめてしまうような緊張感、最後までそばにいようとするまなざしのやさしさが同時に胸に残ります 🌫️💗
また、印象的なのは、まずその「身体の描き方」です。どれも “きれいごと” ではなく、死に向かう身体の変化を、真正面から、しかしどこか透明なまなざしで見つめています 🏥👀
グロテスクに寄らず、それでも目をそらさずに描くバランスが絶妙で、「輪郭」というタイトルが、肉体の線だけでなく、命そのものの境界線をなぞっているのだと伝わってきました 🩶🫧
同時に、この連作は「看取る側の揺れ」をとても正直に書いているところが強いです。母を愛しているのに、弱音も出るし、逃げたくもなるし、「こんなこと思ってしまう自分」が嫌になる 🌧️💓
看取りを経験した人には刺さるし、まだ経験していない人にも、「いつか自分もこの場所に立つかもしれない」という予感として響くと思います 🌙💎