すごく魂のこもった作品で、没頭しすぎて眠れなくなるほどでした。本当は入力欄にたくさん褒め言葉を書いていたんですけど、最後は思い切って全部消しました。そうさせた原因こそ、この作品の最大の欠点——更新の量です。第一話が公開されてから最新話まで、丸三年が経ったのに、まだ11万字にも満たないなんて、信じられません。見れば見るほど繊細な作品で、テンポはゆったりしているし、会話は面白いし、ストーリーの運び方もすごく巧みなのに。こんなロマンチック映画みたいな作風って、まさに十年に一振りの剣みたいな作品ってことなんでしょうか?十年ものあいだ、刀鍛冶が毎日毎日休まずに打ち鍛え続けて、ようやく生み出せるような作品なんでしょうか。もしそうなら、本当に脱帽です。ずば抜けた才能はなくても、少なくともその刀鍛冶は全力を尽くしたんですから。でも、状況は明らかにそうじゃないですよね?この三年のあいだに、あなたが余裕で他の作品も更新していること。その他の作品もかなり高いクオリティを保っていること。次から次へと、作風も題材もまったく違う作品を生み出し続けていること。それ全部が証拠です。ありとあらゆる証拠が、たったひとつの真実を指し示しています。つまり、あなたはこの作品に、まったく本気で取り組んでいないってことですよね?まるで「十年かけて剣を研ぎました」と世間に言いふらしておきながら、実際に剣を打ったのはたった一年だけで、残りの九年間は遊び呆けて過ごした刀鍛冶みたいじゃないですか。九年ですよ、九年!その上、たった一年分の修練しか積んでいない「半製品」を人に売りつけるなんて……それって完全に堕落してるし、もはや詐欺じゃないですか!教えてください、作者さん。あなたはその刀鍛冶と、何がそんなに違うんですか?本当にこの作品に真剣に向き合っていますか?自分の潜在能力を、きちんと発揮できていますか?一読者として、言い過ぎかもしれません。でも、私はあなたを尊敬しています。ただ、私が尊敬しているのは、コンスタントに安定して更新を続ける作者です。ある日突然「そういえばこんな小説あったな」って思い出したみたいに、年に数話だけ更新するようないい加減な作者じゃない。これが、作品への評価じゃなくて、作者であるあなたへの評価です。もし作者さんが更新を再開してくれたら、このコメントは取り消すかもしれません。それが、私が作者さんに抱く最後の期待の表れです。さあ、作者さん。悔しかったら、どんどん更新してみせてください!
ついに更新が来た!
ずっと待ちわびていた私は、まるで氷河期のあいだ冬眠し続けた熊が、やっとの思いで手に入れた蜜を少しずつ舐めるように、一文字一文字を噛みしめるように読んでいる。
作者さん、本当にありがとう。
主人公もついに真実に近づいてきて、いよいよ物語はクライマックスを迎えるのか……!
ここまで来るのは本当に長かった。
もうネット上の同好の士みんなにこの作品を推しまくったし、作者さんが次に繰り出すメインディッシュが待ちきれない!