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     スッキリです。

     レイモンドはプレイボーイが死ぬことを知っていた。

     だから、死神の話が出てきたんですね。

     凄く面白かったです。

    作者からの返信

    ニャにゃねこにゃさん、こんばんは!
    読んでくださってありがとうございます。
    (先ほど近況ノートの方にもお返事させて頂きました)

    ニャにゃねこにゃさんのおっしゃる通り、例のパズルの結末を支えた「駆け引き」の部分に、このサマッラの約束という寓話が効いていたのです。
    レイモンドはプレイ・ボーイという男が、自らの罪や死から逃げるためなら他人を踏み付けにしても構わないと考える屑だと、よく分かった上で、それを後悔するようなゲーム(という名の罠)を仕掛けたのです。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    こんばんは。企画主です。
    連続強〇殺人犯、さいごにあっけなく裁かれて良かったです。あがいてはみたが、やはり死神からは逃れられなかったんですね~
    いやいや面白かったです。

    作者からの返信

    文鳥さん、こんにちは。
    温かなお言葉をありがとうございます!
    結局のところ、この世界は因果応報で成り立っており、善行も悪行も等しく自分に返って来るものなのですよね。プレイ・ボーイが死神に捕まったのは、あらゆる意味で「必然」だったのでしょう。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    他の方の感想にもありますが、映画の一場面を切り取ったかのようで、この作品の前後を想像してしまいました。
    読み終えていい作品だなぁと気持ちがいいです。
    作品に出会えたことに感謝です。

    作者からの返信

    愛賀綴さん、こんにちは。
    温かなお言葉を本当にありがとうございます!
    愛賀さんの大切なお時間を頂いた上に「気持ちがいい」というご感想まで頂けて、感無量ですも。
    これからも映画のような「目に見える物語」を書いて行きたいと思います!今後ともよろしくお願いします^^

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    読ませていただきました。
    おもしろかったです。
    小説を読んでいるというより映画を観ているような作品だなと思いました。
    なんというか読んでいて洋画を日本語吹替えで観ているときのような感覚でした。
    なんでしょうね、キャラクターが使う単語の選びかたとか言い回しとかがそう感じさせたのかなと。
    あとはロシアンルーレットですから一つくらい弾を入れてるものかと思ったんですがまさかの一つも入ってない!
    レイモンドは男を試したんですね。

    執筆頑張ってくださいね。

    作者からの返信

    えんぺらさん、こんばんは。
    温かなお言葉をありがとうございます!
    「言い回しが海外だね」とはよく言われます。特に意識したつもりはないので自分でも不思議です。ひょっとしたら前世がイギリス人なのかも知れませんね。

    心理的なブラフ(罠)は、私達の日常にも多く存在します。ロシアン・ルーレット用の銃に弾が入っていない(ような事象)なんてザラにありますよ。重要なのは、自分の目で見ていないこと、耳で聞いていないことを、そう簡単に信用しないことです!
    まあ悪人は、どう足掻いても自らの欲と罪と恐れによって足を取られる運命なんですけどね……

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    はじめまして。
    素朴な疑問なのですが、作中の年代の英国では、ロシアンルーレットで参加者の誰かが死亡した場合、生き残った他の参加者が何かしらの罪に問われることはないのでしょうか?
    もしロシアンルーレットで男が死亡したとしても、レイモンドが刑務所に入ることはないような描写だったので気になってしまいました。

    作者からの返信

    うつせみさん、こんばんは。
    ご質問内容に関しては、私がここで詳細に解説しなくとも(それは手品のタネを自ら明かす様にも似て、野暮というものです)もう一度しっかり小説本文をお読み頂ければご理解頂けると思います。
    ただせっかくですので、ルイス・キャロル風の問題を作ってみました。以下の事実から、一つの結論を導き出してください。
    ーーー

    ・レイモンドはプレイ・ボーイのリボルバーに弾を入れていない。

    ・プレイ・ボーイが死んだのは、「正当防衛」という概念が存在する時代。

    ・レイモンドはコートを着たまま。手袋も嵌めたままで何処にも指紋を残していない。

    ・プレイ・ボーイは自分のリボルバーを握ったまま死んだ。

    ・警察は脳タリン。「物証」と「動機」の単純な結び付けしか出来ない。

    ・レイモンドは、プレイ・ボーイに直接の恨みはない。

    ・ロシアン・ルーレットは成立しない。

    ・プレイ・ボーイは「サマッラの約束」の寓話を自分ごととして捉えなかった。

    ・レイプ被害にあった女性たちやその遺族は、レイモンドが不利になるような証言はしない。

    ・ロシアン・ルーレットはプレイ・ボーイの「生きたい」という気持ちを誘発する。

    ・レイモンドは「一度だけロシアン・ルーレットをやれ。それで死ななかったら解放しよう」とプレイ・ボーイに約束していた。

    ・プレイ・ボーイは、レイモンドの自前のピストルに撃たれた。

    ・レイモンドは探偵業を営んでいる。

    ・プレイ・ボーイが死んだのは、罪を犯した報い。

    ・レイプ被害にあった女性は切り裂きジャックの犠牲者より多い。

    ・レイモンドは、「プレイ・ボーイのリボルバーに弾が入っていないとは思わなかった」と警察に言うつもり。

    ・レイプ被害にあった女性たちは、プレイ・ボーイにリボルバーで脅されている。

    ・プレイ・ボーイは、リボルバーに弾が一発入っていると思っていた。

    ・レイモンドは、プレイ・ボーイの犯行の犠牲となった女性の遺族から依頼を引き受けた。

    ・プレイ・ボーイはゴミだらけの部屋に、たった一人で住んでいる。

    ・部屋にはレイモンドとプレイ・ボーイの二人きり。二人の会話を聞いた者は誰もいない。

    ・死神はサマッラで死すべき者と会う運命(約束)だった。

    ・プレイ・ボーイは生きるために、レイモンドを殺そうとした。

    ・レイモンドは「この部屋に来て、お前がレイプ犯だろうという話を彼にした途端、リボルバーを向けられた」と警察に言うつもり。

    ・死すべき者は市場で死神に出会い、運命から逃れようとサマッラへ旅を始める。

    ・プレイ・ボーイの犯罪には終止符が打たれた。

    ・レイモンドはあることには口をつぐみ、あることには嘘をつく。

    ・プレイ・ボーイの死を望む者はいても、悲しむ者はいない。

    ・死神は死すべき者と市場で出会い、驚く。

    ・クリーン・ハンズの法則によって、プレイ・ボーイはレイモンドに脅迫されたことを警察に通報出来ない。

    ・レイモンドの通報によって、警察はプレイ・ボーイがレイプ犯だったことを知るだろう。

    ・プレイ・ボーイはレイモンドにロシアン・ルーレットをするよう迫られ、自分のリボルバーを手にしたが、恐怖のあまり挑戦出来なかった。

    ・レイモンドはプレイ・ボーイに「サマッラの約束」の話をした。

    ・プレイ・ボーイは自身の行いを反省していなかった。

    ・レイモンドは、プレイ・ボーイが捨てたはずのリボルバーを拾って持って来た。

    ・プレイ・ボーイはレイモンドを射殺するため、リボルバーの引き金を引いた。

    ・レイモンドは一度、プレイ・ボーイの銃で自分自身の頭を撃ったが死なず、「生き残る確率が減ったな」とプレイ・ボーイに言った。

    ・プレイ・ボーイはレイモンドを恐れた。

    ・レイモンドはプレイ・ボーイが死ぬことを知っていた。

    ーーー
    さあ、これらの真珠を繋ぎ合わせて、一つの首飾りを完成させてみてください!

    編集済
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    動作や台詞の隅々まで、レイモンドと男のキャラクターが確立されていて、質量ある人間として目に浮かぶようでした。

    作者からの返信

    狩野さん、こんばんは。
    褒めてくださってありがとうございます。
    読者さまの目の前に彼らの体温や言葉が生き生きと立ち上がったのなら、作者としてとても幸せです。励みになります。

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    拝読しました。

    ロシアン・ルーレットというゲームルールなのだから、1発は弾丸が入っているはずなのに、五度目までもカチリと音がして弾が出ない……! 実に映画的でかっこいい場面です!

    『サマッラの約束』のとおりに、男が死神レイモンドに殺される運命にかわりはなかったというのにしびれました。

    素晴らしい短編を堪能いたしました。

    作者からの返信

    仁木さん、こんばんは。
    素敵なご感想をありがとうございます!
    レイモンドは正義の味方ではありませんが「約束」だけは守る男だったのに、残念ですね。リボルバーに弾を入れないという彼なりの「試験」が、結果として男を一番残酷な結末へ導く……そんな皮肉を楽しんで頂けて嬉しいです。
    映画的なシーンと言って頂けたことも大きな励みになります。感謝です!

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    この度は自主企画「一話を読む。一話で読ませる。」にご参加いただき、まことにありがとうございます。

    こういうものを求めていました。企画の参考作品にさせていただきたいほどです。
    強いキャラクター。不穏な導入。そして結末。

    ささやかではございますが、星を送らせていただきます。
    執筆活動、頑張ってください。

    作者からの返信

    ヨシキヤスヒサさん、こんばんは。
    暖かなご感想をありがとうございます。「こういうものを求めていました」なんて、本当に励みになります。
    最近は中編ばかり執筆しておりますが、このような短さで、ストレートに哲学と謎を届ける作品も良いですよね。
    応援感謝しております。
    ヨシキヤスヒサさんもどうぞお体に気をつけて、良いお年をお迎えください。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    企画へのご参加ありがとうございますm(_ _)m
    作品拝読しました☆
    ハードボイルド作品ならではの乾いた文体と、運命の皮肉を冷ややかに描く語りが見事でした。
    レイモンドという探偵は、もはや人間というより“死神の代行者”のような存在で、冷徹な正義を実行する姿に背筋が凍ります。
    「サマッラの約束」という寓話を冒頭に置き、それがそのまま結末の意味となって返ってくる構成が非常に巧妙ですね❤
    運命をテーマにしながら、同時に人間の愚かさと罪の必然を描き出していて、短編としての完成度が高いです。
    最後の「正当防衛だったと」という台詞には、シニカルなユーモアと絶望の余韻が同居しており、まさにモノトーン映画のワンシーンのような鮮烈さがありました。
    冷たくも美しい、まさに「フェイト・ルーレット」というタイトルにふさわしい作品でした。

    作者からの返信

    朝霧巡さん、温かなお言葉を本当にありがとうございます。
    「短編として完成度が高い」などと言って頂き、とても嬉しく励みになります!

    冒頭に引用した「サマッラの約束」はまさにフェイト・ルーレット……一見対義語のように思える「宿命」と「ギャンブル」の両方が絡まり合った、神様による辻褄合わせの物語だと私は思っています。

    極論になりますが、この世には実は善も悪もないのかも知れません。
    ただ行いはカルマとして追いかけて来るので、当たらないはずの弾も当たってしまうという事が起こるのです。
    それが私には恐ろしくもあり面白くもあり、この小説を書かずにはいられませんでした。

    話は変わりますが、人間の腸内細菌は善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割で構成されていると言います。案外人の性質も似たような割合で構成されているのかも知れません。
    もしそうなら、レイモンドは朝霧さんのおっしゃる通り「死神の代行者」……つまり悪玉の王として君臨し、半端な悪に染まった日和見のプレイボーイのような人間を斬り捨てるという役目を担って存在しているのかも知れませんね。
    今読み返してみると、『悪魔は事前に警告する』ということわざの通り、レイモンドはプレイボーイに警告をしていますから。『逃げなければ助かったのに』と。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    はじめまして。コメント失礼いたします。

    短編なのに映画を見たような満足感で衝撃を受けております……!! 天才の方ですか……?

    素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

    アスナショウコさん、こんばんは!
    本当に温かなお言葉をありがとうございます。アスナさんの一言で、この作品も相当に報われるというものです。
    人は誰かに「これは〇〇だ」と断言されると、結構真に受けてしまうのですよね。レイモンドはその油断を突き、最後にゲームの前提そのものが壊れるというトリックを仕掛けたのでした。そしてプレイボーイはその愚かな人間性ゆえに、死神から逃れることは出来なかったのです。もう一度最初から読み返して頂けたら、初読とは違う面白さを感じて頂けるかと思います。

    話は変わりますが、別作「クロイツェル・ソナタ」のフォローも感謝いたします。あちらは本作とはまた違う、哲学的な捻りを加えた内容になっております。楽しんで頂けましたら嬉しいです。

    編集済
  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    コメント失礼します。

    無駄がなく、緊張感のある文章に引き込まれてしまいました。

    最後の一文もカッコよくてめっちゃ好みです!

    作者からの返信

    半チャーハンさん、こんばんは!
    お褒めの言葉をありがとうございます。そうまで言って頂けるとは、書いた甲斐がありました。励みになります!

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    初めまして。
    深淵の道化師と申します。

    素晴らしい作品ありがとうござました。
    他の方もおっしゃってますが、最後に全て弾が空と言うところ、
    やはりここは自分も想定しておりませんでしたので、
    とても考えられて作成されたのだと思いました。

    個人的にはですが、本作品を拝読して、
    『トリガー』という作品を思い出しました。

    非常に面白い作品をご紹介いただきありがとうございました。
    執筆活動頑張ってください。

    それでは――。

    作者からの返信

    深淵の道化師さん、こんばんは。
    仕事が立て込んでおり、お返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません💦
    温かなお言葉をありがとうございます。考え考えてお話を作られている同じ創作界隈の方に「想定していなかった」と結末を褒めて頂けるのはとても嬉しいです。「トリガー」という作品も気になります。機会があれば読んでみたいと思います。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント


    はじめまして!
    「濁った色の血溜まりがトロリ床に垂れ落ちるまで、あと何秒もない」という最後の一文に痺れました。

    作者からの返信

    ミーミーさん、こんばんは!
    温かなコメントをありがとうございます。励みになります!

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    面白い。
    男が覚悟を決めて全弾回したら許されたのですかね?

    作者からの返信

    朝パン昼ごはんさん、こんばんは!
    コメントをありがとうございます。「面白い」と言って頂けてとても嬉しいです!

    探偵は「俺はこれでも約束を破らない男だ」と言ってますので、多分そうでしょう……。まあ彼はこれ以外の結末はないと「知っていた」わけですが。

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    証拠発見のアイデアが面白かったです。
    ロシアンルーレットの行方が意外な結末に。濃密な短編でした。

    作者からの返信

    神崎あきらさん、こんばんは!
    温かなコメントをありがとうございます。私自身意識して書いたポイントを一つ一つ拾ってくださって嬉しいです!これからも頑張ります!

  • The Appointment in Samarra.への応援コメント

    今まで書いた短編の中で、一番構成が見事でした。無理も隙もなく、アイデア、どんでん返しもOK。6月16日、6日前、1日前、とあるので、最低2 回は書き直したのですね。シリアスは苦手、書き直しもしたくないと言ってたのに、頑張りました!いい出来です。ただ最後の5行は私なら書かなかったかも。シンプル、最短が私のモットーなので。
     ちなみに「私は、イケメンでカッコイイ男のキャラ苦手」です。これは個人の好みなので仕方ありません。
     私がカクヨムに来て約一年、自主企画を何となくみていて気づいたこと。全般に参加者の数が激減している。0〜40以下。安定して100を超えているのは【読み専歓迎】の文字の入っているものばかり。読み合い企画のはずが、読んで欲しいけど、読むのは嫌ってこと? 英国・貴族・メイド・ロリとホラーの企画がほとんどなくなり、B・LとT・Sも少ない(女性ヒロイン・百合は変わらず)お題もの・特殊分野等にはほとんど参加者が一桁。強いのは異世界転生とファンタジーだけ。ラブコメも一時期より勢いが減っている。逆に増え出したのが、短歌と、SF・ミステリーの文字(ただしまだ少数派)
    一時期大ブームだった中華後宮女官もの・韓流ドラマ「嬰楽」の大ヒット2018〜2020年。(後宮の検死女官1〜5/小野ののか/第6回キャラクター大賞・読者賞ダブル受賞、2021月4月書籍化)これを読んで私はカクヨムに来たのです。でも決して作品の質は落ちていないのに、今は勢いがなくなっている。今、後宮女官ものの新刊を出す人は他に誰もいない。流行りというのは恐ろしい、たった一・ニ年でこの変化。
    一体私たちはどこへ向かえばいいのやら。この世の浮き沈みに翻弄されて、右往左往していて良い物が書けるとは思わないけど、それでも時代の空気を吸って生きている以上影響は免れない。今、早川文庫で、エラリー・クイーンやクリスティやシムノンなどの名作が新訳でたくさん出ているのは、昔の古い訳文では古過ぎて誰も読もうとしないから。如何な名作も読んでもらえなければ話にならない、今の時代を生きている人間が読みたくなる文で書かない限り、そこに何もないのと同じかもしれないのです。

    作者からの返信

    源さん、今晩は。
    温かなコメントをありがとうございます!
    今までの短編の中で一番出来が良いと言って頂けて嬉しいです。私は(緋楽さんへの返信の中でも書きましたが)このテーマで良いのかと迷い迷い書いていたので、筆を置いた後の爽快感というものはあまり味わえませんでしたが、お二人に褒めて頂けたことですっかり自信が付きました。
    最後の五行の件ですが、「サマッラの約束」という副題を回収するのにも必要だと思うんですよ。ただ、ちょっと「もったりしてるな」と思うので、何か良い言い回しが思い付いたら変更します。

    最近の小説投稿サイトは、どこも同じようなジャンルで固まりがちですね。コンテストも異世界ものや令嬢ものが多くなったと感じています。それは読者が「これ系は大体流れが一緒だから楽で良い」と思っているからでもあるし、出版社が「今安定して売れるジャンルはこれだろう」と考えているからでしょうね。

    その流れに乗って行くのも一つの手ですが、私は書きたいものをのんびり書いて行こうと思っています。例え少数でも、同じ考えの読者はいると思うんです。私も異世界ものや令嬢ものはあまり読みませんもん……。つい昨日、レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」を図書館で借りてきたくらいです。
    「時代は繰り返す」と言います。ならばいつかは古めの文章も嫌厭されがちなジャンルも日の目を見るのではないでしょうか。気を落とさずに頑張りましょう!!


  • 編集済

    The Appointment in Samarra.への応援コメント

    Fata.シャーロックさんが書く探偵がどストライク過ぎてツラいですっ!(語彙力/笑) 正攻法では裁けない悪に対する非情さがスゴく好きっ!!レイモンドさん絶対イケメンじゃんホントつらいッッッ!!!←

    追い詰められている側にとっては絶望的な状況なのに、探偵は事実をただ淡々とツマラナそうに(きっと結末がわかり切っているからこそ)むしろ少しだけ愉快そうに告げていく……。そんな二人の感情の対比が浮かび上がる人物描写と会話がとても印象的でした。

    全ては自業自得。罪には罰を。ただ自らの罪を(運命を)受け入れ、足掻かなければよかったものを……と思わずにはいられません。

    ――でも、結局。

    法の下での裁きではなく、一個人の意志(その背後に彼以外の多くの意志があったにしろ) で相手に裁きを下した時点で、すでに彼は「探偵」ではないんだろうなぁ…なんて。それは彼自身にもわかっていて、別にそれを憂いても後悔もしてはいなくて、むしろそんな風に悪に対して裁きを下すコトこそが自分の使命だと思ってすらいるんじゃないかなぁなんて…。勝手に深読みして勝手にちょっと切なくなっちゃいました 笑。

    え、と…。
    結局なにが言いたいかって。

    レイモンドさんまぢで大好きです!笑
    ぜひ、また探偵たちの物語を書いてください!!

    作者からの返信

    あけさん、今晩は!
    温かなメッセージを本当にありがとうございます。
    書いて良かったと心から思いました。この作品に費やした時間も想いも、あけさんのお言葉で完全に報われました。

    本当にもう、どうしてそんなに私が言いたかったことが分かってしまうんですかーー!!
    そう、レイモンドはもう何をどう言い繕っても、ただの犯罪者なんですよ。だからちょっとスッキリしないというか、後味が悪くて、評判にならないんです。
    でもね、いっそ彼を「探偵」ではなく「殺し屋」にでもしちゃって「純粋に勧善懲悪で終わる物語」にしちゃおうかとも考えるには考えましたが、それだと意味がないんだと思って踏み切りました。私はもっと深い、彼のおくびにも出さない何かを(何かって何だ)滲ませたかったんですよ……。
    それを分かって頂けて感激です。これからも頑張ります!

    編集済