バーメイドさんっ！～女子高生がバーに集まって夜のひと時を過ごす話～

やちまた

戸国（とぐに）尋（じん）

読書が好き。黒髪だが全体的にどこか青っぽい。本人にその気はないが、丁寧にオシャレすれば誰もが唸るほど端正な顔立ちをしている。しかしその性格は陰険かつ捻くれたものであり、そんな気質と相まって周囲からは関わりづらく思われている。

加萩（かしゅう）浮（うき）

薄茶髪のフワリとした天真爛漫な少女。純朴でありながら素直で柔和。しかし目的に対して一直線すぎるきらいがあるため失敗も絶えない。バーメイドになることを将来の夢にしており、現在は祖父の店で手伝いをしながらその腕を磨き上げている。

古舘（ふるたち）粧奈（しょうな）

こちらは濃い色の茶髪。元は関西出身のため口調は関西弁。気と我が強く、割とひどい扱いを受けても粘り強く耐え抜く。それを活かして普段は戸国へのウザ絡みで暇を潰している。こんなことをしているが友達思いで、特に戸国に対してはひときわ感情を向けている。

加萩（かしゅう）言八（ごんぱち）

加萩浮の祖父であり、戸国尋たちが集まる「BAR OrangeBlossom」のオーナー。幼い浮を男手一つで育て上げてきた。バーテンダーとしての腕前は一級品で、実に見事にカクテルを作ることができるプロ。

中出（なかで）類（るい）

戸国のクラスの担任。とても無責任でやる気がなく、しかし生徒の悩みに大して真摯に応えたいという気持ちは持ち続けている。加萩言八とは高校の頃からの仲である。

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