第22話 色々と相談
高橋は色々と考えたみたいでこれからどうするかを色々相談してくれた。
「えりちゃん、来ても仲良くせん。イヤな思いさせてごめん」それは嬉しい。
「前、外はヤダって言ってたから、外ではせん」
いつもの公園でイチャイチャはするけど、ちょっと触るまでにするらしい。
「怖くなくなるまで待つ。怖くなくなってからやる。俺のやりたい気持ちばっか押し付けん」って。
そこはちょっと話し合い。
「うち、もう大丈夫やと思う」
「でも、ちょっと震えたりぎゅってしたりしてた
やん?怖かったように見えたよ?」
「初めての事って全く怖くなくなるのは無理やと思うんや。緊張もするし。
ちょっと怖いけど大丈夫なくらいの怖さなんやって、わかる?」
「うん、わかる。そんなん許してくれたら…チャンスあったら俺、ガンガンやろうとしちゃうけどえぇん?」
「…うん」うちもやりたいってアピールしてるみたいで恥ずかしい。顔あつい。
「でもさぁ、外ダメやったらあんまりやるとこないよ?外はやっぱOKにする?」
「外はやめようよ。誰かに見つかったらヤバいやん?それはそのまま」
「じゃあ、家か学校?」
「学校は外よりダメやろ!」
「俺、明日からいつどこでやれるかばっか考えて過ごさなあかんやん。どうしよ。」
「もっと考えなあかん事いっぱいあると思うよ?
もうすぐ学期末テストもあるし高橋は勉強しなあかんよ。」
「テスト期間やん!!
勉強しに毎日俺の家来たらええやん!」
「イヤや。絶対勉強できひんやん」
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