第一王子に転生した主人公は婚約者が転生者だと気づく!
悪役令嬢転生した「ザマァして気持ちよくなりたい女」vs転生王子の鮮やかなざまぁ返し!
悪役令嬢は拗らせた勘違い女(自分の都合至上主義)でいかにもな嫌な女ですが物語の話数的にもサクっとざまぁ返しくらって痛快な読了です。
そんなしっかりと処すざまぁも見どころではありますが、個人的にはこの話の魅力は弟たちのキャラクターの作り込みですね。
それぞれどういう性格かは違いますがなぜそんな性格になったのか、背景がしっかりされていて、かつ主人公の兄王子がそれを分かった上で弟に親身になって接することで弟たちとの信頼関係がほっこりさせられます。
慈しみとはこういうのだよなーと考えさせられます。
前世の記憶の物語では王家みんな滅ぼされるような人たちであっても、人は最初から悪人ではない。
生まれは性悪説とか性善説とかナンセンスなものではなく真っさらで、育つ環境で善にも悪にも染まります。
王子としての覚悟をしっかり持ってるが故に冷酷さも持ちつつ、それでもできる範囲の慈悲を忘れないで幼い弟王子たちと関わっていく。そうして良い子な弟たちと穏やかなラストに向かっていく。そんな主人公に好感が持てます。
もうちょっと⭐︎多くて良いのでは?と思ったので⭐︎3にしときます!