• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
第一回カクヨム短歌・俳句コンテスト 俳句の部

第一回カクヨム短歌・俳句コンテスト 俳句の部

佐野心眼

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★58
20人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • 平 健一郎 (たいらけんいちろう)
    374件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    俳句の2つの顔

    大変楽しく拝見いたしました。

    俳句は17音の小さな詩。
    A日記のように身近なできごとや心境を表現できる魅力。
    B言葉が醸し出してくる別の感性との共感を表現できる魅力。
    この2つの顔があるだろう。

    宮沢健治の童話から言葉を引用した1句が書かれた時、Aの魅力ではないBの魅力が表現されている。

    俳句では季語を使う。
    それは過去の俳人たちがとらえた感性と比較されるが、また同時に、共感して自分のものとしてとらえ直す試みに他ならない。

    • 2023年6月22日 23:11