儚さと美しさが共存する物語

 彼には、夢があった。
 いつから彼の人生の歯車は、上手く回らなくなってしまったんだろう。
 やり直したいと思った時には、もう引き返せない何かに追われてしまったのだろうか。
 今はもう、尋ねることができないけれど、読後に祈らずにはいられない。「きっと、彼の夢は叶ったのだ」と……。
 夜風に吹かれて涙が乾いた後に、そっと星空を見上げたくなる物語。

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