慣習や風習・ルールそんなの知らないよ!?

地域によって様々な慣習や風習があり、時にはそういったものが古臭く時代遅れに感じる人もいるでしょうし、だから田舎は閉鎖的で保守的なんだと言う人がいますが、本当にそうでしょうか?


地域にもよりますが、年々伝統行事やお祭りなどその地域ならではのイベント事が縮小や無くなっていき、住んでいる人たちにとっては負担が減って楽になっている部分もあります。実際私が住んでいる地域もコロナ禍の頃に見直しがあり、夏祭りの廃止やその他の年間行事が縮小傾向にあります。


地方の方が色々な祭事ごとが多いようなイメージがあるかもしれませんが、農業や漁業といったものは神事に関わるイベントが多いです。季節が分かるように神事や祭りを行うことも昔はあったようで、安全祈願や豊作、豊漁、無病息災など祈願を行っていました。

実際に神輿や獅子舞といったものがある神事やお祭りの後に田植えを開始したり、漁業を行うことも多いかと思います。季節の便りのための物だったりしますね。


こういった事に参加を渋る移住者も多いのは事実ですが、地域の人たちと交流するチャンスでもあるんですよね。今までこういったイベント事に参加したことがない人は正直やる意味や参加する意味が分からないってのはあるかと思います。あと、年功序列になりがちで、どうしても頭の固い年寄りが牛耳っていたり、年寄り主体ってのはあり益々敬遠しがちになってしまう悪循環に陥ってしまいますよね。

こういった部分がピックアップされて田舎が保守的云々の文言のイメージとしてTwitterやヤフコメなどでざっくり見た感じですが、「年寄どもが○○」や「外に出たことがないから常識がない」等といったものが多いように思えます。長年の伝統だからという気持ちはわからなくはないですが・・・。


良く分からないルールで今では廃止した方が良いだろうと思うものも確かにありますが、物によっては命を守ってくれたり、実は環境を守っているようなこともあるので一概に否定するのは良くないです。まあドン引きするような風習がある地域もありましたが、そういった所は正直無くして欲しいですよね。


地域によっては若い人や外から来た人を上手く取り込んで少しずつ時代に合わせたものに変化している所もあり、そういった地域は衰退が緩やかになっており、もしかしたら地域おこしのPRに成功するかなと思った所も実際にありました。


こういった地域独自の慣習や風習・ルールは実際に知らないと近所付き合いが悪くなってしまったり、訴訟問題に発展してしまうかもしれません。特にゴミ捨ての問題もあるので、引越しする前に予め近所の方々に挨拶や町内会の事など聞いておくと幾分トラブルになる可能性が減ると思います。

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