創作エッセイ・自分語り③
ヒーローもそれぞれ、個性豊かに。
大事なのは、ヒーローが物語のなかで、しっかり恋に落ちること。ヒロインから見て、ヒーローが魅力的であること。
キャラ作りには自信がありました。
でもそれだけでは、まだ足りない。
物語もハラハラの展開で、読者さまを面白さで圧倒するようでなければ。言葉は悪いですが、面白さでぶん殴る、と思ってプロットを作りました。
キャラ作り、プロット作りを終えたら。
物語を書き始め……られませんでした。
まだまだ、資料集めに納得がいかなくて。しばらく資料集めだけしてました。
ノート三冊分くらいです。(図書館から借りてきて手書きで書き写す)
ようやく納得できて。
物語にとりかかり……。
ノートに鉛筆で、物語を手書きします。
私は絵も描くので、手書きが良いのです。
始めに書いたのは、佐久良売の物語(のちの『恋や明かさむ』)でした。
→頓挫しました。
プロットがあっても、筆力が足りなくて、筆が止まってしまったんです。
「真比登の章」
第三十五話
https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851/episodes/16817330668886500313
ここらへんです。
(やばぁ……。書けへんわ。)
そう悟った私は、方向チェンジ!
古志加の物語(のちの『蘭契ニ光ヲ和グ』)に着手します。
あのね、『蘭契ニ光ヲ和グ』は、大川さまの前日譚、と言ってるけど、もとは、『蘭契ニ光ヲ和グ』と『あらたまの恋 ぬばたまの夢』は、一つの物語です。
カクヨムで公開する時に、大川さまがオンギャーと産まれた時からスタートし、しばらく辛い展開が続くので、読者さまはついてきてくれないだろうと思って、一つの物語を二つにぶった切って、ヒロイン古志加の登場シーンから始めたんです。
だから皆……『蘭契ニ光ヲ和グ』、読めよ。(宣伝)
古志加の物語(のちの『蘭契ニ光ヲ和グ』)は、筆が止まりませんでした。良かった!
年を取って良かったです。
若い時の私には、この、作品をねばり強く書く強さが不足していました。
大人になった今だから、書けているのです。
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