王子様はいないけど、お馬さんはいます。しかもボットンつきで。

異世界転移と思いきや、タイムトラベル物でした(笑)

入水のすえに主人公がたどり着いた先は、なんと、ひいおじいちゃんの家!
若者達には新しく、そうでない方には懐かしい。ボットン便所や五右衛門風呂をとくとご堪能あれ。
素朴なご飯も美味しいよ!
田舎に行けば50年前には普通にあったこんな風景。今では異世界なんですねえ。
冬の朝、お湯で顔を洗うことが贅沢であることを、うん、忘れていたよ、私も。

それにしても。
こんな短編で主人公が成長する物語をスルッと書くとかってさ!
うすうす知ってましたが、筆者、恐るべき手練れですよ!!

なにはともあれ、面白いのです。
筆者独特のトボけた語り口調の良さが遺憾なく発揮された傑作と申せましょう。

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