第17話

今日は街総出でのイベントの日

それは大食い大会だ

食欲の秋と言う名目でやる祭り

優勝者にはキノコの盛り合わせが贈られる


「シオン 無理はするな」


そう言うのはオルクだ


「平気だよ それにこう言った祭りに参加できる何て

 幸せでしかないからな」


そう言った


あっそっかとレムスがいったのだ

ノェルが因みに前年度優勝はソウタァなんだと言う

結構大食いだからなあいつと言った

初参加であるシオンには少し厳しいかもと言ったのだ

因みにギルマスは優勝すらしたことがなく

毎度負けてると言ったのだ


うわぁ~それは悲惨かも

因みに別会場で女子と男子で分けられる

女子の前年度誰だったけ

セィナだっけ嫌タァーニャ、ヒィヨ、ネェル

駄目だでてこない


ルゥナは体調崩してたから

ラァナ、アィリン、キィーナ、レィナ、ルィナ

そんな事を考えていたらケィルが来て

女子前年はカィルだと言った


大食いでだされるのはこれなんだよねと言う


それは蒸かしたミツイモ

と~っても甘いと評判のイモである

それの大食いとは胃もたれしそうとジェスが言った

もしかして嫌いなのか甘い物という

嫌いじゃないんだがと言葉が止まってしまったのだ

まぁ解らなくもないが

こればかりは仕方ない


始めるぞと大食いとイクスが言った


制限時間は30分

50個ある蒸かしミツイモを完食したら優勝という

今年の優勝は誰だと熱気がわく

数分後


「ま、まままま、負けただとー」


そう言うのはソウタァだ


「シオン お前 最強だな」


そうレムスが言った


「1つ1つ甘さが違うから楽しかったぞ」


そう清々しい顔をして言う


違いが解るのかと言いたい

今年の優勝も貰ったと思ったのにと言ったソウタァ

シオン初参加とは聞いてたらしく

余裕で勝てると思ったらしいが

まさかの優勝なのだ

キノコの盛り合わせだと町長から渡されたのである


大会を終えて帰宅してキノコ盛り合わせを

食糧庫へ入れて

外へでて芝生へ寝っ転がる

気持ちいい風が吹き出す

畑も順だし

海の湖もと特に問題ない


こうやって空を眺めてると

勇者としていた頃が嘘の様に穏やか

のんびりと街を歩いたり

時にはギルドの依頼にでたりと

本当にマイペースに過ごして来た

冒険者ランクもAランクへ上がったので更新は無い

プチ騒動もあったけど

何だかんだ楽しい


そろそろ冬支度をしなければと町長から

話がでていたのを思いだし話をしに行く事にした

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