第9話

夏真っ只中

でっ現在はギルドで北へ向けて行く支度をしている

ハイクラスのモンスターの異変が発覚したのだ


「シオン 注意点はあるか 何せ2匹のハイクラスを倒してるんだ」


そうジェイクが言った


「気を付けるのは2つ 動きが素早い事と角に注意してください」


そう伝えた


動きが早いと角に注意だなとオルクが言う


はいと答えて北にあるイノセント草原へと向かった

一応大丈夫だとは思うが街にも何人か

冒険者を置いていくと言う

それは被害が出ない為だ

無いとは限らないからである


数時間かけてイノセント草原へ来て

そこにはとんでもない光景が広がっていた

クリスタルの湖が黒く汚染され

エメラルド草も黒い草へと変化していたのだ

こんな酷い状態なら襲いかかって来ても可笑しくない


勿論湖にはホーンドルフィと言うのがいる

どうするこれはと言った


「湖の水を浄化できないか」

 

そう言ったのはレムス


確か聖なる浄化の魔法ならと言ったシオン

草原や木々に関してはまだ何ともいえない

けど湖の水だけならまだ何とかなるかも


「湖の水の浄化は私達でやります」


そう名乗りを上げたのは

セェナ タァーニャ ネェル ヒィヨだ

解った気を付けろよと言った

さて俺達はこっちだとジェイクが言ったのです


時間をかけエメラルド草を元の状態に戻した

時刻は夜を迎えようとしていたのだ

街は大丈夫だとは思うがと言う

少し心配ではあったが朝を迎えて街へ戻る事にしたのです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る