選ぶとは選ばないほうを選ぶこと

 まぁわかっていたことではあるのですがね、という話。

 試験の勉強と新人賞の原稿が両立しない。

 X時間、たとえば一時間を費やした場合、勉強と執筆どちらに効果があるか、と考えてしまう月末。

 あなたの未来をよくするのはどっちか、と吟味して片方を切り捨てるのが合理的だ、と内なる私は云うのですが。


 どっちもどっちというか、一時間かければ多少、原稿は進むでしょうが一時間だし、

一時間かけても理解できない問題を理解しようとする時間は無駄かもしれないけれど、かといって捨てては点は取れないし。

 変な夢をみて変な時間に起きるのは、気を張って頑張っているからだと思いたい。


 どっちにも幸せはないというか、どっちにも転がせないのでは、と冷静になってしまったら、もうやってられるかなのでしょう、おそらく。

 怖い。

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