＃29で大阪万博を取り上げてから〝つづく〟を書いていませんでした

https://kakuyomu.jp/works/16817330657023690109/episodes/16817330667961804846

100話以上空きましたが〝つづき〟です

どうも令和の関西万博は盛り上がりがないような気がするのは

自分が関東にいるからかも…　と思っていましたが

先月　大阪に行った時も町で万博マークや飾り物を見る事はなく

新大阪駅の土産物売り場でミャクミャクのクッキーを見て

「そういえば今年やった！！」と思った程でしたから

少なくとも　♬1970年のこんにちわ～　の熱気には及ばなかった

のは確かなようです

　　　　　　　余談ですが　最初の東京オリンピックも万博も

　　　　　　　沢山のテーマ曲があったように思いますが

　　　　　　　今　頭に残っているのは　三波春夫先生の

　　　　　　　♬四年たったらまた会いまっしょと～　　と

　　　　　　　♬こんにちわ～　こんにちわ～　　だけです

　　　　　　　音頭は　昭和人の体に染みついたリズムなのかも

前にも書きましたが　万博（以下1970年の）会場は大阪の北側の　

千里になりました　

テレビ等で見る　賑やかで陽気でお節介でやかましい〝関西人〟は

あれ全部〝みなみ〟で　〝きた〟は全く印象が違います　というか

取材におもろい事言ってくれないから　自然にオンエアされてません

そんな〝きた〟で　昭和40年以前の千里と言えば「竹林」と答える

本当にそれだけだったのか見てはいませんが　イメージはそうでした

　　　　　　近所のおばちゃんたちからは「千里は大阪城の鬼門

　　　　　　やったから人が入らんでな　広い土地が空いててん」

　　　　　　と　聞きましたが　今回見たら鬼門ちゃうんですよ

　　　　　　でも　当時は巷間そうも言われてたという記録です

大型機械が竹林をなぎ倒し　沢山のダンプカーが千里が丘の土砂を

運ぶ様子からニュースで見ていました

「何するねん？　万博ってなんやねん？」の時から　じわ～っと

盛り上がってたと思い出します

どの位からだったか　わからんのですが　〝万博まであと○○○日〟

の電光掲示板の点灯式がニュースになり

町のあちこちに　カウントダウン表示があり　万博旗が街にあふれ

個人商店のおやじさん手作りのカウントダウン表示まであって

毎日　数字を書いた札を入れ替えていましたね

新聞の一面に万博関連の連載が載って　毎朝読んでましたが

万博ってなんやろ？　は一向に解決せず

　　　　というか　見た事ないからイメージがわく訳がない

それがまた　気持ちをアゲていく訳です

オリンピックの時と同じく　千里には素晴らしい道路ができました

　　　　　ノンストップで走れる事があだとなり　後には暴走族の

　　　　　メッカとなり　一晩中爆音が聞こえてた時期もありました

阪急電鉄の北千里駅は　世界初の自動改札で有名になりました

それだけ　見に行くなんてしましたね（近かったから）

今は　有人改札を見に行くかもですね

　　　　　　　新宿駅などの大量の人の流れを途切れさせずに

　　　　　　　確実に切符を切る駅員さんの手さばきと鋏で刻む

　　　　　　　軽快なリズム（これ聞けば熟練度が分かった）　

　　　　　　　知らない人に教えてあげたい　わたしゃこれ　

　　　　　　　無形文化財だと思ってます

案内嬢ならぬ　コンパニオンの募集や一流デザイナー作の制服が

競うように発表され　それぞれのパビリオン（これもこの時覚えた言葉）

の奇抜な外観や　展示予定の内容などが　事細かに報道されて　

それはもう　順調に盛り上げて開会式になる訳です