×⚪︎ あとがき

まず初めに、読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。率直に感想はいかがでしょうか?楽しんでいただけましたか?


さて、私自身、恋愛について書くことは恥ずかしく感じるものでした。少し実体験も入れてみたので尚のこと・・・。ただ、こうやって読んでくださった皆様の心の中に、いろいろな想いが生まれていると嬉しいです。

ですが、私がこの物語を書いて、伝えたかったことについて一応説明させてください。伝えたかったことは五つあります。まず三つ。


①人間関係

②勉強

③進路・夢


この①〜③については、物語の中で和也と夏菜の会話から理解してもらえたと思います。もう改めて説明する必要はないでしょう。次にいきます。


④別れ


和也と夏菜はお互い惹かれ合いながらも別れてしまいました。人生の中には別れがつきものです。別れというのはとても悲しいです。今までのつながりが0になってしまったように感じるからです。でも、信じいきたいことは、別れがあるからこそ、また新たな出会いが待っているということです。人生はいろんなことの巡り合わせです。次の出会いを楽しみに、その思いを強く持って別れの悲しみから立ち直り、心を成長させていきたいですよね。そして最後です。


⑤貢献・人を支える


これはどういうことか分かりますか?和也の生き方です。

理解してもらうために、この物語の流れを整理します。

まず、和也は夏菜と出逢います。お互い惹かれ合いますが、そのまま別れてしまいます。そして、気持ちを伝えなかったことを後悔します。後悔の気持ちは、夏菜と大樹の結婚によって、より一層強くなったでしょう。そんな時、不思議な力を持ったあるスーツ姿の男性に時を戻してもらいます。(フィクション要素強すぎますが、どうかお許しください。)実は、物語の中の夏菜目線で描かれたところは、和也にとって二回目の夏菜との出会いでした。だから、いろんなところで、夏菜は違和感を感じていたんですね。気付いたでしょうか?

では、和也にとって、時が戻ることはまたとない機会です。何たって、お互い惹かれ合った人とまた始めから出会えるということは、付き合える可能性がとても高くなりますよね。

でも、最後。本当の真実ではどうだったでしょうか?和也は夏菜と大樹、二人のの結婚を祝福しています。つまり、夏菜と付き合うことなく、同じ人生を歩んでいます。これは一体なぜでしょうか?


それは、自分の幸せよりも、相手の幸せを。人を支えて、貢献したかったからだと思います。


皆さんは、自分の幸せよりも、人の幸せを常に考えられますか?私も、その考えが正しいことだとは思いますが、実行できているか自信がありません。でも、和也はそれをした。やり切った。物語を描きながら、和也のように生きていきたいと私自身が一番感じました。


以上、書いた側としての思いを説明させていただきました。どのように伝わっているかは分かりませんが、何か一つだけでも、このお話から得られるものがあれば嬉しいです。



では、皆様も、またいつかどこかで、誰かといつもの場所で会えることを願っています。


改めて、読んでくださり、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

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