誘拐犯と虐待少女、しかも舞台は崩壊した異世界。重い設定なのに、二人の掛け合いには妙な癖になる魅力があって、不穏さとブラックな笑いが絶妙に混ざっていました。荒んだ世界の空気の奥に、ちゃんと痛みと人間味が見える作品です。
言葉はないんですけどね。でもなんか好きなんです。世界観というか、地の文といいますかそれが好みでした。今までにあまりない読み応えが得られますよ。
短い会話から浮かび上がる。続きが気になります。