ショートショート4作についての感想です。
500字以内という制限の中で、時代背景、人物の心情、物語の起承転結がしっかり描かれています。どの作品も最後の一文で物語が大きく広がります。
時代小説、ヒューマンドラマ、ラブコメ、ハードボイルドと、各作品で全く異なるジャンルに挑戦し、それぞれの文体や雰囲気を使い分けています。
それは作者が豊かな引き出しを持たれているからでしょう。
どの作品も短編として完結しながら、同時に「その後どうなるのか」「この世界をもっと見たい」と読者に思わせます。とても魅力ある短編集です。