主人公のフィーリアス・リリーム。
フィーは突然、アルフィリア王立魔法学園に通うよう魔法使いである師匠に言われます。
「欠けているものがある」という理由で。
そこで起こった王女暗殺事件。
フィーは目撃しただけなく、王女を猫に降霊させ、共に犯人を探します。
放っておくことも、無視することも、フィーにはできたはずです。
けれど、それはできませんでした。奴隷として、理不尽に扱われた過去を持つ故に、見逃せなかったんです。
犯人を探しながら、フィーは王女の背景を知り、王女はフィーの過去と現状を知ります。
「他人に期待するな」
一見突き放すような言葉ですが、
「自ら歩み寄れ」
という師匠の言葉。
素敵ですね。私は「他人に期待しなければ落胆もしない」そういう考えの持ち主なので、師匠のような言葉は出ません。
なので、それだけでも素晴らしい人物だと思いました。
そして、その弟子であるフィーも。
彼女が歩み寄った先に何があったのか、何を得たのか。
それを読んで確かめて見ませんか?
新たな概念を発見できるかもしれません。たとえば魔法のこととか。
とても勉強になりました。