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  • 熱願冷諦ですか…それは主人公の相反する人格――心の内側を現した言葉だったのですね。

    深川夏眠さまへ
    改めまして、虹うた🌈と申します。
    それでは、私なりの感想を失礼致します。

    御作品をじっくりと拝見させて頂きました。それでも正直、知識の乏しい私には分からない単語も多くって、全部を理解できたわけじゃありませんけれども。(苦笑)

    この物語の主人公は、些細なことで「心を病んでしまった妻」と、母を慕う…しっかりとしているようで、「まだ稚さが残る息子」を、気遣いながら壊れようとしている家庭を何とかしようと「不器用なりにも頑張る男性」―――という表向きの一面と、家族をまるで自分の所有物のように自分の思い通りにしようと考えていたり、身内の死にすら何の感情も抱けないような「冷たい本質」をお持ちのお方なんですね。

    まさに『熱願冷諦」という言葉を体現したような彼の人格に、うら恐ろしさを覚えました。

    だけれど…私達人間という存在は、誰しもがそんな恐ろしい一面を内面に持ち合わせているのかもしれない―――。


    この物語を読み進めている内に、私の中でそんな自分自身に対する恐ろしさも感じていました。もしもその恐怖が人間の本質だとするなら……お掃除ロボット「グレッグ」が、私達人間を「ゴミ」だと判断する日も近いのかもしれませんね(笑)

    心の内側がスゥーっと冷めるような、素晴らしいホラー作品でした。
    今回は企画に参加して頂き、ありがとうございます。

    作者からの返信

    自宅で某お掃除ロボットを使っているのですが、
    黙々と働くかと思えば時々「助けやがれ💢」と
    訴えてくるアイツに愛嬌と同時に薄気味悪さも
    感じています。
    いまだに慣れません(トホホ💧)。
    そんなアイツを眺めていて考えついた物語です。
    ちなみに愛称グレッグの元は
    ラテン語グレゴリウス (Gregorius)で、
    原意は「見張るもの」。
    そうそう、
    ドイツ語圏の男性のファーストネームですと、
    グレゴールという呼び方になりますね(意味深)。

    ともかくも、ご閲読まことにありがとうございました!

  • 文芸シリーズ自主企画、いつもご参加ありがとうございます。
    本作はまさに文芸的ホラーのタイトルにぴったりの作品だと感じました。

    作者からの返信

    こちらこそ、ありがとうございました!

  • 家族の気持ちに気付かずに尊大な態度を取り続け、この期に及んでもまだ妻を見下す気配のある男性の末路なんて……まぁ、こんなものだよなぁ……などと、ホラー作品であることも忘れて俗っぽいことを思ってしまいました。
    こんな男性から健気な坊っちゃんを解放した楓さんの手腕に拍手を送ります。
    これからはお母さんの元で幸せになってもらいたいです。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます!
    おっしゃるとおり「おまえ(語り手)がおかしい」系💧の
    お話でございました。

  •  深川様、こんばんは!
    今ではお掃除ロボットにも色々な種類がありますが、あの扁平なスタイルと障害物を検知する為の触覚(センサー)、そしてゴミを掻き出しながらゆっくりと進むあの様子は、見ようによっては太古に生息していた節足動物のようですね。確かにちょっと気持ち悪いかも。 『読ませる作品』ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました!
    個人的には毎日自宅のル●バを見ては
    虫みたいだなぁ……と感じています🐛うぷ。

  • 企画参加ありがとうございます。とても好みのホラーでした。初めは息子や嫁、楓さんがホラーの主軸になるのではないかと当たりをつけて読んでいたのですが、最後まで読んで確かにそいつもいたなと思わされました。加えて、お掃除ロボットに視点を置いて読んでいくと、息子がこぼしたものなどを好き嫌いせずに食べたり、父親と対照的に働きものだったりと、無機質な動きのはずなのに、まるで命を求めているかのような熱が垣間見えました。このあたりが、タイトルとも関係してくるのでしょうか。
     なにはともあれ、とても面白い作品を参加させていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    お掃除ロボット君は我が家にも一台あるのですが、
    寡黙な働きものである反面、
    時々挙動不審なところが不気味にも思えます。

    ともあれ、ご閲読まことにありがとうございました!

  • 主人公の、暖かみや感情に乏しい人格がじわじわと染み込んでくるような感覚が印象的でした。
    冒頭での嫌悪の対象から「唯一の伴侶」となった「機械仕掛けの虫」が、彼自身の人格があらわになってゆくのを象徴しているように感じます。

    作者からの返信

    作者の意を汲み取ってくださって、
    ありがとうございます🐞(←あ、この虫じゃないや……)
    ご閲読に感謝します!

  • 閉じ込められるラストにゾワゾワさせられました!面白かったです!
    妻がいなければ何も出来ない夫が、出ていった妻に対して冷却期間だと思っていたのがなんとも愚かでしたね。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました!

  • 企画にご参加いただきありがとうございました。

    筋立てや道具立てにはやや違和感を覚える部分もありますが(まぁえてしてホラー小説の類はそういう側面を含むものでしょうが)、そこを強引に捻じ伏せるだけの高い筆力は圧巻の一言でした。私の趣味の範疇からは外れますが、文句なく面白いかと。

    では、今後もよき執筆活動を続けられますよう。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました。

  • 深川夏眠さま、「NGの里」へのご寄稿ありがとうございました。短編の名手の心理劇を存分に堪能させて頂きました。後半、主人公のNGぶりが加速度的に映し出されてきてテーマ的にも納得です。
    この作品、内容も書き方も友未好みで、もっと楽しめるはずなのですが、正直、少し読みにくい気がしました。読みにくさの第一の理由は単語そのものの難しさです。難語というほどではありませんし、意味はとれる程度の読みにくさなのですが、それでも多少緊張を強いられました。冒頭、非常にこなれた歯切れのよさに引き込まれて行ったただけに、「春休みが終わるまで住み込みで」あたり以降から、急に流れて行かなくなった気がします。第二の理由は徐々に姿を現す真相や背景の描き方(場面転換の仕方やせりふ回し)に、気持ち、唐突感があり、こちらもほんの少しだけ立ち止まらされてしまいました。第三の理由は、主として世事に疎い友未の側に責任があるのですが、耳慣れない料理やお洒落に関する名詞が十も二十も出て来て、読書を中断しないために、わからないまま読み流すほかなかったことです。せめて一つか二つに留めて頂ければ、もっと好奇心を持って調べて行けたと思います。
    ただですネ、これらは全て夏川さまのダンディズムというか美学そのものから来ていることのように思えますから、指摘するだけ無駄な気がします(笑)。もう少し嚙み砕いて欲しいというのは一読者のわがままです。
    「雰囲気画」、拝見しました。何と、見事な!あと、言われてみればなるほど、お掃除円盤て三葉虫に似ていますね。

    作者からの返信

    ご批評いただき光栄です。

    ・単語そのものの難しさ
     語り手が子供あるいはハウスキーパーであれば、
     こうはなりませんね。
     “あの主人公”の、どこかバランスがおかしい雰囲気を
     醸す手助けのつもりでした(ということにしておきます)。

    ・急に流れて行かなくなった
     これはおっしゃるとおりで、書き手の私の都合で
     冒頭部分をガーッと書いた後、
     しばらく雑事に忙殺されて一行も書けない日が続き、
     まあまあのブランクを経て「さて!」と
     仕切り直した影響かと存じます。
     これをやった作品については高確率で
     「パートAとパートBの間に“溝”を感じるのだが?」
     とのご指摘をいただいております、すみません。

    ・耳慣れない料理や[略]
     この部分は、誰かが書いた小説を好ましく思えるか否かの
     判断材料の一つになるかと思います。
     こういうのが鬱陶しく感じられがちだというのは
     承知しているのですが、あまりラフに済ませてしまうと
     私にとっての小説を書く意義に関わってくるので。
     (なるほど、道理でウケないワケだ……)

    ・雰囲気画
     Midjourneyに「子供とルンバを描いて!」と頼んで、
     いくつか出てきたイラストの中で一番マシなものを
     採用しました。
     他は部屋が信じられないくらい汚くて「ゲーッ」と
     思ってしまって……。
     後から気づきましたが、もしかすると一般的な日本人の感覚は
     ゴミや埃があってもなくても定期的に掃除/
     汚くならないようにするために掃除――
     だと思うのですが、欧米の方は
     「あーこりゃもう限界だわアカン今日こそ掃除せな」
     と言って始めるので、その時点の室内が
     えげつなく汚かったりするのかも……(笑)。
     
    自宅でお掃除円盤を動かしていて、
    虫になったグレゴール・ザムザが働きものだったら
    こんな感じか?
    と思ったのが着想の元になった小説でした。
    (グレッグはグレゴールの略称/愛称です)

    長くなりましたが、お忙しい中
    ご閲読どうもありがとうございました(勉強になりました!)。

    編集済