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春にさよなら

春にさよなら

かこ

おすすめレビュー

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★★★
★35
12人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 肥前ロンズ@「おはよう、サンテ」発売中
    3964件の
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    ★★★ Excellent!!!

    おがなくなりきはあり続けて

    「私の事、ハルって呼ばない?」
    「学校で背が一番高いから男だろ、て。春緒の『お』は男だ、て言ってくるの」

    ハルの受けた傷に、ナツはとある約束をする。
    そして…。

    何事にも始まりがあって、終わりがある。
    変わらざるを得ない日々。もう傍にはいられない関係。身体と立場は変化し続け、やがて自らのあり方も想いも形を変える。
    全てのものに永遠は存在しない。
    それでも、あの時あった想いは色褪せることなくあり続けて――。

     近代の空気と、美しい花のように幻想的な描写が混ざった物語です。






     緒【お】
     長く続くこと。
     生【き】
     まじりけのない、また、本来のに加工も精製もしていないこと。


    • 2023年5月2日 23:40