第四章 カグレが再び歩き始めるまで……
第32話 後日談。そして反響
「──ど、どうも……こ、こ、この度は、す、す、すいません…っ、でひた(´;ω;`)」
声バレを晒してしまい、結局カグレは配信ブチ切りという形でその日の配信を閉じた。新羅ムニさんには本当に悪いけど、テンパっているカグレにはその後の配慮等は出来なかった。
後から聞いた話だがマネージャーの佐々木さんがすかさずアーカイブを非公開にしてくれていたようだった。
流石頼れるぜ!\ ( ´∀`)/ハハハ
その素早い判断のおかげもあり、カグレの失態が大きく世に広まることは…………
うん。───ちゃーんと広まりましたよ。あったり前じゃないですか!天月カグレという存在自体がそもそも炎上気味ということを忘れちゃいけないッス。
「よ!待ってましたよぉ!」と言うように
ちょ、ちょぉぉぉぉーーーー!!!!!!!!
カグレの叫び(Twitterでの拡散防止ツイート)も意味も無く、ただただ虚空へと叫ぶ事しか出来なかった。
─────反響は勿論と言っていいほどのとてつもないものだった。
『カグレついに敗れ、声バレ!!だけど……………』
『ん、どした?だけどなんなんや』
『まぁ、知らんやつもまだいるかもしれないが。
とりま、このリンクから飛んで動画を見るべきだ!
取り敢えず俺は拡散希望の有能視聴者やからな!
https://youtebe…………………………』
『サンクス』
『感謝や』
『助かる』
──数分後。
『え……………っと、見てきた。うん、すげぇ。めっちゃ、可愛い声やった!』
『⬆そう!それなんだよ!その反応が見たかった⬆』
『⬆激しく同意!』
『⬆更に激しく同意!!!』
『まっじで可愛い。萌え声なのか?いや、ロリっ子ボイスだ!』
『今聞くと、ほんっとに声と天月カグレのビジュがマッチしていいな』
『まぁ、ガチャガチャな声で慣れてるやつからしたら違和感で頭おかしなるけどな』
『っ、でも。な、なんなん?どうしてあんな綺麗な声でボイスチェンジャーなんて使ってたんだ?男……説も絶対違うって証明されたわけだし。考察系視聴者頼むぅ!』
『──考察系視聴者参戦!
自分の視点から察するに……恐らく、天月カグレは何らかの事情で初配信でボイスチェンジャーを使う予定があったんだと思う。だが
どや!いい線いってると思わないか?』
『サンクス、多分そんな感じやと思う。身バレ防止の線が高いんじゃない。プレイスタイルとかも考えると怒りを買いやすい立場だろうから』
『ほぅ、色々と考えられてるってことなのか……オレは私利私欲に欲を満たす狂った戦闘狂だと思ってた』
『それはそう!』
『利害一致で問題なし!』
『でも、案外何にも考えてなくて頭空っぽでやらかしてたり………な訳無いか。口調をワイにするほどの徹底ぶりだもんな』
『まぁ、でも結局は……』
『──今後の天月カグレが気になってしゃーねな!』
『『『それな( ≖ᴗ≖)!!!』』』
視聴者とは配信者自身が育てるものだ。お淑やかで清楚な配信をすれば視聴者は大人しく礼儀正しい。逆に激しく口調の荒い配信を行えば視聴者も自ずと荒くなるものだ。
天月カグレに至っては悪い方に極ぶりしている。
つまりは、天月カグレがバズると視聴者も嬉しいのだ!
☆☆☆
どうもお久しぶりです。かえるの歌🐸です。
この度、話の続きを書くことにしました。
更新頻度や文章量はまちまちかもしれませんが更新することに意味があると思うので、完結まで走り切れるように頑張って行こうと思います。
これからもよろしくお願い致します。
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