肉球に心の汗がじわ〜っと染みよる青春物語

正直、方言に慣れてなく手こずり、読み直しながら進めていたのですが、それでも読みたくなってしまう、あたたかい内容でした。

手紙の部が終わり、標準語に戻ってからの野球試合の場面は、打って変わっての臨場感が最高で、ハラハラしながら読めて、主(狸)公の心情が心に沁みました。また球審が粋ですね。

素晴らしい手紙形式の物語で、全体がほっこりしていて、ものすごく良かったです。読ませて頂き、ありがとうございました。

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