回復術師には、とある禁忌があった。
『刃物でもって生あるものを傷つけてはならない』
その禁忌を犯してしまったルーファは、神聖な力の加護を失い、回復術を使えなくなってしまう。
罰当たりに、回復術師としての役立たず。
そんな彼女は、元のパーティーにもいられず、新たな仲間もできない。
それでも、生きるために戦士となって、ひとりだろうと戦うのだ。
戦士の才能に溢れていて、チートで無双するわけではありません。
元のパーティーを憎んで、ざまぁと復讐するわけでもありません。
けれども、この物語には間違いなく確かな魅力が存在するのです。
少なくとも私は、こういうのが読みたかった。
あなたにとっても同じであったら、とても嬉しい。