自分のことを小生なんて言うカタブツなあいつに、調子を狂わされる
- ★★★ Excellent!!!
勉強についていけず、しんどいことを続けられない璃乃。夢中になれるオシャレに走った結果、スカート丈は短く、濃い化粧の高校生ギャルと化していました。
いかにも男遊びしていそうな見た目にもかかわらず、まだ誰とも交際したことも恋愛経験もゼロ。そんな事情を知らない他人は、見た目や学校のイメージで強引にナンパしてきて、大ピンチになるのでした。
多くの人が見て見ぬふりをする中で、駆けつけてくれたのは近くの進学校に通う黒縁眼鏡くん。
ひ弱そうなきみはサンドバッグになっちゃうんじゃと心配したのも束の間、鮮やかに窮地を救ってくれるのでした。
助けたお礼がきっかけで、急速に二人の距離は縮ま……りません。
笑ってしまうほど水と油の関係性だったのです。
一生交わらないはずだった二人が、お互いのことを分かり合える日はくるのか。じれじれしながら見守ってください!