2 エアポケットか異世界転移か
好きなことをしていると時間が過ぎることに気づかない。あっという間に数時間過ぎてる。そんな経験は誰でもしたことがありますよね?
私も小説を書いているとよくそうなります。
でも・・・・・・。
書いてるときだけじゃないんですよ。ボソッ
もちろん、書いているときみたいに数時間ってことはないです。ただ、時間どころか動きも静止しているみたい。
日常を送るなかで脳の隅では物語を練っていることが多々あります。きっと他の物書きさんも同じだと思う。
ちょこっと隙間時間があるとシーンがふと浮かぶ。すると、あのシーンはどうしようかこう進めたいけどしっくりこないな。などとあれこれとチラチラ考え始めてしまう。
移動中とか休憩時にコーヒーを入れている時とか・・・・・・。
脳がのんびりできる間があると思考が物語を練り始める。
ふいにエアポケットに入ったみたいに、もしくは異世界転移したかのようにぽっかりと時間に穴が空く。視界は物語の映像に切り替わり聴力も皮膚感覚もあちらの世界に瞬間移動。VRも没入感があると思うけれど、夢の中にいる感じが近いと思う。
ふいに物語世界に入り込んだ私は、こちらへ戻ってくるとある種の時差ぼけ的記憶の欠落を起こす。
「私、なにしようとしてたんだっけ?」
異空間移動の代償は大きい(笑)。
人の奇異な目が痛い(笑www)。
たぶん、微動だにせずフリーズしているのだと思う。座ってるならまだしも立ったままじっとしてると凄く妙ですよね~。(汗)
手にコーヒースティックでも持っていれば何をしようとしていたかすぐに思い出せる。ただ、歩いてる途中で起こるとその場に立ち尽くして記憶の手繰り寄せに時間を要する。
(私、何しにどこに行こうとしてたの────!?)
他の作者の皆さんはどうなんでしょう?
私変わり者ですか?
みんな似たような経験あります?
家のなかでじっと立ち尽くしているならまだいい。無表情でぼーっと立ってるだけならまだ救えるかも。でもさ、でもさ・・・・・・。
笑ったり怒り顔や悲しい顔してたら、どうしよう。
小説書いてて慟哭シーンなんて泣きながら書いてるのに、この精神オンリーの異世界転移中に真顔のままだと思う?
いやぁ──・・・・・・。
書いてる時と同じことしてそう。(;^∀^)
絶対に妙なやつだよね。
ふとこの現象を思い出したので書いてみました。同じ方が沢山いるといいなぁ。いないかなぁ・・・・・・(苦笑)。
「エアポケットか異世界転移か」終わり
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