第39話 火中の栗を拾う

 今まで過去の記憶を元に書いてきました

第40話を前にして、現在進行形の話を記す


 以前にも書きましたが、私のFacebookに、何故か33人もの友達申請が来ていた

それも美女ばかり

豪華そうな指輪の写真をあげていたのが原因なのかもと思ってはいたが、良くは分からない

ずっと無視していた


挙句の果てに、「友達申請の返事が出てません」なんていうことをFacebookから指摘されたりした


私に何の義務があるんだと、見えない管理者を睨んだ


頭を冷やそう

そもそも仲良くなる為のアプリなんだな、Facebookというものは


これは、私も少し悪いのかな


" 友達 " を増やすとどうなるのか


 もしかすると、なんらかの広告に頻繁に曝されるかもしれない。それとも、熱い友情に出会うのかも

いや、灼熱の詐欺の扉を開いてしまう可能性も無いとは言えない


 かの偉人は言った。

この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ

迷わず行けよ、行けば分かるさ

1、2、3、ダー


いきなり33人

友達申請を受けてみよう


どんな道があるのか

行けば分かる。行ってみよう


➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


 さらに100件の友達リクエストが来る

ええ、うるさいわ!

もう、100件、友達申請を受けた


➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖


 さらに260件の友達リクエストが来る

いろんなお姉様から来る


 自身のポートレートを2つぐらいしか投稿してないのに何百人も友達がいらっしゃるお姉様達


 「あなたのプロフィールを見て、ふと気になり友達申請しました」と言うお姉様達。私はプロフィールには "男性" という事以外に何も書いていないのに・・・なんという千里眼


 素晴らしく美しいレディーのポートレートが並んでいるが、最後の2枚は男の顔。修正を忘れたか。はたまた、なんだったらそんな性癖受付ますということか


 あられもない格好。そして動画らしき導入部。この続きを見たければ、ここをクリックしてというオーソドックなものも多数有り


 総勢400人弱


どういう人達なんだ


削除だ


一挙に友達を削除した


それでも、ひょっとすると "善良な人かも" という15人は解除しなかった


 その15人には、何を助けてやれるはずもないのに、図らずも上から目線的な気持ちになってしまった。驕りも甚だしい


しかしこれは、化かし合い


一方的ではあるが、ノーサイドだ

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