第24話・勇者って女誑しだよな
Sクラス皆で走る事って、まあケイゴのハーレムメンバー二人は魔法を使って走らずに来てるけど。
まあ、その場所に向かうという意味で言えば変わらないな。
というわけで俺の案内で他のクラスの人がいる所まで向かう事40分後。
俺の魔力視で生徒たちがゴブリンの群れに襲われているのを感じた。
「タンマ、ヤバいぞ。俺らが今向かってる他クラスの所にゴブリンの群れが湧いて出てきやがった。このままじゃあ俺らが着く前に死者が出るかもしれん。というわけで俺は今から助けに行く。ゴブリンを殲滅してきたら戻って来るから少し待っててくれ」
俺はそう早口で言うと、一気に魔力を足に集めて魔力砲を足から出して加速させる。
MAX加速で向かった俺はものの数分でその場所に到着する。
「魔力砲・16連打」
俺は制服を着た高校生くらいの子供?お兄ちゃん?お姉ちゃん?それとも先輩方?が襲われていたので適当に目についたゴブリン共に魔力砲を放ち頭を吹き飛ばす。
「大丈夫ですか?」
俺は一応の心配の言葉をかけて、近くにいた高校生くらいのお兄ちゃん?に声を掛ける。まあ俺の方が圧倒的に子供なんで凄く変な気分だが。
「どうしてこんな所に君みたいな子供が」
おい。この男子高校生、命の恩人に対して何て言い草だ。まあ無理もないけど。それでもイラっと来ますね。助けなくても良かった気がするよ。
「見て分からないのか。ゴブリンの群れに襲われているお前らを助けに来たんだよ。魔力砲・20連打」
そう言って更に近くにいたゴブリンの頭を吹き飛ばす。
そっからものの1分で全部のゴブリンを殲滅した。
「あのう。ありがとうございました」
一人の女子生徒がそう言って俺に頭を下げる。つか。待てよ落ち着いて考えたら先生方見張ってるから死者でなかったんじゃね?
・・・まいっか、もう助けたし。気にしない気にしない。
「何。良いってことよ。それよりもお前ら戦力はいるか?俺含め10人の超戦力は?」
「超戦力ですか?ということはもしかして。貴方様と同じでSクラスの方が味方をしてくれるということですか?」
女子生徒は驚いたようにそう言ったって?ん?何で俺がSクラスって分かったんだ?
あ、そうだ俺今Sクラス制服着てた。すぐ忘れるな。恥ずかし恥ずかし。
「うん。そういうこと。ようは俺達がいる限り君たちには絶対危険な目には合わせない。まあその代わりに俺達に衣食住を提供してくれ」
俺は気が付いたら周りに人が集まっていたのでそう大きな声で言った。
「その程度でいいのですか?」
「ああ。いいぞ。というわけで今からSクラス全員を連れて来るから数十分程待っててくれ」
「はい。分かりました」
女子生徒が代表みたいな感じでそう言ってくれたのでまた数分ほどで皆のいた所に戻る。
「取り敢えず、ゴブリンに襲われていた所を助けた後。Sクラスの戦力を貸すから衣食住を対価として提供してくれと頼んだらオッケー貰えたわ。というわけで行きましょうか」
そっからSクラス全員で走る事20分。
俺が助けた生徒たちのいる所まで到着しました。
――――――――――――
「どうも。こんにちはSクラスの皆さん。私は高等部三年、Cクラちゅの、あ」
さっき俺と話をしていた女子生徒がそう意気揚々と言ってる途中に噛んだ。
そりゃもう盛大に噛んだ。ちょっと可愛いかったです。
「あのう。大丈夫ですか?」
お優しい勇者様もといケイゴが心配をする。まあ見た目が子供なのが残念だけど。これが美青年だったら確実に惚れてるな。流石の女誑しじゃなかった勇者やわ。
「すみません。はい。大丈夫です。では改めまして、私は高等部三年、Cクラスの委員長を務めさせて頂いております。キャロルです。この度はこの森林合宿中に護衛をしてくださりありがとうございます」
そう今度こそきっちりと言いきり、頭を下げた。
しっかし、この娘キャロルちゃんって言うのか。まあ容姿はそこそこで髪は白く三つ編みの眼鏡のCカップくらいだからな。せっかくならば巨乳でいて欲しかったは。まあそんなに上手くはいかないな。
「はい。そうです。その代わり私達に衣食住をお願いします」
ケイゴがそう言う。つかもう完全にケイゴが代表って感じで進んでいますね。子供なのに。まあいっか勇者だしね。
「分かりました。しかし食事に関してですが。魔物もしくは動物を狩って肉を調達してもらえることは可能でしょうか?」
「その程度でした問題ありません。何なら今すぐにでも狩りに行きましょうか」
「それは凄くありがたいです。是非お願いします」
うん。俺はてっきり、一旦断ってもう少し紹介とかお話をして、少し間を置いてから狩りをさせると思ったけど。まさかの今すぐにか。いやはや何というかキャロルちゃん遠慮がないね。
「あ、はい。今すぐにですか。分かりました」
ケイゴも今すぐに行けと言われるとは思っておらず戸惑いながらも自分から言いだした手前、行かないなんていえるわけもなく快諾する。
「じゃあ。誰で行くか、流石にここの場所の護衛もしないといけないし全員は厳しいだろ?」
ケイゴがSクラスの面々に向かってそう言った。
ここはそうだな俺とマッスルトが理想的かな。俺は魔力視で探知が出来るし。マッスルトは荷物運び要因で。
「じゃあ。俺とマッスルトの二人でどうだ?多分だがそれが一番理想的な上に、早く大量に狩りが出来ると思うぜ」
俺は手を上げてそう提案をする。
マッスルトはそれを聞いて頷いてくれている。
「じゃあ。リクトとマッスルトに頼もうか」
ケイゴが代表してそう言ってくれる。皆も異論はなさそうだ。
「では、リクト殿行くでござるか」
「そうだな。マッスルト。サクッと魔物狩っていきますか」
そう言って俺は魔力視の範囲を上げながら森の中に入ってた。
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