㊶ やっぱり猫は猫

『やっぱり猫は猫』という本を、名古屋の風習や暮らしを交えた本にグレードupする。なんてこと出来ないかな?と考えています。

一冊目の『やっぱり猫は猫』は、猫の日常、お風呂に入ったり、お洒落したり、動きや表情を中心に描きました。

結納、結婚、引っ越し、葬式、節句入学式、誕生日、いわゆる冠婚葬祭偏など名古屋独特な風習などを足して二冊目の本にする。

猫の動き。可愛らしさを全面に出して描けたらな〜拙いイラストですがイラストも描きたいな〜


『やっぱり猫は猫』はその昔、二十年くらい前に絵画展のために自分で刷って製版した絵本なんですが…名古屋の暮らしを猫になぞらえて描いたもの。ちょっと上から目線の猫が可愛い。ピンクの表紙の本です。

ずいぶん前からこの本の行方を探しています。でも見つからない。これは大問題。何処にしまったのかなあ〜

原稿はパソコンの中に入っています。もう一度作り直そうかなあ。そう思いながら、それが億劫でそのままにしています。

猫はファンも多いので何度も題材にして手作りで本を作っています。でも実際、家には猫がいないので、昔、陶芸作家さんの助手をしていた頃、その職場にいた三匹の猫が、猫を描くのに必要となった時は、さっそうと登場して、全てのモチーフになっています。

灰色の猫もバイオリン工房カッツェンの猫も全部その時引き出しにしまった猫たちです。

子供の頃、私は多分怖いもの知らずで勇敢な子供だったんじゃないかと思います。幼稚園はお寺の中にあって園庭の向こうに園長さんの家がありました。そこにいた猫を抱こうと近寄ったことがあリます。

大きな猫だったので上手く抱いてあげることが出来なくて、猫に嫌われたことがあります。左目の下に引っかき傷が出来て、多分怖い思いをした。それ以来…私は猫に関わらないと決めたんだと思います。

幼稚園の時の事なのに…未だに忘れないでいる自分がちょっと嫌ですけどね…

苦手な猫なのに、猫は作品に必要だと感じているので無理してちょくちょく登場させてしまうのです。

降りて来ないかなあ〜可愛い猫。降りてきたら急いで絵に描こうと思います。


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