応援コメント

第4話 続・模擬戦」への応援コメント

  •  この度は、【参加作品数1の本棚】へのご参加、ありがとうございます! 早速、ここまで拝読した感想を書かせて頂きますね。

     『鬼の素質』という、鬼の力を得る特別なスキルを持った少年が主人公。彼は夢だった冒険者育成学校へ入学し、最高のクラスに配属される。しかし、なかなかスキルが覚醒せずにヤキモキする日々が続き、ついにはクラス降格の危機が迫る。

     降格回避のために模擬戦をすることになる主人公だが、相変わらず『鬼の素質』は開花しない。結果、迎えた模擬戦ではスキルを自由に扱う相手に手玉に取られる。やがて、誰もが主人公の敗北を確信したとき、ついに“その時”がやって来て…。

     会話文を主体に、テンポよく進む物語。内心のツッコミやキャラ同士の掛け合いが軽妙で、スルスルと読み進めることができました。

     主人公が負けず嫌いなのが個人的には好印象です。馬鹿にされても自分を信じ、いつだって反骨精神を持って立ち向かう。だからこそ主人公に秘められている力の覚醒を読者である私は願ってしまうのだと思います。

     そうして訪れる覚醒の時。そこに至るまでの過程はまさに王道で、読んでいて安心感がありました。覚醒後の模擬戦も胸がすく思いです。

     描写を最低限に抑えていることで、戦闘にとてもスピード感がありました。上述したテンポの良さと相乗効果を生んでいて、超人的な力を持って行なわれる主人公たちの戦闘が生き生きと感じられます。同じことがキャラにも言えて、短いやり取りながらもそれぞれにきちんとした個性が感じられる。おかげで、彼らがこれから紡ぐだろう物語への期待感が高まりました。

     以上が、ひとまず公開されている最新話(ここ)まで拝読した感想です!

     現状、文字数・話数が少ないこと、また、タイトルにある無双の様子がまだ描写されていないこと。その2点から私自身、本作の魅力を把握しきれていないのだと思い、こうして感想という形を取らせて頂きました。

     もうすでに、主人公は鬼の力を覚醒させた様子。ここから圧倒的な力を持った彼の無双が始まるのでしょう。主人公の先祖に秘められた謎、現代にスキルがもたらされた理由、黒神(ヒロイン?)さんを始めとした主人公の周りの人々の思惑などなど…。興味は尽きませんが、多くの作品に触れるために、今回はひとまずここで区切りとさせて頂きます。

     この度は、僅かな分量にも関わらず、テンポの良さやスピード感、キャラ立ちの良さが感じられる素敵な作品をご紹介頂いてありがとうございました! 大門くんが成り上がる覇道を、これからも陰ながら応援させて頂きます。

  • いいね