日本人は肥えた豚に成り下がったのか・・

〈このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、ある経済的大国が極東の一角に残るのであろう・・〉


来る2020年11月25日は、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し割腹自殺を遂げてから50周年を迎えます。三島は自決の4カ月前に新聞に記事を書いてこう訴えていました。

(このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済大国が極東の一角に残るであろう・・)

そして・・

(人間というものは豚にさえなる。国家や社会や人までもが道徳や倫理観を失い、信用さえできなくなった時代に、いったい日本人はどこへ行こうとしているのか? )



正に今・・国家や国民までが道徳や倫理観を失い、国民の民度は地に落ちたのですよ。

何もしない・・何も出来ない日本に国連の国際人権規約委員会が動いたのです。



日本は自浄機能を失って・・

三島由紀夫が予言したとおり・・

日本人は肥えた豚に成り下がったのでしょうか・・


女は、テレビの”裸の少年”にうつつをぬかし・・

可愛ければそれで良いという馬鹿な女たち・・

それを放置する馬鹿な男社会・・

その馬鹿たちを牽引するテレビや新聞・・


こんな事で良いなんて事はありませんよね・・

馬鹿は放置するとしても、我々はどうすればよいのでしょうか?


今の日本を牽引す人たちがいないのですよ。

方向性も何もなく・・

道徳や倫理も形骸化して・・

自分さえ良ければそれで良いという・・

正に肥えた豚に成り下がってしまった・・


「馬鹿は放置するとしても我々に何が出来るのか??」

今、三島由紀夫に突き付けられているような気がします。


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