ダンジョンの存在する現代日本に転生した、運動音痴で人付き合いも苦手な主人公が、自分の代わりに戦ってくれる「人形使い」を目指す物語です。せっかくスキルを購入しても、能力値が足りず人形を作れないなど、最初から都合よく無双できるわけではなく、装備を整え、最弱のモンスターから地道にレベルを上げていきます。
この作品の魅力は、ダンジョンの仕組みやスキルの長所・短所、必要な資金まで、一つずつ丁寧に考えながら進んでいくところです。主人公はぼっちではあるものの、家族との関係は穏やかで、兄から装備を譲ってもらうなど、周囲の助けも借りながら少しずつ前へ進みます。派手なチート無双よりも、試行錯誤や積み重ねを楽しみたい人におすすめの、地に足のついたダンジョンものです。