第38話 缶酷・脳内弥次郎兵衛発動
韓国では反日・反米を唱えれば、反日教育に洗脳された下層国民の四十代以上支持を得られていた、これまでは。今は自国の不人気を疑いSNSで調べると、新聞や学校教育によって真っ赤な嘘を刷り込まれてきたことに気付かされる。韓国の政治は、思考が真逆の南奉行と北奉行が代わる代わる訪れ、安定しない状態にあった。
前大統領のムンが最悪だった。経済音痴で国民の顔色ばかり見て、外資は勿論、自国の企業の生業を無視して、労働条件や賃金アップを行い、企業の業績は不振の谷に落とされ、収益を上げられずリストラの果てに崩壊していった。外資は、採算の取れない現実を呆れた顔で眺めつつ、次から次へと撤退していく。厳しい受験戦争を勝ち抜いた先に待っていたのは、就職難。企業は、実績に直結する即戦力を必要としていた。新卒者にはそのスキルはない。難関突破の先には、企業が必要としていない人材として無視される始末。
韓国と言う国は、中国に劣らない「見栄」の国家だ。中国は、安かろう悪かろうと債務の罠で辛うじて利益を上げてきたが、その奢りから「世界は中国失くしてはなりたたない」と勘違いし、その煽りを受けて、空意地を張って、取引先からそっぽを向かれ、自滅の一途を転げ落ちている。
韓国も同じだ。韓国は世界一だリードしていると豪語し、絵空事を真剣に信じ、霞を喰って生きのびている。しかし、空腹感は、生きてる限り必ず訪れる。その現実から巨大な負の遺産を残してムン前大統領は逃げた。感情的な国民は、自分たちが選んだムン大統領の失態を見ることなく、共に民主党は反日を謳い乗り切ろうとしたが現実を突きつけた国民の力のユン大統領に希望を託した。しかし、議員選挙ではやっぱり反日・反米を捨てきれない民族は、共に民主党を支持し、現実を直視し、正道に戻そうとしたユン大統領は評決で動く事が出来ず、地団太を踏む始末。ユン大統領はこれは国家の最大の危機と感じ、自分を信じ投票してくれた国民が反対勢力に加担するはずがないと選挙の不正を疑い、戒厳令を発令して闇を暴こうとした。しかし、物的証拠がなく、逆に共に民主党に「拘束」の機会を与えることになってしまった。共に民主党は裁判官や警察上層部に深く関与しており、まさかの「逮捕」かとまでユン大統領は追い込まれた。
SNSで情報を得る者たちが真実と現実を拡散させ、働き口に悩む若者たち不安を中心に共に民主党が敷き詰めた洗脳を少しづつ、解き始めた。
無教養で洗脳された者たちは、反日を掲げれば溜飲が下がり、満足する単細胞だ。しかし、イベント感覚で選挙を盛り上げ、正しい認識を持つ者を「敵」だと決めつけ弾圧していく。愚かな若者は逝く先を考えず今が楽しければそれでいいとばかりに誤った先導を追尾する。過ちを認めたユン大統領をデモで「裏切り者」と罵ることで憂さを発散させていた。自宅に帰れば悲劇の前途に藻掻く毎日。ユン大統領を支持する者たちは今までと違い、国家存続の危機と現状を捕らえ、戦い続けた。その運動により洗脳が溶け始めた者に現実を突きつけた。
反日を掲げる共に民主党のイ・ジェミョン次期大統領候補支持者は、罵声と暴力でユン大統領派に立ち向かうが、論理の世界では歯が立たない。応えられなくなれば感情的な国民性は、議論を放棄し、暴言を残して退くしかなかった。
圧倒的な支持を得ていた共に民主党は未来の政策を出せないでいた。むしろ悪化の一途を辿っていることに共に民主党内の議員も気づき始めた。その結果、大統領気分でいたイ・ジェミョンの支持は急落し定いた。それに危機感を感じたイ・ジェミョンは急に親日・親米を打ち出し、無策を国民に露呈した。同時に世論調査が不正に操作されているとオンライン上の監視強化を訴え始めた。日本でも同じことが起きている。今やテレビや新聞が嘘をついていることは白日になっている。世論操作を行っているのがマスゴミだと日本では知れ渡っている。韓国もその一歩を踏み始めた。反日を謳えば支持を回復できる今までの韓国とは様子が変わってきた。
SNSの仮想空間ではなく、デモという現実の力は、多くの国民に真実を伝えるものとなっている。日本では財務省が標的のデモが行われているがマスゴミは一切報じないのと似ている。
韓国国民は、経済政策の失敗や外交問題の対応のちぐはぐさを澄んだ目で見始めている。やっと、なぜ、自分たちが苦境に立たされているのかを考えるようになってきたように感じられる。嘘に嘘を塗り固めた歴史や風潮を真摯に受け止め、変わろうとする思いへとつながることを期待するしかない。
共に民主党の公約は選挙対策のものであり、実際に実現されることはないとわかってきたようだ。日本の場合は、「高校無償化」を掲げ国民の人気を得ようとするが、その裏では定員割れの高校救済と外国人を招き入れる方策であることを隠している。真に日本国民を考えるのであれば、「日本国民に限定」、帰化なども認めないか厳重な審査のうえで行う項目が抜けている点だ。
韓国も米国も日本も「民主党」と名の付く政党は、上部ばかりで中身は、腐っている場合が多いから注視しなければならない。曖昧な政策は実行力を伴わい。それは後世、近い将来に重い錨として進歩を妨げるのに違いない。
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