第33話 存在が嫌い

 バトル海で中酷の貨物船が意図的に海底ケーブルを切断した。大型船が錨を海底に沈め航行することは考えられない。しかもGPSからも貨物船は海底ケーブルの真上を明らかに探りながら航行しているのが確認されている。今までも台湾海峡で幾度も同じ行為を行っている。今回はその発見が早かったので、近隣諸国の軍によって貨物船は包囲され身動きできない状態にある。中酷の特許庁によって公開されている特許申請には、船のアンカーに取り付けられた切断装置が記載されている。今回のバルト海の海底ケーブル切断は、西側諸国の重要なインフラの安全性を脅かすものとなっている。海底ケーブルが切断された時間、貨物船の信号発信装置が切られていたことも意図的だとされている。リトアニアは中酷の不誠実な対応に大使館職員を追放した。

 中酷は嫌がらせしかしない。そこで自己を示し、威圧な態度に出てくる。強酸党は共に幸せになる目標を完全に見失っている。そんな彼らが共存共栄など理解できるはずもない事を改めて認識するべきだ。

 暴れた獣には、鉄槌で覚えさせる。虐待ではなく「躾」だ。知的水準が低い場合は、「体感」で覚えさすしかないのが現状だ。

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