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草枕

草枕

夏目漱石/カクヨム近代文学館

おすすめレビュー

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★★★
★7
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 佐々木広治
    75件の
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    ★ Good!

    どこからどのように

    小説とはどこからでも、どのようにでも読んでもかまわない。画工の言にある。画工の非人情の立場からのものだが。
    それが何十年も前に読んだ私のなかに印象に残っていた。
    そしてどこに出てくる文句であるのか忘れていた。
    金井美恵子の『兎』を読んだとき、その冒頭を読み、連想されたものだった。冷静に考えてみれば、関連などないのだが。
    本作は、冒頭のみ有名であるが、なかにも、おなじく名調子な部分がある。
    それだけでも読む価値はあるだろう。

    • 2023年9月15日 10:56