第10話 パープルシャドウ

パープルシャドウ





街の灯りがふたりを引き離す


赤いルージュを置き去りに


女はいつも涙を見せて


残り香だけが肌身に沁みている


パープルシャドーのあなたに逢って


ふたりのサインがリズムを刻んで


恋するハートがムードを奏でて


夕べの囁き忘れられない






唇あわせたコリンズグラス


絡めた指を結びつけ


やさしいフェイスに誘われて


あなたのそばへ近づいていく


パープルシャドーのあなたが好きよ

 

ふたりのセンスがリズムを刻んで


恋するハートがムードを奏でて


恋の香りが心酔わせる





ウイングロードが飾りをつけて


街のネオンが映りだす


恋した女はワインを飲んで


酒場の隅で思い出探し


パープルシャドーのあなたが欲しい


ふたりのマスクがリズムを刻んで

恋するハートがムードを奏でて


今夜のあなたに夢を叶える

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る