マンホールへの応援コメント
ショ◯ス✨!!あの鳴き声が聞こえたら…
……終わりだッ!
作者からの返信
このお話には元ネタがあります。というのも、今年の梅雨時に実際にマンホールの上で蹲っている男性を見かけたんですよね。折りたたみ傘を横に置いて、一生懸命にマンホールに顔を推し当ててるんですよ。ちょっと異様な光景でした。「具合が悪いのかなぁ」とも思いましたが人気のない道でしたし、結局は素通りしてしまいました。
今にして思えば、おそらく側溝に何かを落としてしまったのでしょうね。で、一生懸命に探していたというのが真相だったなのだと思います。と言おうか、そうであってほしいと信じたい自分がいます。ちょっと不思議な街に住んでいるのですよ。幽霊とかは見たことないんですがね(笑)
尿袋への応援コメント
ショゴスは好きな生き物なんですが。
尿袋に……w 確かに、臓器の一つと言われれば
信じそうな見た目ではあります。>ショゴス
作者からの返信
ちょっと官能的な小説を書いてみようと思い立って書きました。こういう欲求に突き動かされることが屡々あり、これに似たアイデアの小説を色々と書いていたりします。〈官能的〉や〈悍ましい〉といった評価をいただくことが度々ありますが、このような思考回路に起因しているのかなぁ、と感じております。
作中に登場する奇書はお気に入りだったりします。この辺りの道具立ては芥川龍之介の「煙草と悪魔」の発想を参考にしています。そうだったと朧げながら記憶しております。
熟柿への応援コメント
【輾転草・令和百物語】の「女郎蜘蛛』を
ふと、思い出してしまいました。
化野には色んな魔物が蔓延っているのですね。
作者からの返信
やはり、自分は王朝小説が好きなんだなぁーーと実感しております。現代文も好きなんですが、王朝小説を書いている時は無性にワクワクしてしまうのです。尤も自分は歴史を研究しているわけではないので、ある程度の無責任に甘えている節はあるのでしょう。踏み越えてはならないラインをいつも気にしております。
現在、手掛けている小説も王朝物です。しかも、かなり込み入った背景を持つ事件を題材にしていて、自身の不勉強を呪いながら頭を悩ませていたりします。「自分は歴史小説ではなく、王朝小説を書いているのだ」と言い聞かせながら、今日も元気に原稿用紙に向かっています。
蟬への応援コメント
これが銃後の会話なのかな、と想像してみると、
境内の蝉の声が更に凄みを帯びて来る様な…。
作者からの返信
素数蝉というものがあります。数年前に大量発生して問題になっていました。その時のことを思い出しながら書いた記憶がございます。自分は蝉に対して恐怖心を抱いていて、他の虫は大丈夫なのですがこればかりはどうにも苦手なのです。その嫌悪感が文章に滲み出ているなぁ、と読み返していて思いました。
「A=B、B=C。即ち、A=C」という論法はかなり使い勝手が良いもので、私はしょっちゅうこれに当て嵌まる物事を探しては屁理屈を捏ねようとしています。意外な逆説が見つかったりして、小説のネタとして活かしてみたりしております。小説について考えない日はないんじゃないかなぁ。
訶梨帝母への応援コメント
彼女が漸く息を吐けるのはもう少し、少なくとも
10年単位で先になるのでしょう。この一瞬の
積み重ねを問われるのも、まさにその時…。
作者からの返信
育児に悩む母親に寄り添うような作品を書きたかった記憶があります。二児の母親である妹にエールを送るつもりで書いたのですが、悲しくなるだけで応援されている感じがしないと辛口(?)な感想を貰ってしまいました。読み返してみて、「確かに救いがないなぁ」と自分でも思ってしまいました。
悲劇を書くのは得意ですが、いまだに喜劇の書き方が分からないままでいます。まあ、クトゥルー神話を題材にして書いた物語集なので致し方なしとは思うのですが、少しばかり引け目に感じていることでもあったりします。だからこそ、喜劇を書ける作家様のことを尊敬しています。このことについては私のブログ(のようなもの)でも書いていますので、宜しかったらどうぞご参考にしてくださいませ⋯⋯。
https://note.com/lucky_elk39/n/n193cb11bdcc5
散骨への応援コメント
森々と、恐ろしい物語です。もしかすると、
これは嘗ての日本に実際にあった事なのでは
…と、思い巡らされます。
作者からの返信
クトゥルー神話で一番好きな神格、クァチル・ウタウスについて書いた作品です。召喚された途端にすべてを灰燼に帰すという誠に恐ろしい神で、抑々、そんな神について記している『カルナマゴスの遺言』とはどんな書物なのか甚だ疑問でもあるのですがーーその自己矛盾(?)を抱えている点も含めて好きしようがなかったりします。
実はクァチル・ウタウスを登場させるTRPGのシナリオを書こうとしたこともあったり⋯⋯。結局、難しすぎて断念してしまったのですが、小説なら何とかなるかもしれないと足掻いた結果として成立した作品です。試行錯誤した分だけ愛着があります。本当はクァチル・ウタウスの姿にも言及したかったのですが、召喚された瞬間に結末に送り込まれてしまう神なので描写できずーー実に残念な思いでいます。難しいですねぇ。
天使の肉への応援コメント
とても美味しそうな料理の場面ですが…。
頂きますの祈りをシュブ=ニグラスに
捧げる、というのが物凄く印象的です。
きっと、暗い森の中の洋館の厨房での
晩餐なのでしょう。
作者からの返信
《グルメ × ホラー》という企画で何か書きたいと思いつき、料理本や映画などを参考にしながら書いた作品ですね。おそらくお察しでしょうが、参考にしたのはトマス・ハリス氏の《ハンニバル・シリーズ》や大石圭氏の『湘南人肉医』などです。また、これは偶然なのですが、執筆している最中に読んでいた綾辻行人氏の『眼球綺譚』より「特別料理」とネタが被ってしまったというハプニングが起こったりしました。
美食小説を書いたのはこれが初めてでしたので、悪戦苦闘した記憶があります。抑々、あまり料理自体したことがないので、「これでいいのかなぁ」と終始悩んでいたことを覚えています。この小説を読んで、少しでも美味しそう――と感じて頂けたら一応は成功したことになるのでしょう。が、かなり冒涜的な内容なので多少なりとも反省している作品だったりもします。
豊漁祈願への応援コメント
ダゴン崇拝は、きっと日本の何処かの漁村でも
あるものだと信じています!
どの話も迚も自然に入り込んでしまう。
「あ…これは!」と思わされるのも嬉しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。このお話はちょっと苦労した記憶があったりします。ダゴンや深きものを書こうとすると、何故か文字数制限を大幅に超過してしまうのですよね。本作は削除と推敲を重ねて漸く完成した作品だったりします。
ショートショートという世界は奥が深いです。筋道が通ったお話をギリギリの文字数で完成させるというのは難しいですね。この小説は事件が起きた年月日にちょっとしたメッセージを込めていたりします。そういう小細工(?)を仕込むのが、また楽しかったりするので困りもんです。ショートショートは己の欲望との戦いです。
竜宮城の夢への応援コメント
油壺マリンパークは昔、行った事がありました。
あの辺りの漁村(?)で生まれたのですが、
胤田さまの作品には何となく懐かしさを
覚えるのです。(いや、ダゴン関係者では
ないんですが…)
作者からの返信
あの辺りは自分も幼少期に遊びに連れられて行ったことがあります。随分と幼かった時のはずなのに、海浜の美しさが不思議と心に残っており、今でも屡々夢に見ることがあります。修学旅行の際に沖縄を訪れましたが、私にとっての海と言ったら油壺なのです。
あれから時は流れ、あの油壺の海の景色がどうなったのか知る由もありませんが、せめて文章にしておきたいなと感じながら、この作品を書いた記憶があります。豊かな海には遍くダゴンの加護が施されているものなのかもしれませんね。
愛猫家の死への応援コメント
ウルタールの猫も鍋島藩の猫も、祟ります。
あんなにか弱く可愛く賢い生き物!
猫を題材にした作品の中ではとても心に残る
ものです。
作者からの返信
このお話は自身でも印象深い作品だったりします。クトゥルー神話の祖であるラヴクラフトは愛猫家だったと聞いております。また、作家は何かと猫好きなもので、夏目漱石の『吾輩は猫である』や谷崎潤一郎の『猫と庄造と二人のをんな』は特に面白い。このお話も先達による《猫小説》を参考にして書いた記憶がございます。ウルタールの猫達による人間裁判という発想は中々に気に入っていたりします。オチもストンとしていて落語的な面白みを表現できたのではないでしょうか。
泥水を啜るへの応援コメント
そう、この譚はとても印象深かったですね。
この究極の状態で静かに狂って行くのか、
それとも冷静を保ち続けているのか。もし
我が身が置かれたら…などと考えて震えた
思い出が…。(※再読中)
作者からの返信
このお話は実話を基調にして書いてみました。お気づきかもしれませんが『福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件』が元になっております。1970年に起きた事件なので、もう半世紀以上前の出来事になるのでしょうか。ヒグマの恐ろしさを物語る事件としては、『三毛別羆事件』と同程度には有名です。
本作品ではヒグマの代わりにクトゥルー神話生物が跋扈しますが、神話生物以上に自然の脅威を書きたかった記憶が朧げながら残っています。あの時は、野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』に影響を受けて、ヒグマによる獣害事件を色々と調べていました。書棚に収められていた事件録を引き出し、後は空想を加えて出来上がった作品です。一番恐ろしいのは、主人公が同窓生の遺体を探しに行く場面でしょうか。それを見つけてどうするつもりだったのか、考えると怖くてしょうがありませんね。
あとがきへの応援コメント
ご自身とご家族との御病気を乗り越えられながら、まえがき、あとがき併せて37話にわたる連載、お疲れ様でした。
読み返してみますと、やはり生理と心の闇に迫ってくるような、ぬっとりとした感触がありました。そのぬめりの彼方に果てしない闇黒が広がっているような……。
敢えて五作品だけ選ばせていただくとすれば、難しいながら「天使の肉」「黄色の戯曲」「膿」「春、山の囃子」「熟柿」あたりが挙げられるでしょうか。
ともあれ、お疲れ様でした。ご家族とご一緒に、落ち着いて過ごされることを願っております。
作者からの返信
久しくご愛顧していただき、誠にありがとうございました。種々雑多な内容の物語を収めた物語集でございますが、本書に収録されているお話の幾つかが、貴方様の胸に響いたことを喜んでおります。自分は書き終えてしまった作品を読み返す習慣が身についておらず、コメントを通して挙げていただいた作品を急いで確認してしまいました。比較的、初期に考案した作品も含まれているので恥ずかしやら嬉しいやら、中々に複雑な心境を味わっております。なにせ、2000文字の物語でございます。言葉足らずな箇所が幾つかございます。完結は致しましたが、随時ご質問は受け付けておりますので、よろしかったらお声掛けしてくださいませ。コメントありがとうございました。体調にはくれぐれも気をつけてゆくつもりでおります。
あとがきへの応援コメント
完結お疲れ様でした。胤田様がクトゥルーも
お好きだと知って喜んで拝読しておりました。
素晴らしい作品を拝読出来て幸いでした。
長くご体調を崩されましたが快癒され、又
ご家族様も退院されたとの事、本当に
良かったです。でも、ご無理は禁物。季節の
変わり目にて呉々もご自愛下さいね…!
【輾転草・令和百物語】引き続き更新を
楽しみにして参ります。
作者からの返信
久しくご愛顧していただき、誠にありがとうございました。約2年9カ月間に亘る長期連載になってしまいました。当初は1年間ほどで終わらせるつもりだったのですが、クトゥルー神話の泥濘に足を取られてしまいました。一話書いてはやり直し、一話書いてはやり直し⋯⋯と繰り返しているうちに37話まで書いておりました。なにせ、種々雑多な物語を集めた小説集でございます。すべてを愛してくれとは申し上げません。が、この中に収められた物語の一つでも、貴方様の胸の内に留まってくれることを密かに願っております。今後も体調を崩さないように気を引き締めていきたいと考えております。ありがとうございました。
編集済
虫瘤への応援コメント
百日紅は化けると思っていましたが、なる程
そんな来歴があったのですね。とても興味深く
拝読致しました。
※クトゥルー神話は大好きで、この世の神秘と
思っております。和の雰囲気からのクトゥルー。
素晴らしいと感銘致しました!
作者からの返信
我が家の近所の公園に素晴らしく美しい百日紅の木があり、それに感化されて書いた小説が本作になります。百日紅の木に限らず、樹木に対して妖艶な印象を抱いてしまう――そんな密かな嗜好を表現してみようと考えながら書いた記憶があります。
「蟲瘤」は前作の「百日紅の蜜」と地続きになっている作品で(無論、本作だけでも楽しめるようになっていますが)、合わせて読んでいただけると幸いです。《シャッガイからの昆虫》や《ザイクロトルからの怪物》など、クトゥルー神話ではお馴染みの生物を題材にしております。
反省点としては、クトゥルー神話に関しての知識が必要になってしまった作品ではあることが挙げられます。これに関しては、「抑々、ニッチな題材を扱っているので、ある程度の限界はあるのかなぁ」とも思いますが⋯⋯もっと親しみやすい書き方もある気もしますし、中々に難しいところでもあります。これを機にクトゥルー神話に対して興味を抱いていただけると幸いなのですが、ラヴクラフト先生に申し訳ないとも思っております。諸先生方の力を借りなければ、楽しめない作品もどうなのかなぁ、と反省せずにはいられない⋯⋯そんな感じです。
バースディへの応援コメント
ここは何の胎内だったのでしょう。
誕生した時、彼は何として外界へ産まれ出るのか……。
作者からの返信
本作品は《輪廻》が主題となっています。主人公は「生きることに飽き始めていて」という漠然とした記憶を持っています。望んだり、生きることに飽きてしまうことから絶望は始まります。江戸川乱歩は度々このような思考に陥った人物を描いていますが、本書の主人公も「現実を生きているという感覚を忘れている」ような人間です。乱歩が書いた犯罪者のごとく、彼もまた致命的な過ちを犯してしまいます。テキストには明示的説明がされていませんが、彼が選択した道は何となく察していただけるかと存じます。
さて、命を粗末に扱った者が辿る冥府への道とは、どのような場所なのか。クトゥルー神話に登場する邪な神々が彼に与える試練とは何なのか。お察しの通り、主人公が辿る道は《胎内》を想定しています。腹に刺さった杭と鎖は《臍の緒》の寓意でもあります。が、彼は自らの身を損なわなければ、この地獄めいた場所から生還できません。主人公が目覚めた場所は《胎内》であり、また《冥道》でもあるのです。「生きるも自由。死ぬのも自由。ただ一度だけチャンスをやろう」。それが、邪神が主人公に与えた試練、或いは邪神にのみ許された遊戯なのです。
本来ならば、もっと詳しく描写したかったのですが、様々な制限から断念せざるを得ませんでした。この場を借りて、補記とさせていただきます。コメントしていただき、誠にありがとうございます。「もう少し、語りたいなぁ」と考えていたので良い機会となりました。2000字の小説は難しいですね。今後も研鑽を重ねていきたいと考えております。
魔列車への応援コメント
ひたすら謎めいた悲鳴をあげる肉の列車、その影にかすかにゆらめく主人公の心の闇が、なんともおぞましさを感じさせます。
作者からの返信
今作品は「踏切」というお題を提示されて書いた作品です。身内間で行われる緩いお題企画なので、いつの間にか「電車」、或いは「列車」という内容に変わってしまったのですが――そこは反省点ですね。
度々、私はネタ出しに困った時は身内にお題を出してもらい、そこから空想を膨らませて書くということをします。ラストスパートに差し掛かり、ネタに困っていた時期なので、屡々こういう企画(?)に基づいて書いた作品があります。
「これは何というお題を元に書いた作品なのかな?」と推理しながら読んでいただけると面白くなるかもしれません。九月下旬まで毎週土曜日に更新いたしますので、よろしかったらお楽しみくださいませ。
脈動する白への応援コメント
新作は、またひときわ悍ましいですね……生理的嫌悪感が皮膚からにじみ出てくるようで……。
健康を保とうとされるのはさぞかし大変かと思いますが、執筆をとおして胤田さんがお力を得られるようであれば……と願っております。
作者からの返信
ありがとうございます。今回の作品は久し振りなので、「悍ましさを増したものにしたいなぁ」と考えておりました。
《皮膚の下に何かが潜んでいる》という要旨の作品は何度か書いていましたが、やはり強迫観念じみたものがあるのでしょう。普段からこういった悪夢を見ることが屡々あります。面白いと感じて下さったなら、少しだけでも昇華できたのかなぁ、と考えております。良かった、良かった……。
そうですね。やはり書いていないと落ち着かないところがあります。こればかりはしようがないと割り切っています。無理しないように気をつけていきたいと考えております。応援、ありがとうございます😊
山颪への応援コメント
大いなる邪神…きっとあちこちにその隠れたる
神殿があると思っています!!
作者からの返信
執筆に困った時に仲間とよくやる遊びがあります。簡単に言ってしまえば、単なる〈お題出しゲーム〉です。目についた物や頭に浮かんだ事を単語(なるべく一般名詞が望ましい)にして挙げてもらい、そこから想像を膨らませて小説を書くという戯れです。本作品もそういった苦し紛れの足掻きから生まれた小説です。
本作品のお題は〈風車〉です。「ふうしゃ」と読むか「かざぐるま」と読むかの指定はありませんでした。私は天邪鬼なところがあるので、迷わず一般的でない後者を選びました。限定的されたアイテムの方が照準が定まって書きやすいこともあります。今回は比較的書きやすいお題でした。名詞となる単語なら何でもお題になりますが、概念や観念といった手で触れない物事になると途端に難しくなります。想像が膨らみすぎて収集がつかなくなるからです。機会があったら、是非試してみてくださいませ。