第13話 巡ってなぜ自分の処に?(続編)
前回からの続編と言うわけで、
前回は、俺の仲間の一人が書いてくれたんだが。
今回は、俺、ジャンからのお話だ。
随分前から、書こうと考えていたテーマでな。
暫し、お付き合いを。
さて、今、自分が目にする物や、
聴く物、または、巡り巡ってやってきた話とか。
日々いろいろとあるだろう。
何気なく開いた雑誌。
手にした本、漫画
映画や、音楽
これらは、ホントに何気ない。
だってそうだろ。
今聴きたい楽曲。
今見たい漫画、映画
気になる事だから、興味がある。
そんなもんで日々皆は、お手軽にスマホや、パソコンなどから、情報を入手したり、
又は、行き着けの喫茶店や、飲食店等で耳にしたり。
そして、友人から聞いた話とかさ。
別に自分事ではなくても、なんか気になったり。
こんな事は日々いくらでもありそうだよな。
でも。。。
案外、そんな事がメッセージだったり。
自分に対する気づきだったり。
偶然な事もあるかもしれないが、
ほとんどが、意味があり、自分自身の元へやってくる事が多い。
ユリナに至っては、かなり幼い頃から、見せたり、聴かせたりだ。
特に、ユリナを守護しているご先祖様や、神仏様方々は、ユリナがすっごくハマった漫画、音楽でメッセージや、
学んでほしい事を読ませたり、
聴かせてきたと言える。
学園物の恋愛漫画から、異世界の話やら、多種多様に渡り、
人の真理や、考え方、捉え方など
特に感受性の強いユリナに合わせて
相手の感情面を学べるようにと。
その題材になるストーリー等をこちらでチョイスし、ユリナには見せてきた。
それは、直接ユリナにではなく、
兄妹が読んでいるものだったり、
友達だったり。
また、通う学校や、職業なども、
かなり意味があったりする。
今のこの時に目にしたり、聴いたりする事は大事な事が込められている事が多いもんだ。
最後にひとつ。
ユリナは何年か前に母親を亡くしているのだが、この時の事を少し。
まだ、母親が健在な時、ポストに入っていたチラシ広告。
ユリナは、なぜかそのチラシ広告を取っておいた。
いつもならば、直ぐに捨ててしまうのに。
そして、そのチラシ広告を取って置いて一年後に母親は、いきなりの余命宣告を受け、ご霊界へ。
もう、お解りだろう。
その何気なく取っていたのは、
お葬儀屋さんのチラシ広告だったのだ。
まだ、当時この土地に引っ越したばかりで何もよくわからないユリナ達の為にこちらが、手にさせ、取り置きさせていたわけだ。
母親をこちらへ還す事が決まっていた為である。
何気ない事にこそ、意味がある。
皆さんの周りには、どんなメッセージが込められているだろう。。。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。