2025年11月24日 19:05
成人式への応援コメント
私自身も父親とは決して、お世辞にも尊敬し合えるような関係とは言い難く、年を重ねるにしたがって確執も増えてきたこともあり、色々な意味で沁みるストーリーでした。私のケースは、多分第三者の視点なら「何の不満があるのか」と突っ込まれること必至で、少なくとも本作のように暴力を伴うような父親ではないのですが、色んなところで色んな人の家の話を仄聞する限り、一部の幸運な親子関係を築いている方を除けば、本作は世界中の父親と息子に共通の、愛とも憎とも言い難い関係性を如実に描いた物語なのではないかと思います。「クソみてえだよ、全部よ」とかわめきながら父親の墓を蹴り続けるシーンとか、なんか泣けてきますね。断じて後悔とか追慕とかの念から、ではないです。あえて書くなら共感でしょうか。世の中の全ての息子は、父親の墓を蹴っ倒さなければならないんだろうなと思います……などと書いたら、あまりに話を安っぽくし過ぎているかもしれませんが。読了後に見返してみると、冒頭のブレイクの詩がこれまた泣かせますね。そして、何と言ってもタイトルが秀逸だと思いました。このタイトルでエピソード全体を過去形のものとなり、とにもかくにも主人公はその先へ進んだことが暗示されます。それが救いであるかどうかはともかく、一つの物語にしっかり決着をつけたその姿勢に、作者本人の覚悟のようなものを感じました。ところで体調を悪くなさっておられたとのこと。私からはこのような感じで忘れた頃にふらっと寄って無駄に厚ぼったい感想を送るぐらいしかできませんが、どうぞご自愛ください。頻繁にはいかずとも、また寄らせていただく所存です。
作者からの返信
湾多珠巳 さん御清覧とコメント、ありがとうございます当たり前のことですが、小説である以上フィクションであり、作者の人生をそのまま反映させたものではありませんとは言い条、無からつくりあげたまったくの嘘というわけでもないのですが>私のケースは、多分第三者の視点なら~当人の裡では身を破裂させんばかり切切とした情が渦巻いているにも関わらず、他者からは冷笑ひとつで済まされてしまうということはよくありますね>世の中の全ての息子は、父親の墓を~もちろん比喩としておっしゃっているのでしょうが、何らかの形で父親とは決着をつける必要はあるのでしょうね。父が生きていようと死んでいようと>冒頭のブレイクの詩~いま見返すと、ブレイク、父親、精神的彷徨というのは、大江健三郎の丸パクリというかエピゴネンというか、てめえでもひどいもんだなとは思いますが、斯くタイトリングだけは些少ながら自信を持っています>ところで体調を悪くなさっておられた~いちおうは元運動選手であり、身の岩乗さにはやや自信があったのですが、これも加齢か、老耄はなはだ、相当ウロがきています。歳をとるのは嫌なことです読者のかたがたからいただくレスポンスが、励みになります蹉跌なければ12月に新作を投稿しますよかったら読んでやってください感謝
2023年3月15日 14:11
自主企画参加ありがとうございます!読ませていただきました。好きです!ダメな父親が、彼なりに自分を愛していたと理解してしまってから本当のファザコン道が始まりますね。最後らへんの自棄な感じを意識的に演じてしまっている主人公も好きでした。
たつじ さん御清覧とコメント、ありがとうございます『すべて孤独は音もなく倒れる』にもレスポンスを頂きまして、幸せ甚だでございます感謝
成人式への応援コメント
私自身も父親とは決して、お世辞にも尊敬し合えるような関係とは言い難く、年を重ねるにしたがって確執も増えてきたこともあり、色々な意味で沁みるストーリーでした。
私のケースは、多分第三者の視点なら「何の不満があるのか」と突っ込まれること必至で、少なくとも本作のように暴力を伴うような父親ではないのですが、色んなところで色んな人の家の話を仄聞する限り、一部の幸運な親子関係を築いている方を除けば、本作は世界中の父親と息子に共通の、愛とも憎とも言い難い関係性を如実に描いた物語なのではないかと思います。「クソみてえだよ、全部よ」とかわめきながら父親の墓を蹴り続けるシーンとか、なんか泣けてきますね。断じて後悔とか追慕とかの念から、ではないです。あえて書くなら共感でしょうか。世の中の全ての息子は、父親の墓を蹴っ倒さなければならないんだろうなと思います……などと書いたら、あまりに話を安っぽくし過ぎているかもしれませんが。
読了後に見返してみると、冒頭のブレイクの詩がこれまた泣かせますね。そして、何と言ってもタイトルが秀逸だと思いました。このタイトルでエピソード全体を過去形のものとなり、とにもかくにも主人公はその先へ進んだことが暗示されます。それが救いであるかどうかはともかく、一つの物語にしっかり決着をつけたその姿勢に、作者本人の覚悟のようなものを感じました。
ところで体調を悪くなさっておられたとのこと。私からはこのような感じで忘れた頃にふらっと寄って無駄に厚ぼったい感想を送るぐらいしかできませんが、どうぞご自愛ください。頻繁にはいかずとも、また寄らせていただく所存です。
作者からの返信
湾多珠巳 さん
御清覧とコメント、ありがとうございます
当たり前のことですが、小説である以上フィクションであり、作者の人生をそのまま反映させたものではありません
とは言い条、無からつくりあげたまったくの嘘というわけでもないのですが
>私のケースは、多分第三者の視点なら~
当人の裡では身を破裂させんばかり切切とした情が渦巻いているにも関わらず、他者からは冷笑ひとつで済まされてしまうということはよくありますね
>世の中の全ての息子は、父親の墓を~
もちろん比喩としておっしゃっているのでしょうが、何らかの形で父親とは決着をつける必要はあるのでしょうね。父が生きていようと死んでいようと
>冒頭のブレイクの詩~
いま見返すと、ブレイク、父親、精神的彷徨というのは、大江健三郎の丸パクリというかエピゴネンというか、てめえでもひどいもんだなとは思いますが、斯くタイトリングだけは些少ながら自信を持っています
>ところで体調を悪くなさっておられた~
いちおうは元運動選手であり、身の岩乗さにはやや自信があったのですが、これも加齢か、老耄はなはだ、相当ウロがきています。歳をとるのは嫌なことです
読者のかたがたからいただくレスポンスが、励みになります
蹉跌なければ12月に新作を投稿します
よかったら読んでやってください
感謝