適応障害からうつ病を発症した、作者様の闘病エッセイ。
拝読すると、誠実な生き様と豊かな感性で日々の思いついたことを美しく綴られる素敵な方だということがわかります。
ストレスフルな現代社会で、適応障害もうつ病も罹患する人は多いと聞きます。
真面目に誠実に頑張ってきた人が我慢を重ねて、その我慢がもう耐えられなくてかかるのかなと思います。
ただ、一度かかると回復するには長い時間がかかるそうなので、頭や体が思ったように動かなくてすごく辛いと思います。
その状況を受け入れながらも、大切な家族とともに真摯に生きていく作者様の等身大の姿に勇気をいただきました。今病気で苦しんでいる方はもちろん、学校や仕事でしんどいと言う方、ぜひ読んでみてください。
死んでしまったら、もう鬱の世界を愉しむコトなど出来ない。
鬱は人間の一部の性格みたいなモンで、誰しも鬱を内に潜ませて生きて居る。ただソノ度合いが酷いか、酷く無いだけの違い。
「チョットちょっとチョットぉ!何でソンナ良い加減なコト、描けるのさぁ!?」
何を隠そう、この僕たんも激躁鬱保持者らしく、タイプⅠとタイプⅡのミラクルな世界を旅をして居るからです。
毎回、精神科医と接見すると、「チミは本当に躁鬱病を抱えて居る患者だからね。」と釘を刺されるが、絶対に自分を病人とは認めない僕たん。ただ薬はブースターみたく大事。
ラムネ感覚でポリポリ噛んで食って居る。
『病人と云う健常者。健常者と云う病人。』
鬱は個性、躁も個性。地球人ミンナ病んでいる。
「だからドンとウォーリィ。」
毎日を鬱と共に楽しく、良い加減且つ適当にフラフラひらひら生きて頂戴。
レビュータイトルの通りです。
私がレビューを書く際は小説・エッセイ問わず、宣伝の助力を目的としていいところ・セールスポイントを書くのですが、
この作品にはそれがそぐわない気がして、ただ率直に感想を書かせて頂きます。
飾らない、かつ的確な言葉選びが、胸に突き刺さります。読んでいる私に伝わる痛みの何倍、作者様は苦しんでいるのだろうと思いを馳せてしまいました。
しかし、作者様は常に、社会や生活といった目の前の現実、自分自身と向き合っておられる。そして、生きるために考えておられる。
その真摯な生き様が文章から伝わり、勝手に勇気を頂きました。
「オススメレビュー」という形からズレるような気もしながら、少しでも応援の形を示したく、書かせて頂きました。
執筆活動・人生共に、作者様を応援しております。