ざっくり言うと、
前世での人生だと逃げ続けてばっかりだったので、生まれ変わった今世では努力して生きていく、と言ったテンプレ…ですが、この作品を「テンプレかよ」と一蹴するのはあまりにも勿体なさすぎる良作です
この作品の最大の魅力は、『術』などの解説がとても分かりやすくされており、この作品に対する『没入感』がとにかくすごいことだと思います。
誤字脱字などもほとんどなく、上記で言った説明もくどくなく、文字通り、「伸びる作品」だなと納得しました。
唯一自分がこの作品に求めていることは、イチャラブ…ですかね。まぁそれも高校生辺りまで成長したら自然と出てくるでしょうしそこら辺も楽しみな作品ではあります。
ぜひ目を通してみてください!
読み続けていて、いつも感じるのですが、非常にキャラが立っています。特に怪異側の個性がつんつんに尖っていて、非常に魅力的です。壊れている感がとてもいい具合に表現されていて、ぐぐっと引き込まれてしまいますね。
それにいろいろな魔術体系をまとめるのは苦労されたと思います。世界観も設定もよく考えられていて、作者さんの思い入れを強く感じる作品です。
もちろん、物語もとてもよく練られていて、ストレス無く読み進める事ができます。妖術関係の作品はどうも幼児化傾向の作品ばかりで、うーんと思っていましたが、この作品は「子供がチートで凄いんだ」というだけでなく、物語としてしっかりしているので、まだ読んでいない方は、読まれることをお勧めします。