「その為に」#言葉の添え木より
願い願われ、あなたを忘れていく。どこにも書かれていずとも歌う人もいなければ思いを馳せる人もない。十把一絡げ、ひとりひとりを思う人はいない。それでも誰かが「忘れたくない」と思うなら、その為に〝歴史〟という言葉を作ったのだろう、と
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