時を経て、あのときの親の気持ちが分かる…ってありますよね。
柄に込めた想い、その子に合わせて選んだ色味。ほかと違うって突っぱねるんじゃなくて、誇らしげに思うって受け止め方が素敵だし、いい親子関係だなぁと思いました。
親から子へ、子から孫へ、受け継がれてゆく想いにじんわりしました。
あとお着物の手触りまで伝わってくる描写がすごかった!
作者からの返信
さかなさんありがとうございます!
代々伝わっていくものにロマンを感じる人間なのでついついテーマとして据えてしまいがちなのでした。
大人になって分かること見えることもありますし、反面子どもの自由さや想像力の豊かさを羨むこともある。
ですが主人公は割と真っ直ぐ大人になったようです。
着物の手触りを、あの短い描写で読み取り感じられるさかなさんがすごいんですけどね。
でもうれしいのでこれを励みにまたゆっくり書き続けようと思います!
私の出したお題だー! お待ちしてました!
絹の生地って保管が難しくて神経使うって言うか、たとう紙包み開くときもドキドキしちゃいますよね。(絣か紬か忘れたけど紺色の羽織を一応一着持ってはいたり)
孫が着られる状態でとってあるって素晴らしい……(*´ω`*)
独得の色味への言及がまた、「人と同じでない事」を屈託なく受け入れて楽しめる、この母子二代の性格や気風をさりげなく語っていて素敵でした。
作者からの返信
冴吹さんお待たせいたしました!!
着物(特に絹)は保管が本当に難しくてたとう紙を開くときはちょっとした恐怖を抱きますよね……。すばらしい羽織を持っていらっしゃるならこれを機に様子を見てみてもいいかもしれませんよ!羽織もきっと喜んでくれるはず。
着物が好きな母だからこそ定番にとらわれることなく我が子に似合うものを選べたんだと思います。
ちょっと体力がなくて短めになってしまったのですが、これ以上書いても蛇足という気もしていたので今書ける最大限のお話をかけたのかな?と冴吹さんのコメントを拝見してほっとしております。
今回は素敵なお題をありがとうございました!