《資-2》年表① 小惑星への移民 (250309改稿 β)

〘履歴〙

・241123改稿

・250309改稿 β 主に書式の修正


 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<年表>

日付   事象                         マヌエル

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<現実世界>

1998/11/20 国際宇宙ステーション組立開始。

2003/05/09 はやぶさ1号 打上げ。

2010/06/13 はやぶさ1号 地球帰還。

2011/07/01 国際宇宙ステーション完成 。

2014/12/03 はやぶさ2号 打上げ。

2020/12/06 はやぶさ2号 地球帰還。

2030/12/31 国際宇宙ステーション運用終了。


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<[月は無慈悲な夜の女王]に続く未来>

■2035年 

・月面基地建設開始 パシフィックシティ アメリカ、日本、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、台湾、香港、タイ、フィリピン、インド。


■2037年

・月面基地建設開始 ロシアシティ。


■2039年

・月面基地建設開始 チャイナシティ。


■2040年 マヌエル(■0歳)

・月面基地建設開始 ヨーロッパ・シティ 「欧州宇宙機関(ESA)」。


■2045年 マヌエル(■5歳)

・世界連邦設立。


■2056年 マヌエル(■16歳)

・月面基地パートナーシップ協定締結により、ルナシティ設立。

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<月は無慈悲な夜の女王>

2075/05/13 マヌエル(■35歳)

・革命会議 スチリヤーガ・ホール

2075/05/14

・革命の計画概要が出来上がる。

2075/??/??

・波の海の地下 レールガン建設開始 極秘。

2076/03/?? マヌエル(■36歳)

・波の海の地下 レールガン建設完成 極秘。

・レールガン軌道制御用コンピューター「ディブジュニア」起動。 

2076/05/19 マヌエル(■36歳)

・指導者アダム・セレーネが、映像付きで全自由月世界に演説する。

2076/??/?? マヌエル(■36歳)

・ベイカー少年探偵団誕生。

2076/07/04 マヌエル(■36歳)

・アダム・セレーネ独立宣言(2076/07/04) 。

2076/10/?? マヌエル(■36歳)

・月世界暫定政府発足・地球に対する輸出停止を決定。

 総理大臣・外交問題に関する国務長官 ベルナルド・デ・ラ・バス教授

 議長 フィル・ニールセン

 臨時議長 ワイオミング・デイビス

 外務次官・防衛大臣 オケリー・デイビス将軍

 情報大臣 デレンス・シーハン

 情報省に於ける特別無任所大臣 スチュアート・ルネ・ラジョア全州選出大臣

 経済財政担当長官(敵国財産管理者)ウォルガング・コルサコフ

 内務及び安全大臣 クレイトン・ワタナベ

 無任所大臣及び総理大臣特別顧問 アダム・セレーネ

2076/10/12 19:00  マヌエル(■36歳)

・世界連邦が旗艦1隻・輸送船6隻・兵隊を使って月世界市を攻撃。

・2千人の兵士が死亡、月世界人6千人死亡。

・ティコ市とチャーチル市 ガス攻撃を受ける。

・ボン・マルシェ、ジョンソン・シティ、ノヴァレン、

 チャーチル、ティコ・アンダー、チャーチル・アッパー。

・世界連邦の攻撃により、指導者アダム・セレーネ死亡。

2076/10/13 02:00  マヌエル(■36歳)

・地球に対して「ハードロック・オペレーション」 宣告。

・波の海の地下 完成した極秘レールガンを使って巨大な岩を投げる。

・レールガン用コンピューター「ディブジュニア」 が軌道制御を行う。     


2076/10/16 03:00 マヌエル(■36歳)

・「ハードロック・オペレーション」 第1波 実行。


2076/10/16 08:54 マヌエル(■36歳)

・ 巨大な岩が地球に着弾。


2076/10/17 10:00  マヌエル(■36歳)

・「ハードロックオペレーション」 第2波 実行。

・夜遅く 世界連邦が2隻巡洋艦で月世界市を侵攻。


2076/10/18 マヌエル(■36歳)

・大中国が拒否権国家の全部に代わり休戦を承諾。

 休戦条件としてヒマラヤに地球側のレールガンを建設することに合意。


2093年 マヌエル(■53歳)

・休戦から17年後にレールガンが完成。

 <休戦から42年経過>

■2118年 マヌエル(■78歳)

 ・相当な数の若い連中が小惑星帯へ出て行った。


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<小惑星への移民>

■2086年 マヌエル(46歳)

・「ハードロックオペレーション」が地球環境に与えた甚大な被害が、ルナシティと世界連邦との大きな外交問題となる。

■2090年 マヌエル(50歳)

・ルナシティの親世界連邦政党が、世界連邦との親和を唱えて選挙に 圧勝し、ルナシティは再び実質的な植民地に戻る。

2093年 マヌエル(53歳)

・休戦条約に基づき、世界連邦がヒマラヤに地球がレールガンを完成させる。これにより、地球・宇宙間の物資輸送が飛躍的に伸びる。

・世界連邦のレールガンの軍事利用と、レールガンから生まれる利権の大きさが世界的な問題となる。

■2096年 マヌエル(56歳)

・世界連邦に加盟していない国々が、世界連邦に対して、レールガンの非軍事利用・公平な利用権・管理方法・使用料の設定を求める。

・世界連邦が非加盟国の申し入れを拒否し、第5次世界大戦が勃発。

・ルナシティ親世界連邦政権が、地球側の混乱に乗じてルナシティ独立勢力が再興することを危惧し、ルナシティ独立勢力の旗頭と見られるマヌエルを政治騒乱幇助で逮捕する。マヌエル擁護派が、武装蜂起し、内乱触発の事態になる。結果、マヌエルは保釈されるが、その後20年の間、自宅監禁状態となる。

■2100年 マヌエル(60歳)

・第5次世界大戦終結。レールガンの軍事使用を地球内に向けては全面禁止とし、新たに赤道上に衛星軌道間列車を建設する事で合意した。

※:軌道エレベーターと呼ばれていたが、完成後の運用では、乗用・貨物用の大型かご室が連結されて使用されることが想定され、衛星軌道間鉄道(一般呼称:軌道鉄道)と呼ばれるようになった。

■2105年 マヌエル(65歳)

・衛星軌道間鉄道(一般呼称:軌道鉄道) 建設開始。

 ※:軌道鉄道参考情報

  ・カウンターウェイト 太陽系連絡ゲート 96,000KM

  ・火星連絡ゲート 57,000KM

  ・静止軌道ステーション 36,000KM

  ・低軌道衛星投入ゲート 23,750KM

  ・月重力センター 8,900KM

  ・火星重力センター 3,900KM

  ・アースポート 赤道

 ※:太陽系天体間の距離

  ・月と地球の距離 384,400KM

  ・火星と地球の距離 75,280,000KM 

  ・木星と地球の距離 778,412,010KM 

■2116年 マヌエル(76歳)

・ルナシティ親地球連邦政権が、小惑星帯・火星への移民団募集を開始。

・ルナシティ親地球連邦政権が、ルナシティ資本の民間企業に対して、小惑星帯・火星移民団への資金・人・設備の投資を要請。政権支援策として、①投資した金額に応じた法人税控除、②小惑星帯・火星で操業した事業で生じた利益に対して、移民船出発から200年間の法人税免除を提示。

・約半年の移民団募集・投資企業募集に対して、移民団は約30人・投資企業2社の結果となった。

■2118年 マヌエル(78歳)

・第1次移民団が小惑星帯に向けて出発。

■2119年 マヌエル(79歳)

・第1次移民団が消息を絶つ。

■2120年 マヌエル(80歳)

・親地球連邦政権が、自宅監禁中のマヌエルに対して、小惑星帯への移民団の団長の地位を打診する。

・マヌエルが、親地球連邦政権が用意した移民船を視察。2076年の月世界市を攻撃した輸送船のうちの1隻だった。老朽化が進み、修復には大量の部品・部材と手間が必要となるため現実的でないと断った。


■2121年 マヌエル(81歳)

・親地球連邦政権が、マヌエルに対して、小惑星帯への移民団団長就任の2回目打診をする。2116年に提案された輸送船の他に、波の海に墜落して放置されている輸送船1隻を部品取りに使えるように払い下げるとのこと。打診とは言うものの、高圧的であった。

・マヌエルが、波の海に墜落している移民船を視察。また、マヌエルの強い要望で、波の海に存在する「ハードロックオペレーション」で使用したレールガンを視察。

レールガンの弾道軌道を計算するコンピューター「ディブジュニア」の再起動に成功した。

・マヌエルが、ルナシティに視察の結果を報告。①移民船は船体・機関部は想定よりも被害が少ない状態で、大規模なオーバーホールで対応可能な状態。 移民船のメインコンピューターは破損し修復不可能な状態。②レールガンは保存状態が良く、部品・部材取り用として有効活用できそうな状態だった。また、レールガンの軌道計算を行うコンピュ ーターは稼働しなかったが、修復できる可能性がある。

・マヌエルは、輸送船2隻と波の海のレールガンの無料払い下げを前提に、移民団代表を引き受けることを回答した。


■2122年 マヌエル(82歳)

・マヌエルの自宅監禁状態が解除される。

・親地球連邦政権が、正式に、輸送艦2隻とレールガンの払い下げを認め、マヌエルに移民団の創設とその統括を要請した。マヌエルは要請を受け入れた。


■2123年 マヌエル(83歳)

ルナシティ籍の企業5社が、移民団への参加を表明。資金の投資と技術者の派遣、移民団への随行と現地ビジネスの立ち上げを行う旨の声明を発表。

この5社は、当初参加に消極的だったが、彼らの筆頭株主(夫々別名義)が議決権を行使し、経営陣を総入れ替え後、移民団への参加が表明された。これらの筆頭株主はどれも従来「物言わぬ株主」であったため、世間一般的にも驚きを持って受けとめられた。この5社は、後にファイブスターと呼ばれる。

移民団への監査役として5名の役員が同行することになった。

・自運航できる輸送船1隻を使って、月のラグランジュポイントに、もう1隻の輸送船の曳航、射出機から取り出した資材を運び、移民船の組立てを行った。


■2124年 マヌエル(84歳)

・衛星軌道間鉄道(一般呼称:軌道鉄道)完成。軌道鉄道の完成を機に、従来の世界連邦に非加盟国が参加し、新たに「地球連邦」という組織が発足する。地球第一主義が台頭する。


■2125年 マヌエル(85歳)

・全長330m全幅60mの輸送船2隻を1辺160メートルの正方形の甲板で繋いだ移民船が完成する。甲板上部に塔が連なるような外見のプラント区画が設置され、甲板下部には直径150mの円盤状の住居区画が設置されている。正式名称は「栄光のルナシティ」と移民団名と同じだが、船の形状が双胴船に似ているため、「カタマラン」と呼ばれることが多かった。この船の形状が後の採掘プラットフォームの原型になる。


■2126年 マヌエル(86歳)

・マヌエル指揮の下、移民団「栄光のルナシティ」が、小惑星帯に向けて出発。3交代160人(団長1名、船長1名、副船長2名、操船スタッフ16名、総務安全業務12名、エンジニアリング16名、ボードマン32名、フィールドマン72名、庶務スタッフ8名)。5社の企業からの監査役5名も同行した。


■2127年 レイラ(0歳)、マヌエル(87歳)

・地球連邦が火星移住計画を発表。

・地球連邦が600人からなる火星移民団を結成。200人を1グループとした移民団を3つ結成。

・レイラ誕生。


■2128年 マヌエル(88歳)、レイラ(1歳)

・マヌエルが率いる移民団[栄光のルナシティ]が、火星ラグランジェポイントに到着する。火星のラグランジェポイントに浮かぶ小惑星エウレカを拠点に定める。


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