不遇職「結界師」を悲観するのではなく、現実的な思考で突破口を探す主人公が魅力的です。戦闘よりも情報収集や準備を重視する姿勢が他作品との差別化につながっており、リアリストらしい積み重ねに説得力があります。仲間との掛け合いも軽快で、これから結界師が常識を覆していく展開に期待したくなる導入でした。
物語終盤のワンシーンを、あえて「蹂躙される敵軍の将」の視点から描くことで、主人公の圧倒的な(そして恐ろしいまでの)強さと、背負った過去の重みが際立つ素晴らしい構成ですね