物語の中の世界というよりも、最初に世界があってその中で展開される物語という印象を受けた。
そのせいか世界観を把握するまで話がなかなか頭に入ってこなかったが、読んで理解していくうちに記述されている以上のイメージを頭の中にもたらせてくれた。
話としては血なまぐさく泥臭く、戦いが終わった後も爽快感よりも「やっと戦いが終わった。被害状況はどれくらいだ?」くらいの後味を引くが慣れるとそれもまた良い塩梅に感じる。
ダークファンタジーの正統とは何だろうかという疑問を飛び越えて「これぞ正統派ダークファンタジー!」という感想を抱いた。