y’u me

涙腺をかたく閉じこみ巡る

荒寥とせし折からおり

ほんの一凛の草花が_寄り添いが

膝を手折うた


名を知らぬモノたちの

あらん限りの生命に_揺すぶりに

和らいだ番えは

蒼き月下、御影し肌を

あの柔やかな日々を重ねし


窓を射す冬の日明かりに

横たえた利き手の温もりが

白白と冷めてゆく


意識の端より零れい滲みた

愛しさのわかたれに頬を寄せゆ

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