第53話 雨の中懐に抱えるもの
学校で一番の問題児K
ずぶ濡れで何かを抱え歩いているのを見て思わず声をかけた
肩を震わせたK
抱えたそれの鳴き声が聞こえた
観念したようにKは「誰にも言うなよ」と見せてくれた
「いや誰にも言えないか」
目の前で餌にしゃぶりつく異型のそれを見て
これからどうしようかKは頭を抱えた
#呟怖
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます