第32話 お弁当のサンドウィッチ

料理人の彼が持ってきてくれたお弁当を見て固まる

「指出てるよ...?」

引き気味の私の言葉に


彼は「キャラ弁を意識してみた」と答える

ウィンナーっぽく仕立てたらしい


ホッとして食べ始めると

「僕の指味のウィンナーの味は美味しいでしょ?」

これで君の一部になれる

とかすかに呟いた


#呟怖

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