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  • ユイリィちゃん……
    悲しすぎますね……(;_;)
    どうしてこんな薄暗い事になってしまったのか、もう取り返しはつかないけれど、ただただ胸が抉られます。

    作者からの返信

    どうして――となると、実質対処不可能である「陰謀を仕組まれた」件を別とした場合、おそらく致命的だったのは「ナナリィを敵対する側にしてしまった」こと、かつ、「完全に敵対するほど追いやっていながら、当のユイリィには一切市の自覚がなかった」こと…だったかなぁと思いました。
    実のところ、高機能型かつ極地 = 寒冷地での稼動も想定した機体であるナナリィは、純粋な戦力としてはウォルフの比ではない助けとなりうる存在だったので。

    象徴的には、味方になりうる相手を自分から削ぎ落してきた結果、かなぁ…と。
    悲劇だけれど、ユイリィの選択の結果でもある。選択の結果ではあるけれど、やはり悲劇である――として、書けていたらいいなというのが書き手の感覚でした。

    コメントありがとうございました!

    編集済
  • 色々な事情が重なって最悪の形になってしまったようで、そのおかげで本当の最悪を免れたんですよね。それでもやっぱり素直に話し合えた方が良かったと思います。

    作者からの返信

    最悪の中で選びうる最善の選択を選んだ結果ではあるものの、その先に広がる光景が地獄でないかとなればそうではないのだ――みたいな話であった気がします。
    素直に話し合えたら、あともう少しくらいはましだったかもしれません。これはユイリィは知る由もないことですが、ウォルフが見る悪夢の類も、ここできちんと話し合えなかった結果のひとつではあると思うので…

    ともあれ、コメントありがとうございます!

  • ユイリィちゃん…(ノД`)・゜・。
    なんか、言葉が出ないです…

    作者からの返信

    憐み、悼んでいただければ、書いた側としてそれ以上のことはありません。
    ユイリィ――のみならず、ナナリィもキアリィも、最初に登場させた時点でどう幕を引くか、少なくともその大筋は決まっていた子達でしたが、ようやっと全部形にできました。
    だいぶん粗削りになってしまいましたが。

    コメントありがとうございます!

  • ここで連れてってと言われていたら間違った選択だとしてもウォルフは迷いなく言う通りにしたんでしょうね…。それはそれで綺麗な結末だったかもしれません。

    作者からの返信

    返信遅くなりました…!

    仮に「連れていって」と乞われたなら、ウォルフは間違いなくそうしていただろうと思います。
    ただ、そのルートを選んだ場合、本編の第一話まで辿り着けない訳ですが…ウォルフ一人でもほぼ死にかけだった国境越えの行程を、体力的もスキル的にも完全な足手まといのユイリィを連れての踏破はできないので。
    途中で《特務》の追手に捕まるか、最大限上手くやれたとしても国境地帯の雪原で心中も同然の凍死に終わっていたと思います。

    なおこのシーンについては、ウォルフの側もその可能性を予期したうえで、それでも翻意の可能性を訊ねた問いかけではありました。

    コメントありがとうございます!!

    編集済
  • この後を知っている読者からすると、キアリィの「また、後で」が切なすぎて、胸がきゅっとします…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そして、キアリィを偲んでくださって──というのは大袈裟かもしれませんが、とにかくありがとうこまざいます

    後から振り返れば、これがこのふたりの間での、お別れの挨拶ですからね…

  • この部分、読み返してみましたが、あーーー…なるほど…という。男の方はルフトヘインさんを「知らない」と確信犯で言っていたし、ウォルフが夫人に「ルフトヘイン」の名前を聞かせていたら、修羅場が展開されていたかもしれないですね…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    『後から見返すと「あれはそういうこと…」となるもの』を目指しました。いつぞやのナナリィのときもそうでしたが、前の方にさかのぼって確認していただけるの、嬉しいといいますか面映ゆいといいますか。ありがとうございます。

    仮にこの時ウォルフが「ルフトヘイン」の名前を聞かせることがあったなら――
    どう転がったにせよ、面白いことには絶対にならなかったろうと思います。この場の誰にとっても。

    編集済
  • 地獄みたいな話ですね……
    何年も夫の帰りを待てず、心変わりしてしまう、そんな女性がいてもまあ仕方がないのかなぁとも思ってしまいますが。
    人の心の移ろいって怖い!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    仰るとおりの地獄みたいな話です。ただ、いみじくも作中でルフトヘインが零しているとおりの「よくある話」というやつでもあるのかな――とは思います。

    そしてこの「地獄」はもう少し続く予定です。
    この場では一旦幕引きとなりますが、たぶんもう一度だけ、場所と形を変えて。

    編集済
  • うーん…なるほど、こんな顛末があったんですね…
    ユイリィと彼らの間の断然が辛い…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    はい。こんな顛末があったのでした。
    目下更新止まってしまっていますが、ウォルフとの対峙があと少し残っています。

    ただ、彼女の「やろうとしたこと」「実際にやったこと」はここまでで描写されたことがすべてでして――ただ、そのうえでも、まだこの時には自分を支える「正しさ」『だけ』はあったんですけれど…。

    時系列として、ユイリィがナナリィを遠ざけたのがこの一件のすぐあとであることを踏まえると…ええ。たいへん惨いことになるのではないかと思います

  • こういうこと言うの、フレドリカ、壊れて終わるフラグですか…?いやあああ((( ;゚Д゚)))
    それにしてもオートマタというのは、「自分は道具だ」と言う割に、使う方が道具と割り切れない…そんなものを作った人間が罪深いのか…ああ…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    どういうフラグか回答できないやつで申しないです…っ!!!

    ただ、フレドリカは――といいますか、機甲人形はある意味、根柢の部分ではこういう感覚で生きて、という言い方が適切でないなら存在して、いるのだと思います。
    そうでない方が「例外」の類ではあるのですが…その「例外」は既に悲劇に終わっているという、そんな塩梅の話が本作です。

  • とても高い文章力に作りこまれた世界観がとても素敵です。
    また、主人公に傅く機械人形の銀髪メイドという属性が、私の好みにドンピシャでした。主人公の実直そうな落ち着いた人柄も、読んでいてとても好感が持てます。これから読み進めるのが、楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    また、レビュー文もいただきまして…本当にありがとうございます…!

    ヒロインことフレドリカが好みにドンピシャとのことで、書いた側である私は今、大変にんまりとしております。
    ロボ少女メイドはいいものだと思います。儚げな銀髪ならなおよし、かと。
    拙作の長編にはすべてどっかしらでロボ少女が顔を出しているのですが(※趣味)儚さでいえばフレドリカが今まで書いた中で一番と自負しております。嬉しいです。

    また、ウォルフに関しても好感を持っていただけたとのことで、こちらもありがとうございます。本当にうれしい。

    返礼というのもなんですが、近いうちに、ナカザキさんのホームへも伺いたく存じます。

    編集済
  • もしかして、「ウォルフ」と「フレドリカ=雪狼」で対になってるんでしょうか?胸熱な展開です…!

    作者からの返信

    はい!(にっこり

    ウォルフ⇔名無しの狼(ウォルフ)⇔雪狼⇔フレドリカ

    ――という形で繋がり、ウォルフとフレドリカで対になります。
    この主従はいずれも「狼(ウォルフ)」です。メタっぽい構造上のアレかもしれませんが、そういう塩梅でずーっと伏せていた札でした。書く段まで話を勧められたのがうれしかったやつです。

    ともあれ、コメントありがとうございました!

  • なんと、アルケインの領主はガルク・トゥバスに寝返っていたと…。どこかでレフテオールは近いうちに滅亡する、と書かれていた記憶がありますが、これではさもありなん、という感じですね…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    レフテオールが近いうちに滅亡する――という話はたぶん近況ノートかどこかで書いたんじゃないかと思うのですが、おそらく設定自体の初出は「《機甲少女》といっしょ!」の65話かと思います。

    ここで『ミスヴァール凍土地方の南方一帯を統一せし、凍土と鋼の皇国ガルク・トゥバス』という言及があり、つまるところこの時点で、『(ミスヴァールの、当地では比較的)豊かな南方沿岸部の過半と周辺小国群を勢力下に置き、魔術の灯火を高く掲げる皇国レフテオール』という国は存在しないのだ、という構図でした。

    さもありなん、とご納得いただけたの、私的に嬉しいやつです。ありがとうございます!

  • フレドリカとミュイの連携は華麗で強いですが、やっぱり相手も手強いですね。
    とりあえずの危機は脱していずれまた再戦でしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ひとまず、この場は水入り――という形での決着と相成りました。
    フレドリカとミュイの連携を「華麗」と言っていただけたの、嬉しいです。幻燈檻を魔術の道具として使いこなせるミュイが加わったことで、ぐっと強化された部分です。

    他方、現状はフレドリカにとっても切り札を切った状態な訳で――必殺を期した牙で仕留めきれなかった結果、ここから先はそれを踏まえた展開となってゆきます。そのはずです。

    敗北とはいえ、この戦いを経てオフェリアの側で気づけた、ないし推測できた事実もあるので…
    最終戦に向けた仕込みをやっている現状ですが、ともあれ、首尾よくやれるようがんばりたいです。

  • ここに来てのフレデリカの秘密、展開が熱いです。
    次回の活躍に期待します。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    今回開示した設定、本作を投げ始めてからの二年越しでようやく開くことのできた伏せ札だったので、ここまで書いてきた側としてはたいへん感慨深いものでした…

    開示された情報に基づき、ここから先はフレドリカの存在がどちらの陣営にとっても考慮すべき変数となってゆきます。
    それはそれとして、次回は活躍してもらう予定なので! 乞うご期待です!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     雪狼さんも強いけど、フレドリカさんのガンギマリっぷりが凄い>▽<!?
     ウォルフさんがどう応えるのか気になります。
     面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    肝が据わっている――というか、フレドリカはフレドリカにとっての『合理』に則り動いています。
    今の時点でこういう含みのある言い方しかできないのがほんとにアレなのですが、次回あたりにすべてを詳らかにできると思います。

    といいますか、ほんとは今回のラストあたりで詳らかにできるはずだったことが、分量の関係で繰り延べになりました…! 願わくば、この先の展開に乞うご期待です!

    編集済
  • ミュイちゃんが天才っぷりを発揮し始めている……!
    五歳とは思えない達観した雰囲気はアンバランスな魅力がありますね。
    母親に捨てられてしまいましたが、ここまで天才であってもダメなんだ……と驚きです。
    ここ数話でミュイちゃんへすごく興味が湧いているのでこれからの活躍が楽しみです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ミュイをお気に召していただけて嬉しい。終章はウォルフの物語ですが、同時にフレドリカの物語であり、またミュイの物語でもあります。この子の行き先にもおつきあいをいただければ幸いなことです。

    紛れもなく、「魔術士」としても、「魔女術使い」としても天才といって恥じないミュイですが――何なら、既存作品全体を見渡しても魔術士として指折りですが――でも、レーセが欲する《魔女》ではないのが彼女です。
    何故「いらないもの」として扱われてしまったのか。本編登場からここまでの間、この天才をどうしていっかな活かそうとせずにいたのか。その辺りは近いうちに伏せ札を開く予定です。乞うご期待ということでどうかひとつ。

    編集済
  • ミュイが頼もし過ぎですね。魔女の不思議な雰囲気も良いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    これまでほとんど喋りもせず能動的に動く様子も見せずお人形みたいに大人しかったミュイですが、ここにきてようやく自発的に動き始めました。
    何で今になってなのか、といったアレコレはそのうち表に出てきます。何となく予想がつきそうな内容ではないかと思っていますが。

    魔女の血筋ゆえなのか当人の資質か、五歳児とは思われぬ様相のミュイですが、この先もお見守りをいただければ幸いなことです。

  • 魔女の冷酷さを目の当たりにして、やっぱり人間とは違うものなんだなぁと……
    ミュイちゃん捨てちゃうんだ……

    まだまだ前途多難っぽいウォルフさんの逃走劇が気になります。
    次からのお話も期待大です!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ミュイは《魔女》の血統を継げなかったがために、レーセの中では正しく「我が子」判定ではなかったということであろう――と。「《魔女団》の血族」みたいな表現をどこかでした覚えがあるのですが、生まれながらにこの血族へと入れなかったのがミュイです。
    仰るとおり、《魔女》の――標準的な《魔女》の倫理は人間とは似て非なるものです。こうでないのはむしろ「例外」の側です。
    それでも論理立ててわざわざ自分を正当化している分だけ、レーセも《魔女》の標準からすると、多分に人間側の倫理に寄っているのですが…。

    ウォルフの逃避行は、次が最終章です。ラスボスはルフトヘインです。
    願わくば、最後までおつきあいをいただければ幸いなことです。

    編集済
  • これが魔女という生き物の論理なんですね。労働と対価が釣り合わないというのはある程度納得しますが、こうも綺麗に切り替えますか。
    ルフトヘイン側もいきなり言われて信用できないのはあっても、ウォルフ達にとってはより困難な展開ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    レーセにとって真実価値あるものは「魔女」たる己と「魔女の血統」であり、血統を残すという対価を得られないと分かった時点で、『逃がし屋』にまつわるものは最終的には切り捨ての対象だったということでした。
    でも、切り捨てるにあたって論理立てて合理化している分、レーセは《魔女》の中では――現代人の標準的な倫理から見て――だいぶん真っ当な側だったりします。

    レーセの寝返りでウォルフ達の行程を把握できる立場になった――仮に撒かれても追い直せる立場となったルフトヘインですが、こちらも上の意向という制約を抱えた状態ではあるので、果たしてどう出るか…

  • レーセさん…なるほどそうなる…なるほ…あーーー( TДT)
    これが魔女という生き物…。とりあえず、ミュイちゃんがどうなるのか心配です。

    そういえば、本筋とは関係ないんですが。ボリス警部のイメージが勝手に毛利小五郎みたいになってたんですが(見た目とかではなく)、探偵気取りの子に「おっちゃん」と呼ばれるシチュエーションがそうさせていたのかな…などと今更思ったりしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    レーセは…はい。そうです。レーセは「こう」なのです。
    「標準的な《魔女》」をコンセプトに書いていたレーセですが、実のところ彼女もある種のイレギュラー側で、標準的な《魔女》からすると、論理立てて自分の行いを正当化してる分《魔女》の中ではまだ真っ当な側であったりします。
    ミュイに関しては、おいおい書いてゆきます…

    ボリス警部
    おお…言われてみると、確かに…<毛利小五郎
    意識はしていませんでしたが、言われてみると「確かに」と頷けるやつです。どっかしら影響を受けてるやつだったかもしれません。あとこれは完全に余談ですがボリス警部、絵面のイメージは自分的にも毛利探偵みたいにすらっと細い感じではなく、「荒川弘作品に出てきそうなおっさん」って感じのイメージでした。


  • 編集済

    泣いてしまった
    夢を裏切って、裏切られて、それでも叶えたかったんですね……

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    思い入れてくださって、ほんとうにありがとうございます。
    あと、長い話を一気呵成にお読みいただき、重ねてありがとうございます。

    ナナリィの見ていた夢は、「あなたに相応しい」存在になること。そして、「わたしはあなたに相応しいものになれたんです」と胸を張って、いつかに受け取った花束と同じものを、ウォルフへ返すことだった――というお話でした。
    でも、多分ウォルフはいつだって、その花束を受け取ってくれたのだと思います。メイルザーティの事件の前であれば。あるいは、ナナリィが道を外れる前ならば。
    そういうお話でした。

    コメントありがとうございました!

    編集済
  • ナナリィだけでなくセリアも過去の時点で既に詰んでいてどうにもならなかったんでしょうね。胸を締めつけられるような切なさを強く感じました。
    シルヴィアもこのままいけば警部に絆されていい感じになりそうですが、この先の未来を考えると暗くなってしまいます。
    せめてウォルフには明るい未来が待っていてほしいものです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ナナリィにまつわる一連の物語は、「勝者のいない戦い」として書いてきたつもりのものでした。ウォルフも含めて。
    セリアもまた、その枠組みのなかにいたキャラでした。ランバルドやアーノッドが生きていれば――その先に、彼らの望みを叶える未来があれば、あるいは彼女も、それらと向き合うことなくいられたかもしれませんが。

    ともあれ、ここから先は再びウォルフの物語です。
    ナナリィの手を振り払った、その先のウォルフの物語です。がんばります。

  • すっかりナナリィに持っていかれてましたが、警部たちも無事みたいでよかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ナナリィの原点と結末とを書いている間すっかり放置してしまっていましたが、警部たちも無事でしたし、シルヴィアもまあ、なんかすっかり元の調子を取り戻したような塩梅です。

    ともあれ、此処から先しばらくは、私的に「ナナリィ編」ないし「白薔薇編」としていた一連の物語のエピローグ、そして終章に向けた新たな幕開けへ繋がるカーテンコールの物語、ということになります。
    ようやっと、本作におけるいろんなことの終わりが見えてきました。

    編集済
  • やはり悲しい結末に……
    それぞれが自分の意思を持って動いた結果、こじれてしまって。つらい……
    なんていうか、上手くいかないなぁ人生、と無力感を覚えます。
    『自由』って難しいですね。自分が自由に振る舞ったら、他人も自由に振る舞うと。考えさせられます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ナナリィの結末は悲劇ではありましたが、同時に彼女がしてきたことの「反転」であるとも思っています。
    ウォルフはナナリィが喜びをもって語った「自由」に言及していますが、ここに至るまでの流れは、すべで彼女がしてきたことが反転して戻ってきている──という構図になる、はずです。

    かわいそうだとしても、なるべくしてこうなったのが、ナナリィではなかったかな、と。

  • ああ、ナナリィ…
    彼女のしたことは許されないけど、もし機甲人形にも魂があるのなら、どうか安らかに…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    経緯を想えばナナリィは「かわいそう」ではあると思うのですが、そのうえでこう終わるしかない子だった、と私的には捉えています。

    ウォルフにとって「ナナリィを容れる訳にいかなくなった」のは、正しく「メイルザーティでの一連の事件」なのだと思っています。
    とはいえ、そのうえで、それでも「もはやナナリィには先がない」と彼女の状況から悟るに至った、それがなければ、ここでナナリィと決着をつける意思を持ちえたかは難しいところだったかもしれません。
    何より、ウォルフはこの先も絶対引きずるだろうなあ…と。

    編集済
  • 遂に決着ですね。
    躊躇いながらもフレデリカには任せずマスターとして責任を果たしたウォルフの姿が切ないです。
    ナナリィの願いはシンプルでしたが凄惨な結果を起こした以上は避けられない結末。それでもこの別れには救いがあったんでしょうね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    長い長い話となりましたが、ナナリィの物語はこれにて幕引きと相成ります。
    救いはあった――あった、と思っています。ガルク・トゥバス本国での一連の経緯を勘案したとしても、レフテオールにおいての一連の所業は、ウォルフが看過できるものではなかった、ということでした。
    結果からすればウォルフが巻き込んだ『逃がし屋』やランバルド達は言うまでもなく、レフテオールで巻き込まれた無関係の人々に関しても。

    それでも、自身を救ったフレドリカを傍に置いていたとしても、なお「ナナリィの機主」として在ったのが、ナナリィにとっての「救い」かな――と。

    編集済
  • キアリィの結末は残念ですが最低限の目的を果たした上で凛々しいものでした。独特の喋り方が好きでしたね。

    ナナリィはウォルフが最優先で一人だけが特別ですが、ウォルフからしたら全員に優しくて全員を特別に思っていたといいますか、そのズレが最悪の形になってしまった原因でしょうか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    あの喋りを考えるのは毎回苦労も多く――やもすると一本調子になってしまうので――シリアス場面だと抑制的にならざるを得ないしで、飛び道具みたいなキャラの割に悪戦苦闘させられましたが、好いていただけたのであれば甲斐がありました。

    書いてる側が書くのも僭越なことですが、おそらく「ずれ」の原因はもう少し救いのない感じのやつで、ナナリィはウォルフが一番大切だけど「今のウォルフ」が見えていなくて、ウォルフは皆に優しいけれど、「優しさと正しさの天秤なら最後は必ず正しさを選ぶ」のが彼なのではないかな、と。
    ナナリィにとってみれば、たいへん救いのないことですが…

  • ああ、キアリィ…もういないんですね…。いつか回想じゃなく出てきてくれるかと思ってたんですが…(ToT)
    彼女の喋りが面白くて好きでした。

    それにしても、ウォルフはモテモテ…じゃなくて、機甲少女ってのは…もうっ(*`Д´)ノ!!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    書いた側がこういうのも難かもしれませんが、キアリィを惜しんでいただけて有難いです。キアリィからウォルフへの好意は、もしかしたら唐突に思われるところかもしれませんが、53話以降の回想をあらためて参照いただくと、もしかしたらそれっぽいものが確認できるかもしれません。

    正味、初めてキアリィを登場させた53話を書いた時点で、彼女が最後にこうなるのは決めていましたし、結局そこから動くこともありませんでした。
    総じて、ナナリィが辿り得た「if」であり、同時に決して同じ方向を向くことのない背中合わせの存在がキアリィだったのではなかろうかと思っています。
    そして、たぶんウォルフはキアリィの好意を知らないままですけれど、同時に誰より暖かく思い返すことのできる、「優しい過去」なのではないかな、と。

    編集済
  • ナナリィさんは人の手で造り出されたはずなのにものすごく人間的で、技術力の高さにびっくりです。感情ってすごく複雑で難しいものだと思うので。
    ウォルフさんだけを一心に求めるナナリィさんにはやっぱり心を揺さぶられてしまいます。その一途さには感服です。
    …でも現状、あまりいい未来は想像できないのが悲しいですが……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ナナリィは…ナナリィに関しては、もうじきすべての決着がつきます。
    伏せ札も、もうあとひとつふたつくらいしか残っていないので。むしろまだあるのかってアレかもしれませんが、まだあります…事ここに至るまで開くに開けなかったやつが。

    ある意味、「人と相似たものを精巧に搭載した」が故に、「人と相似てしまった」のがナナリィであり、それゆえにウォルフという「個人」を一心に求める少女となったのが、彼女にとっての悲劇であると思います。

    はじまりを顧みれば彼女だけが悪いのではありませんが、それでも「作中現在」におけるナナリィは、決して無垢でも無謬でもなく。
    その果ての、決着をつけます。乞うご期待――というのもなんですが、乞うご期待です。

    編集済
  • 「すべてのひとの、幸いと可能性のために」ってどういうことだろうなあと、ちょっと思ってました。兵器として人を殺しているし、アイザック・アシモフのロボット三原則みたいなのとは違うんだろうな、と。
    なるほど、そういうことだったんですね…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    「すべてのひとの、幸いと可能性のために」、より厳密に言及するのなら、「『機甲人形(というより、人形全般でしょうか)という文明の利器』による奉仕は、『すべてのひとの、幸いと可能性のために』捧げられるものであれ」という――どちらかというなら、機甲人形を送り出す人形工芸士の掲げる目標に近しい性質のものでした。
    個々の機甲人形に対してはその意図を含ませつつも、「『すべてのひとの=尽くすべき相手がどのようなひとであっても』、幸いと可能性のために奉仕しうる性能と人格を有する」という形へ落とし込まれる実装として実現されている――という想定となります。

    実のところ、「機甲人形」初期のユイリィなんかの発言を精査すると、これくらいの意味じゃないと文意が通らないという…そんな塩梅でした。


  • 編集済

    ナナリィが第八工廠の手に落ちたのは、第七工廠に嫌疑がかけられる前だったんですね…
    ここで命令とか「ぺいってしちゃえる」ようにしてもらったと…

    しかし、マスターの命令に逆らえなくても、その命令に疑問を持ったり、納得できないことはあるというのは、しんどい造りですね。だからこそ人に近い存在さんでしょうが…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    何と言ったらよいか…以前の話で、《人形工匠》マードックはナナリィを『人間的な存在へと育った』と評したのですが、その『人間性』によって齎されたもののひとつが、現状の『これ』なのではないかなぁというように思っています。

    キアリィが自分達を『ひとのためのもの』と語った時、表向きの答えはどうあれナナリィが思っているのは『わたしは、あのひとのために在る』で――この辺が、本編作中現在にも通底するナナリィの『人間性』ということかな、と。
    割と自分の中でもまだこねこねしている部分がなくもないのですが、そんな感じかなーと見込んでいます。なんとかきちんと書ききりたいですね…

    編集済
  • まぁキアリィの論点はダメだね
    『すべてのひとの、幸いと可能性のために』の前提でウォルフも人だし、ユイリィの命令を従ったら解決するならともかく、従っても何の解決にもならない時点で不作為は最悪
    それならウォルフに会いに行くのほうがまだまし

    ナナリィもね、マードックとは会うべきだった
    最低限正機主権限でユイリィの命令をキャンセルして貰うくらいはするべきだった
    機甲人形を通じて人を作りたいマードックならこういう命令は許さない可能性が高いし、そういう命令をするユイリィならもう気にする必要もない
    話をしたいのに暴力で無理矢理対話を拒否する相手にそれ以上構う必要がないな

    作者からの返信

    これは書き手の側としては、どう書いても僭越になってしまうのですが…

    機甲人形の前提において、キアリィは『正しい』ことを言っています、という想定です。
    何故かとなれば、ナナリィは「あなた=ウォルフのため」に、自分の意思で「命令の抜け穴を潜り抜ける」――表向き『命令には従ってますよ?』という体裁だけ作って、機主の命令の『意図』『意思』を一切顧みていないから、ということです。

    そして、「すべてのひとの幸いと可能性のために」という行動原則に対しても、キアリィは「反していない」想定になります。機甲人形の、『各々』の行動規範に照らした場合、より「反している」側になるのは、今のところナナリィの方です。

    その理由の詳細は、次の話で言及する内容なのですが…要約すると、「『すべて』の対象とは何であるか」「『すべてのため』という規範に基づく奉仕を、いかにして実現するか」という定義になるかと思います。この辺、落ち着いて振り返ってみると、我ながらとんちの世界なんじゃないのかという気がしなくもありませんが、まあ、そんな塩梅です。

    そして、人形工匠マードックがいかに裁定を下すかは――たぶん、そのさらに次くらいかなぁ…と。

    ともあれ、コメントありがとうございました!

    編集済
  • それでどの顔でウォルフを頼む選択を選ぶのか...

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    とはいえ、その辺りの「何故」の種明かしはまだ先の話となってしまいます――具体的には次の章、終章で言及する内容になるかと。
    そんなひねったものではないので、何となくで推察可能なやつかもしれないという気がしていますが…果たしてどんなものか。

    いずれにせよ、現状はあくまで「ナナリィから見た、彼女が知る限りの」回想となります。ナナリィがいかにして「今」へ至ったか、の種明かしです。

  • やっぱりランバルドの行動が今に効いてくるのが良いですね。
    ボリス警部と警衛隊も格好良いです。
    しかしこのまま簡単には終わらなそうで、怖い予感もします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ランバルドは《酔狂亭》で殿となった時、十五年前から変われていなかった己を悔いていましたが――その『変わらなかった』ことが、巡り巡ってナナリィを追い詰めた形になります。救いというにはあまりにあまりですが、そうした構図を意識していました。

    ボリス警部と警衛隊。
    人数がいて連携を取っているので、初動が荒れてもきっちり挽回できた格好です。
    実行戦力であることを求められるエリート隊ですからね、これでも。

    とはいえ、まだこのままでは終わりません。まだ――まだ、伏せ札が残った状態なので。
    何卒、乞うご期待です。

  • >わたしは、ウォルフを連れて帰りたいだけなのに。
     ただ、ウォルフの隣に立っていたいだけなのに。

    そもそもウォルフを連れて戻る必要あるだっけ?
    ウォルフと一緒に逃げればよくない?
    ナナリィは第七工廠が嫌いだし
    人形工匠も逃げた
    つまりナナリィの居場所はどっちかいうとウォルフの隣であって
    ガルク・トゥバスではない
    国に戻る必要なんでどこにもない

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうやって要素を挙げていくと、仰るとおり、「ウォルフの隣に立っていたいだけ」ならそうした選択肢もあり得るかと思います。
    なので、そのことばは嘘ではないにせよ、「それだけ」の理由ではないのだ――ということです。

    だいぶん前のエピソードで触れたきりのことではありますが、ウォルフは《第七工廠》に叛逆の嫌疑がかかった時点でとうの昔に《第七工廠》を追放され、本来であれば追われる立場になどならないはずでした。
    にもかかわらず、彼が叛逆者として祖国に追われる身となっているのは――と。煎じ詰めれば、そういう話になるかと思います。

    そのへんもひっくるめて、この先の話でまた言及してゆくと思います。乞うご期待です。

    編集済
  • これでナナリィが逆ギレでシルヴィアにも解析してとか言い出したら...
    全面の7でさえも対策してないから
    さすかに戦闘向きの8にもしてない...はず?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    お察しの通り、《L-Ⅷ》も基本的には《L-Ⅶ》と同様、対探査の対策はしていない想定です。シルヴィアの場合は、長期のエージェントとしてレフテオール国内で活動しているため、あるいは――ということもあり得ますが、いずれにせよナナリィが本気で逆ギレしはじめたらやりかねませんね。
    こうした形で「こいつはやりかねないな」という発想に至っていただけているの、書いた側としては大変嬉しいところです。ありがとうございます。

  • なんと、ランバルドさん、ファインプレーをかましていたと。
    そしてボリス警部、所詮スケベ親父か!とか思ってごめんなさい。お見事です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 本当に『結果的に』そうなったとしか言いようのない裏事情ではあるのですが、ランバルドの性格の甘さが巡り巡ってナナリィを追い込む一助となった展開です。

    ボリス警部
    ミスリードできるよう展開や描写で誘導を試みていたので、「スケベ親父!」と思っていてくれたのは私的には「やったね!」という感じです。むしろその辺、シルヴィアから見たボリス警部の印象と重なる感じになるんではないかなという塩梅で、私的にはにんまりしてしまうところでした。ありがとうございます。

  • 雲行きが怪しくなって参りました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    この話、とりわけ皇都での戦いあたりから雲行きよかったことの方が少ないような気もしますが、それでもこの先はさらに雲行きがアレな感じになってゆきます!!
    結構スレスレで書いてるところもありますが、この不穏な展開から首尾よく落着できるよう、頑張ってゆきます…!

  • ここまで読んでどうしてこうなったと言いたい...

    作者からの返信

    この過去と作中の現状を引き比べて痛ましさを覚えていただけたのであれば、書いた側として幸甚なところです。ありがとうございます。
    本作、書いてる自分が言ってしまうのもなんですが、「どうしてこうなった」――な過去を基盤に成立しているところが多いように思っています。また、主要なキャラはどのキャラも大なり小なり、そうしたものを基盤に成立しているのではないかな、と。

    ともあれ、コメントありがとうございます!!

  • 真実で警衛隊を味方につけていよいよ反撃開始!の前に解決編ですか。
    どっちも気になる展開で楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    煎じ詰めれば、武装警衛隊は「リィナの(=ナナリィの)味方」ではない、というのが状況をひっくり返すポイントでした。リィナ・コーストが「被害者である」という前提があればこそ、彼女は保護される立場にいられた訳で。

    仕込みが図に当たった形ですが、実はそればかりが理由ではありません。
    解決編は、ここまでバカ長かった話から、解決に至る要素を拾い上げていく話となります。本作はミステリではないので、少なからずズルいやつもありますが。ともあれ、お楽しみいただければ幸いです。

    編集済
  • あわわ…
    なーんだ、警部、てっきりナナリィにやり込められちゃったのかと思ってたけど、ちゃんとわかってたんですね。
    次回、正体を見せたナナリィの大暴れでしょうか!?続きが気になりすぎます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ようやく裏事情の種明かしと、ボリス警部の名誉挽回ができました。いやあ、ここまで長かったです…!

    無論――というか、ボリス警部も最初から事の次第がわかっていた訳ではなく、全体像の推測と確信に至ったのは途中からです。
    ここまでの話、ある時点からボリス警部の「心情」「思考」にかんする描写がざっくり消えているはずです。転換点はその辺りからです。
    これはもしかしたらかなり見え透いた仕掛けかもしれないなぁと当時から思っていましたが、ここまで首尾よく伏せられたていたなら、仕掛けは結構うまくやれたのかな!? という気がしています。

    ――ともあれ、個々から先は解決編です。

    編集済
  • 誤字報告
    警棒 → 警帽

    作者からの返信

    誤字報告ありがとうございます! お恥ずかしい…!

    修正行いました。本当に助かりました…

  • ウォルフさんの言葉を受けて答えを出したナナリィさんのシーンはとても暖かく、淡い恋心も綺麗で感動しました。
    叶わない思いだけれども、ウォルフさんを支えていて、とても健気で心にグッときます。
    ずっとこのままだったら良かったんですが……
    後の酷い有様を知ってしまっていると余計つらいですね……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ナナリィの恋心を「綺麗」と感じていただけたこと、とても嬉しいです。ありがとうございます。

    そして、こう形容すると「?」なやつかもしれませんが…ナナリィの本質って、実のところ『ここ』から動いていないんですよね。書いてる側としては、そういう意識で書いています。その結果が本編のあの有様なんですけどね!

    自覚の有無によらず、ナナリィはある時点から、ウォルフのため――というより、ウォルフに対するひとつの「証明」のためにすべてを尽くしています。

    ようやく、そういうところまで話を進められた感じです。
    更新的にはいっぱいいっぱいなんですが、私的にはずっと書きたかった部分で、書いてて楽しいところでした。

  • ここで機甲人形のユイリィとご対面!ウォルフたちがどんな反応をするのか、楽しみです。

    そういえば少し前にも思ったのですが、L-Ⅹの開発に着手した時点で、アストレアのユイリィちゃんは普通に生きてたんですね。『機甲少女』を読んでた時は、てっきり「死んだ孫娘を模して」的なやつかと思ってましたが…

    ところで、私の勘違いだったらアレなのですが、冒頭「キアリィが支度した三人分の紅茶」とありますが、ここにキアリィいましたっけ…?

    作者からの返信

    あ、やば…ミスリィのはずだったのにここ…何でキアリィになってんでしょ…
    という訳で直しました。凡ミスです…素で気づかなかったです申し訳ない…!

    L-Ⅹの開発時期
    過去の言及で「ウォルフが基礎フレームを見たことがある」というのもあったように、実は《L-Ⅹ》開発着手の時点では、まだユイリィ・アストレアは存命でした。
    最終的に「ユイリィ・クォーツ」として完成する《L-Ⅹ》ですが、この時点ではまだ「ユイリィ」ではなかったのです。実は。
    じゃあ、いつから「ユイリィ・クォーツ」として完成するのか――というあたり、この先で言及する機会があるはずなので、詳細はまたいずれということで…!

    ともあれ、コメントありがとうございました!
    ご指摘も感謝です。ありがとうございます…!

  • かつての仲間たちの落ちっぷりに、そうなるよなぁ……と納得してしまいました。
    偉業をやってのけて周囲の期待も高まりきったところで、本当のところ実力が伴ってなかったというのは肩透かしみたいな、余計がっかりに映ってしまうものなのかもしれないですね。人生は全然甘くないって事ですね…
    ですが若者らしい失敗ではあったのかなとも思いました。浅はかな青臭さというか。
    彼らも地道に経験を積んでいけばよかったのに……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ランバルドがひとりごちたように、どこかで引き返していたら少しくらいは運命も変わっていたのかもしれません。要約してしまうと、焦ってたんですよね。四男坊ことジャスパーが。自分には家の財産の取り分がないのが分かっていたから、冷や飯食いの味噌っかすにならないために必死だったのです。彼なりに。

    彼は特に素養もあったし訓練も熱心にしていたし、ランバルドも将来を買っていただけに、一連の結末を知った時に思うところは人一倍あったろうと思われます。それをゆっくり伸ばして征ければよかったのでしょうが…そうはならなかったからこその、この幕引きなのでした。

    編集済
  • 彼らの顛末は残念ですが予想通りでは会って、だから怖かったんですよね。
    これではランバルドは感情の整理がつかないですね。
    腐らず冒険者を続けていたのも勧誘の言葉も格好いいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    仰るとおり、彼らの末路は分かりやすい「自業自得」の結末であったかと思います。
    その分かりやすさは踏まえたうえで、「ただただ『自防自得で滅亡した悪党』というだけの存在ではない」パーティとして書きたかった彼らですが。果たしてどのように受け止められたでしょうか。
    首尾よく書けていたなら、これに勝るものはありません。本当に。

    ランバルド
    おそらく、「冒険者を辞める」という考えがまったくなかったわけではなく、それでもその道を『選べなかった』ひとではなかったかなぁと思っています。意地なのか。執着なのか。それ以外の何かしらの理由なのかは何ともですが。
    感情の落としどころのないまま本格的に復帰した冒険者稼業ですが、そんな中でも(過去の経験から忌避するでもなく)新米のアーノッドを鍛えていたり、セリアを迎えていたり――というのは、これって彼なりの形での「あの頃失敗してしまったことのやり直し」だったりしたのかなぁと。
    そんなことを、ぼんやり思っていたりします。

    編集済
  • むむっ。このミッドレイの支部長親子は、『くすんだ銀の英雄譚』のドルセンとヨハンでしょうか?
    シドとセリアも面識があったり…?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! お察しの通りです!
    「くすんだ銀の英雄譚」当時とあんまり変わってないドルセンと、10歳のころにはもう美少年だったヨハンの親子です。こういうの、言及いただけると私的にとっても嬉しいやつです。

    あまり大きくピックアップするところではないのでついでとばかりに言及してしまいますが、シドとセリア、この時点では入れ違いのニアミスで、お互いあんまりちゃんとした形で知り合うことがないまま後々にまで至っています。
    いいところ、お互い顔は知っているんじゃないかな? というくらいの間柄かなー…というくらいです。

    編集済
  • 思わせぶりに描写された雪梟がいたなと思いましたが、レーセさんの使い魔でしたか。
    ウォルフたちはどんな手を打ったのか…。続きも楽しみにしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    思わせぶりな梟…覚えていていただけてありがたいです。
    ウォルフ達が打った手は、何と言うか…思うに、拍子抜けしてしまうのではないかというくらい、きわめて単純なものです。
    後編でいくらかその内実なり目的とするところに言及しますが、実のところここまでの話の時点で、既に布石は打たれています――時系列が前後しているから、その都合なのですが。

    とはいえ、その布石の最終的な結実を書く前に、いろいろと書いておかにゃならないものがあったりして…折り返しは過ぎましたが意外と先が遠い!
    頑張ってゆきます…!


  • 編集済

    この感覚… これはっ!私の苦手なあれ!
    そう、NTR感!

    重い!でも続きがキニナル!
    読むのやめられない止まらない!

    作者からの返信

    コメントありがとうございまーす!
    hataruさんはほんと、ものすごい勢いで一気呵成に読んでくださっているみたいな塩梅で、「すげえ…」と感嘆することしきりです。ほんとすごい…。

    いわゆるNTRかどうかは――もう既に確認されているっぽいなーとは思っていますが――この先々の展開もひっくるめてご確認くださいませ!
    どっちにせよナナリィが「なんなんこの女」となる系統のやべー女の類なのは揺るがないんじゃないかなと思いますけれど!!

    引き続き、本作にもおつきあいをいただければもっけの幸いです!

  • あらやだ見つかってしまいました(//∇//)

    はい、くすんだ銀から流れて参りました。
    あちらでは読んでる最中のハイテンションな勢いのままコメ連投とかしてしまいましたので、こちらではじっくりひっそり拝読するつもりでございました。

    この何というかオートマタとかアンドロイドとかロボットとかの人格とか知性周辺のお話って良いですよねェ!
    人間との差異に悩んだり人間になりたいと願ったりする話もよくありますし、それはそれで良いものですが
    ロボがロボなりに人とは違うのは当然であるというアイデンティティやプライドを持って自立した存在として人と相対する話も大好物です。
    御作はそこにマスター権限なんかも絡んで面白く、楽しませていただいております。

    自分でもまだしっかり言語化出来ていないふわっとしたままでの長ったらしい感想で失礼致しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    もともと、「人っぽいけど人ではない」系統のヒロインが好きなもので、本作はそういう方面の趣味に偏った構成となっております。この場合の「人ではない」というのは、種族がというより、「思考や感性といった内面をひっくるめて」どこか人間と隔たれた感じがいいな、というアレなのですが。

    「くすんだ銀の英雄譚」に比べると、こっちはあんまりWeb小説の本流じゃない――というより、あちらよりもっと本流からずれてると言った方がよさそうな塩梅のアレですが、お楽しみいただけているのであればこれに勝ることはありません。
    引き続きのおつきあいをいただければ、本当に幸いなことです。

    ありがとうございます!

  • ここまではリィナは何も嘘をついていないんどけどな。どこから誘導するつもりだろ?
    面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    実のところ、リィナないしナナリィがついている嘘というのは、「『銀髪の女』がフレドリカである」、という点――即ち、犯人の役割をフレドリカへ押し付けているということくらいなのですよね。後のことは、それに付随する状況に応じて適宜、彼女が把握している真実と虚偽を織り交ぜて話しているというのが実情かと。

    ナナリィとしては、フレドリカ――というよりは、彼女が連れているウォルフ――を追跡するのが最大の目的なので、犯人の役割さえ押し付けたままでいられれば十分なのです。ふふふ。

  •  いつかAIが進化してこんな未来がくるのかも知れませんね。人が人に恋せずともオーダーすることで願望が満たされてしまう未来。
     待てよ……良くないか? 孤独よりずっと良い気がする。なんて邪な想像を掻き立てる今話。殺されないならこんな完璧女子欲しい!

    作者からの返信

    いやあ、この女はお勧めできませんぜ旦那(真顔

    ――というのは一旦棚上げしておくとしまして。
    実際、いずれはそういう世の中が来るのかもしれないな――というのと、そういう世の中が来た後、世界はどのように変わっているのだろうなぁ、感覚は私にもちょいちょいあったりします。
    ナナリィ、現状は底意を含んでの行動ですが、それなしに本編のような挙動を取ることも、めぐりあわせ次第では当然ある――ないし、あった――訳で。

    ともあれ、コメントありがとうございました!
    ナナリィの跳梁はもう少し続きますが、引き続きのおつきあいをいただければ嬉しいです!

  • ナナリィさんのしたたかさがたまらないですね!
    計算し尽くされて警衛兵に夕食を用意するとか、人の心にとりいる態度とか徹底してて、しかもそれが普通に成功していて、人間ってなんて小さいものなんだろう…と。
    このままいくと警衛兵の皆さん、もしかして最終的に命が危なかったりするのかな…?ナナリィさん強いし何するかわからないし…なんて、毎回どきどきしてます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ナナリィは…ナナリィは順調に「何なんこの女」指数を稼ぐムーブを叩き出し続けていると確信しています!
    正味、何も知らん状態だったら私なんかはぜったい絆されてると思うんです、この女に!! 人間ってかなしいいきものですね!!!

    ボリス警部をはじめとする警衛兵の皆さんがどうなるかは、先々の展開を乞うご期待ということでどうかひとつ!
    前振りは長いですが決着は割とあっさりつくんじゃないかという気がしています。そこまでまだ書くところが追いついてないので何ともなんですがー!

  • この駆け引きがスリリングで手に汗を握ります。素晴らしいです👍

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    Web小説的に果たしてどうなのかと思うところはないでもないですが、私的にはこの辺りの話のような、クライマックスへ向けてちまちまと要素を積んでいく話も結構好きなパートだったりします。

    気に入っていただけたのであれば勿怪の幸い。ありがたいことですー…!

    そろそろ終盤も近しいところなので、首尾よくやれていると信じたいところ…なんとかがんばってゆきます!

  • 名探偵!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ある程度は裏の事情を把握したうえでのこととはいえ、こうした形で求められれば「少女探偵」としてロジックを立てるシルヴィアです。
    実際、「探偵」としての実績もある設定ですしね、この子は…!

    相変わらず、私的には書いていて楽しい子です。シルヴィア。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     ボリス警部、巧妙にズラそうとしたシルヴィアさん相手に互角以上に渡り合ってます。
     これは、今後の捜査で裏事情とかにも踏み込めるかも。期待したいです。
     面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    この辺り、各個人の意図や推測――現時点で伏せられているものや、ここのところ姿が見えないウォルフ達の意図もコミで――が相俟って、じわじわややこしくなってきているところかと思います。
    割と作劇として狡めの仕込みもしており、伏せ札を開くときが私的に楽しみであり、ヒヤヒヤものであり――といった状況です。
    何とか、そこまでたどり着きたいところ…

  • それぞれの思惑が絡まり事態が複雑になってきましたね。優秀なキャラが多くて頭脳戦心理戦が面白いです。

    シルヴィアが合理的という言葉を繰り返す程かえって私情を思わせますね。人形歌劇がこちらも指していたのかと感嘆しています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    各話タイトルの「人形歌劇」、お察しのとおりシルヴィアに対してもかかっていたことばでした。
    メタな作劇上の立ち位置として、シルヴィアはナナリィのアナザーみたいなところにいる子なのです。

    で、そのシルヴィア。
    ぜってー私情入ってるよなーこれー! 「ウチは機械仕掛けのお人形なんでー、めっちゃロジカル&合理的ですゥー」、みたいなツラして私情バチバチなやつですよねぇー!
    ――みたいなアレですよね、と。私的にこういうの好きなんです。

    そろそろ、追跡者/ナナリィサイドの物語も詰めの段階に入りつつある塩梅です。
    まだ書けてないところも多くありますし、何よりまだウォルフらの側の伏せ札が…なので、大詰めはもう少し先になりそうですが。

    がんばります!

  • シルヴィアさん頭いい!
    ではなくて、何を企んでいるのやらといった展開ですね。
    ナナリィを切り捨てるには、タイミングが早すぎる気がしますし。
    それだとウォルフ奪還が難しくなるばかりか、下手をすればナナリィに制裁を喰らう危険もありますしねえ。
    なんにせよ、長く潜入していた工作員ではあるので、考えあってのことなのでしょうね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ふふふ。実のところ、シルヴィアの側には「ウォルフの奪還」に拘る理由があんまりないんですよね。少なくとも、ナナリィ主導でのウォルフ・ハーケイン奪還にこだわる理由は。
    シルヴィアの「本来の」任務はウォルフ・ハーケインの奪還にはない、というところがネックです。そのうえで、まあ…彼女なりに思うところあっての、この先の展開と相成ります!

    果たしてご期待に沿えるかはわかりませんが…乞うご期待ということで、どうかひとつ。

  • むむ、シルヴィアの発言の意図やいかに!?
    ボリス警部も何を思っているのか…?
    緊迫の頭脳戦の趣ですね。
    しかし、警部が危険な位置にいる気がしてなりません…ハラハラします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    シルヴィアの意図するところ――ないし行動の裏付けになる理路に関しては次回をお待ちください!
    いずれにせよ、シルヴィアもボリス警部も、お互いどの程度まで分かっているかは別の問題として、どちらもこの辺結構危ない橋を渡っております。
    でもって、ここまでの間にシルヴィアは書いてて楽しいうえに身軽に動けて、かつ物語のキーになるところにも食い込んでるという、なんともおいしいキャラになってしまいました。私的にたいへん楽しい!!

    この綱渡りがどこへ行きつくか、乞うご期待ということで! たぶん、「ナナリィ編」の最後あたりまでもつれ込みそうなやつですけれど!

  • 武装警衛隊、凄くしっかり調査してますね。
    無実なのに魔術を使って逃げているのは事実なので、ややこしいことに。
    魔術の仕掛けがあったことは、バレるのも時間の問題でしょうか。

    ……その警衛隊の有能さもひっくるめて、全部黒幕の思う壺ではあるのですが。
    現地の警察に任せた方が手っ取り早いという判断、(黒幕側の)大正解ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    その辺はなるべく――と言っても、所詮は書き手である私が想定した範囲で、のことではありますが――きっちり詰めて追い込んでもらう予定です。ウォルフ達との距離も、だいぶん詰まりつつありますしね!

    魔術の仕掛け
    何らかの魔術で警衛兵達を欺瞞したのだろうというところまでは、ボリス警部は前回ラストの時点でおおよそ読んでいます。そのうえで部下に確認に行かせたのが今回の状況で、かつ、ウォルフ達が関わった宿の娘さんとの会話で、もう完全に確信に至ったくらいのところかと。

    では、ここからどうやってひっくり返すのか。
    今の時点でウォルフ達はどこまでを知り、この状況をひっくり返すために、何を仕掛けてゆくのか。
    「ナナリィ編」も折り返しを過ぎてゆるゆると詰めの段階に入ってゆくかと思いますが、この辺首尾よくまとめられるように、なんとかやってゆきたいです!

  • レーセさんの術にかかっていた警衛を怒鳴ってしまったことを反省するイェルドさん、彼らの気持ちを落ち着かせるために一旦引き離したボリス警部。出来た大人ですね、見習わないと…。
    こういう細かい演出が、キャラの魅力を生むのだなあなどと思いながら拝読しました。

    しかし、ウォルフたちに迫る警部!逃げてー!
    …でも、逃げてばかりじゃいずれ限界が来るだろうし、彼らの旅は最後はどこに向かうのだろうなあと、続きも楽しみにしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    イェルドに――部下をつけたうえで――儀式の在り処を探させたのは、自分の目でそれを確認させることで、警衛を欺瞞した術者の存在を納得させるため、というのもあったのではないかなと思います。そうすれば部下は納得できるだろうという信頼もコミで。

    そして、いただいた感想でなんとなーく思ったのですが、本章はつまるところ「逃亡者」の視点よりも「追跡者」の視点に寄っていて、追跡者がにじり寄ってゆく行程を介して「逃亡者」の動きを捕捉する構造になっているのかなと。

    …とはいえ、また近いうちにウォルフ達のパートへも戻ります。
    ウォルフ達も決して無策で逃げているわけではないのだというところ、また書いてゆきたいと思います…!

  • ナナリィとシルヴィアのギスギス感が、溢れに溢れまくっていますね。
    ライバルなどでは決して無い、侮蔑と屈辱を与え合う関係が、さながら人間同士におけるそれのように思えました。

    自動人形であるが故に、まさか任務を疎かにはしないでしょうが、任務内であればすぐにでも足を引っ張り合いそう。
    そう思わせるくらい、感情表現豊かな二体ですねえ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ひたすら仲の悪い二人です。ナナリィは端からシルヴィアを――というより《L-Ⅷ》とそのシリーズを嫌い抜いていますし、シルヴィアは自分達の仕事を台無しにされかねない寸前くらいの状況でナナリィに対しては怒り心頭です。

    任務をおろそかにはしないだろう、というのはまさしく仰るとおりですが、「自分の任務以外」に対してもそうであるかはまた別の問題でありまして…
    自分の任務に差し障りがなければ相手を蹴落とすくらいはしそうな気がしますね、今のこの二人だと…!

  • シルヴィア、この自由気まま、明朗闊達ぶりで、実は自動人形でスパイとか……。
    先の回で既に事情を知り得ているのに、それでも驚く人間くささっぷりですね。
    正体を知った日には、警部さんぶっ倒れちゃうのでは。

    彼の国の、自動人形関連テクノロジーの恐ろしさ、再認識致しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    シルヴィア、作中ではナナリィと並んであからさまに「この女マジ何なの」枠ではありますが、言動は面白くてかわいい感じにできていたらいいなぁと思うところです…
    彼女にまつわる裏を先んじて出したのは、彼女がナナリィの「裏」を描写するための立ち位置を担う存在だからというのもありますが、それとはまた別の意図もあります。
    いずれにせよ、彼女の去就もお楽しみいただければ幸いなことです。

  • 警部、とりあえずセーフ…。ここでナナリィの思うようになる人じゃなくて、好感が持てました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ボリス警部は昔気質のカタブツなので、いくらシチュエーション的にドキドキムラムラすることとなったとしても、出会ってまだ数日の女性といきなりベッドインするような真似はしませんね。普通なら。
    ボリス警部、ここまでの感じだと、いいとこ「おバカで一本気なおじさま」って感じの塩梅ですが、それでもこの人レフテオールの国内ではエリートの類だし、相応に頭よくて慎重な方ではあるはずなんですわ。

    ――というのを踏まえてこの先の展開を追っていただけると、いろいろわかりやすいかもしれません。

    正直、「何なのこの女」なナナリィは書いてて楽しいのですが、そろそろ「ナナリィ編」も折り返しは越えた頃。うまいことやってゆきたいところです。

  • まあああなんて破廉恥なっ!
    あれですか、霊素ほしいんですか!?この子はもおおおーー!!
    警部もっ!こんなところで色仕掛けしてくる女、怪しいに決まってるでしょー!!

    作者からの返信

    まあ、あからさまにあやしいですよね! 第三者の立場から見たら! 「何なのこの女」ってなりますよね、私も思います!!!

    はい。
    この引きで間が開くのはいかがなものかなーということで連続更新したので結果はすでにご存じかと思いますが、ナナリィの目的はお察しの霊素補充に加え、情に訴えて上手いこと自分の思い通りに転がしてやろうという心算に基づくものでした。
    ボリス警部を狙ったのは、「この場で一番権限のある人だから」というのと、彼の態度から見て「いける」と踏んだからでしょう。実際いけるかどうかはまた別の話としても。

    ともあれ、そんな塩梅でした。
    コメントありがとうございましたー!

  • ランバルドさん、冒険者として致命的な罰を与えられてしまったなんて……
    やりきれないですね。凄く気のいい一流だったのに嵌められるなんて……いい人だったから悪かったんですかね。
    セリアさんもそんな自分を追い詰めなくても、と思ってしまったり。
    みんな意外とそんなものだよ!って励ましたくなってしまいます。
    とにかく、過去編面白かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ランバルドは、こう…煎じ詰めれば「運が悪かった」としか言いようのない、それと分からないまま周りを取り巻いていた、悪意の流れに巻き込まれてしまったひとなのだと思います。
    見方を変えれば、彼は優れた人物ではあっても「英雄」「英傑」と讃えられる一握りにはなりえなかったのだ、ということにもなるかと思うのですが…。

    ともあれ、セリアの――のみならず、彼女とランバルドの――過去の物語は、第一幕がここで幕引きとなります。
    いずれ第二幕があるはずですので、どうぞお楽しみにー!

  • また容赦のない過去かと思いましたが、まだ続きがあるんですよね。どう転がって今に至ったか、更に怖くなりそうな気もします。
    ナナリィと再び対峙した時、セリアはどう動くんでしょうかね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    セリアに関してはここがいったん「底」というか…本話、彼女は自分の「弱さ」「至らなさ」、そして「醜悪さ」を、突きつけられたという話でした。
    いずれにせよお察しのとおり、ここでいったんのキリとはなりますが、セリアの過去エピはまだ続きがあります。
    後半戦は、現在に至るまでの話です。戦闘魔術士としては半死人の体となった彼女が、それでもなおウォルフ達にずるずるとついてきている、その動機の部分を補強する話でもあるかと思います。
    セリアは少なくとも、一度はナナリィと対峙してもらわなければならないひとだと思うので――ナナリィと並び、今回のキーかなと思っています。


  • 編集済

    ナナリィ戦以降、手を失い仲間を失い、色々と思うところがあるであろうセリアの描写が少ないなあ、なんて思っていたら。
    ここに来て彼女の過去編が、ガッツリ挟まりましたね。

    骨太で激重な過去編は、流石は遠野例様だなあと感じるほどに、読み応えバッチリでした。
    実は過去編以前までは、セリアにはまだまだ若手な印象を受けていたのですが。
    31歳という年齢に相応しい苦い経験をしていたりと、キャラクターとしての歴史と深みを感じました。
    まあ現実では、31歳とかまだまだ若造なのは兎も角として。

    遠野例様のもう一つの作品、少年少女が活躍する関連作も素敵なのですが、こちらの方の作風、青二才お断りと言わんばかりのハードボイルド感も、また堪りませんね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! ハードボイルドという評に相応しいものであるか未だ判然としませんが、この路線でどうにか最後まで駆け抜けたいところです。

    セリア過去編。
    Web小説だと過去エピはあまりよろしくないという話を聞いてはいたのですが、この辺りはこう、「だとしてもこの辺は書いておかないと本当にどうしようもないというか、物語の強度が下がるやつだと思うんだよな…!」という霊感を無視できず、省くに省けませんでした。

    彼女はどうにも周囲に対して自分の過去を詳らかにするタイプとは思えず、彼女個人のうちでの回想という形でのバックボーンの描写となりましたが、こう…この時点で、セリアの過去エピは半分ってところです。
    ナナリィとセリア、この二人はどちらも、ここに至るまでの過去エピの「後半」がまだ描かれておらず、残りの伏せ札をまたこの先で開いてゆく流れとなります。

    現行の「ナナリィ編」はナナリィにまつわる物語であり、同時にナナリィとセリア、この二人について皇都編で書ききれなかった分を描き切る「あとしまつ」の話でもあります。
    引き続きのお付き合いをいただければ、幸いなことです。

  • みんな人間臭くドロドロですね……。
    みんなそれぞれ事情があって、こう、人を嵌めて手柄を改ざんするのは良くないですが、目の前の甘い蜜に抗えないのがすごくリアルです。
    セリアさん真っ直ぐでいい子なのに、なんだか不穏な展開……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    実のところ、セリアが真っすぐに見えるとしたら、ここまでの状況が「セリアの主観」で語られているからというのが大きいと思っていて(もちろん、彼女は彼女で正義漢の類ではあるのですが…)、彼女とて「悪意と無縁ではない」という意味において、無謬ではありませんでした。

    地の文において、主観であるセリアは四男坊の奮闘を「認めざるを得なかった」と言及していますが。けれど、裏を返せばそれは「認めざるを得ないが、それでも所詮あいつはむかつく金持ちの四男坊」と軽んじていたのだと言い換えることもできてしまうやつなのです。

    ともあれ。
    そういったセリアの「悪」ないし「弱さ」に関しては、明日更新分の回で一回トドメ刺すつもりでおります。

  • ああ、思ってたより残酷な…
    四男坊くんの気持ちもわからなくもないけど…。世の中、ままならないものですね…
    ランバルドさんはどうなるのか。続きもお待ちしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    私的にはこのセリアの過去エピ、いわゆる「追放もの」フォーマットのアレンジを志向したものだったりしました。
    そのうえで、「陥れられ「追放」される側からすれば、理不尽で悪意しかない。傍から見ても理不尽で悪意しかないことだが、しかし――」と、いうくらいの調律具合、自分にとって一番ここちよいバランスにおさめたのが、本エピソードの骨子でした。

    そのうえで、ここまでの過去エピにて地の分で語ってきたセリアの心の在りよう、動機の骨子は、本話で詳らかになった四男坊ことジャスパーのそれと、相似形であるのだろうと思っています。
    ともあれ、「セリア過去編【前編】」は次でいったんキリです。
    後編はまたいずれ、です!

  • パーティーの不和から大成功で変わった空気の表現が好きですね。優秀さを発揮し続けるランバルドの喜びも良いです。
    それだけにラストが辛いです。
    陰謀の匂いしかないですね……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「作中世界におけるふつうの冒険者」を志向してキャラクターを設計したはずのランバルドでしたが、いろいろ設定を詰めてくうちに思いがけず優秀な冒険者となりました。
    それでも、決して物語の主人公めいた「英雄」「英傑」とはなれなかったのもまた、彼ではあるのですが…

    当然、ラストの流れは陰謀です。
    誰の、いかなる目的による陰謀か。わかりやすいやつとは思いますが、しばしセリアの長い過去語りにおつきあいをいただければ。

  • パーティの不穏と、未発見の仕掛け…嫌な予感しかしないです((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    何やかやここから「現在」のランバルドやセリアに繋がってゆくところなので、不穏――というか、決して最終的な意味での「成功」では終わらないのがこのエピソードとなります。
    もしかしたら、想像されてるのとはちょっと毛色の違うやつかもしれませんが…
    答えはご覧になってのお楽しみ、ということで…どうかひとつ。

  • 国境を越えたまでは良しとしてもフレデリカの主の匙加減しだいでどう転ぶか分からないので油断はなりませんね。それに匿う条件を突き付けてくる可能性も…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    実際、ウォルフの状況は仰るとおりで、ひとまず「国境を越える(追手を振り切る)」という当座の目的こそ達成しているものの、自分はぼろぼろだわ一方的に看護されてるわで生殺与奪を握られている状態なんですよね。
    で、肝心のフレドリカ、というよりその主が何を考えているか――については、次回以降のお楽しみと言うことで。具体的にはこの先2~3話くらいで当座の枠組みが見えてくるかと思います!

  • やはり彼女も『人形』なのでしょうかね。どちらにしても、先が気になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    タイトルからのアレでお察しのとおりかと…!
    人形とはいえ、別作のユイリィあたりとはまた違った趣のやつなのですが…たいした差異ではありませんが、どう異なるかはこの先のお話で、ということで。
    ともあれ、本作にもおつきあいをいただければ、幸いなことです。よろしくお願いいたします!

  • 遠野先生、更新ありがとうございます♡

    ウォルフの煮詰まり状態が半端なくて見てるだけで辛い、床上手のお姉さんに一晩お預けしてガス抜きさせてあげたいくらい♡

    フレデリカちゃんの捨て身の癒し良き♡
    健気さにうるうるです、人間の娘と違うまっさらな純情さが読者の心にまでしみてくる、なんていい子なんだろう♡

    それだけに、この後何が出てくるのか気になってしょうがないです
    ワクドキの次号を待っております‼️

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    その手のガス抜きの提案をしたところで「そんな余裕ある訳ないだろう」と一蹴してしまうのがウォルフだろうなぁ…と思っています。
    そも、既に35話でフレドリカがそういう主旨の提案した末に、ウォルフからの否決を喰らってるんですよね…まあ、今はその頃よりはるかに心身共に追い詰められてるわけですけれども。

    フレドリカ
    「ひとならざるもの」であるがゆえに、人であれば躊躇うような献身をできる、というの、あるんじゃないかなと。そして、ゆえにこそフレドリカは本作の「ヒロイン」なのだと思うのです。

    なお、フレドリカの「伏せられた秘密」はいったん先送りとなり、次回はまた少し違った角度からのお話となります。具体的にはセリアの話なんですが…
    需要があるかは別として、やっておきたい、やっておかなければならない話なので。ひきつづきのおつきあいをいただければ幸いなことです

  • 根が真面目だからこそ、誰にも責められていないのに自分の罪悪感で追いつめられてしまうんですよね。責めてくれた方が楽といいますか。
    フレドリカも囮を平然と受け入れそうなのがまたウォルフにとっては逆効果になりそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    フレドリカは――まあ、「そうせよ」と命ぜられたら「肯」とひとこと応じて、囮役を受け入れそうな子ではありますが。ウォルフがそれをできるかというと、まあ無理ですよね…というのが現状です。

    この辺、合理性に則るなら「甘い」と切って捨ててしかるべきところかもしれませんが、ウォルフの主人公性と言うか、彼のいいところではないかなと思っています。

  • 更新待っておりました、ありがとうございます
    >お前がやめれば、みんな無駄死にだ。
    これは重い、重すぎる。ウォルフの抱えこまされた苦悩を思うとたまらない気持ちです。フレドリカの白皙の美貌に一瞬だけでもどれほど救われたでしょう。でもそんな大切なフレドリカすら捨て駒みたいに使わねばならないこの切羽詰まった状況。夢の不気味な暗示が悲劇の予感を何重にも増幅させて、凄まじいインパクトの章でした。
    すいません、私のHENNTAI心が疼きっぱなしです。素晴らしいです!!!
    いや〜もうなんて面白いんだ!!!!!
    更新無理せず頑張ってください、応援しておりますm(_ _)m

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    もはや退くも地獄進も地獄のウォルフです。これまでは、「退けばこれまでのことが無駄になる」だけだったのですが、今は「進むことで失われたものがある(これからも失われてゆくかもしれない)」ということで、どちらを選んでも犠牲がのしかかる地獄です。
    ウォルフの夢は象徴的なところかと思います。夢の中とは言え、「ヒロインの扱いか? これが…」みたいなところは端々にないでもない気がしますが、でもこれを書きたかった!!!!

    後編は明日――いえ、もう今日ですか――更新です。
    またのおつきあいを、よろしくお願い申し上げます!

    編集済
  •  メープルシロップをたっぷりとかけた、ライ麦のパンケーキと、それを頬張るミュイちゃん。
     これはニーナさんじゃなくてもニマニマしてしまいます。
     ほんっと可愛い。こんな描写は世界一ですよね遠野さま。こんな素敵なお話に、後半はちゃんと緊迫感を出してくるなんて脱帽&感服です。ここまででもまるで万華鏡を見ているようで夢見がちになってしまいました。
     レビューは必ず書きます。
     書きますけれども💢 作品のクオリティが高すぎます💢 すみません🙇 取り乱しました。

    作者からの返信

    第五章のマスコット担当・ミュイに着目いただきありがとうございます!
    老成した目をしている、みたいな形容のつく子ですが五歳児ですからね! 五歳児相応――なのかどうなのかわかりませんが、子供らしいかわいいところをバチバチ書きたいのです!!
    新キャラのレーセはヒロインという類のアレではなく、セリアもそういうんじゃないしナナリィやシルヴィアはアレだしヒロイン担当がフレドリカ一人で何とも物寂しい塩梅だったので、不足しがちなかわいい担当をミュイが担います!

    何というか、こうして感想いただいているだけで気持ちが暖かくなります。
    なので――といってしまうとなんですが、レビューはいつなりとも、なんとなく気が向いたときにでも、どうかお気軽に…と言うのも却って野暮かもしれませんが。
    お気持ちだけでもめちゃくちゃ嬉しいです。
    コメント、ありがとうございました!

  • 何というか、今までの物語を知っているが故に、憤りが半端無い速度で増していく回でした笑。
    叛徒呼ばわり、挙げ句に「《第七工廠》より不法に持ち出した…」ときましたか。
    盗人(?)猛々しいことこの上ない連中です。

    大隊の隊長も、人格者とは言い難い様子。
    まさかかつての上官直々に追ってくるとは、ウォルフも思ってもみなかったでしょうね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ここから先の展開に先駆け、黒幕登場の会と相成りました。「第八工廠のクソ野郎」の面目躍如ではなかったかと思います。
    実のところ、この「クソ野郎」は「機甲少女」のほうでもちょっとだけ登場していたのですが、果してお気づきいただけたでしょうか…だいぶん無理だよなぁとは思っていますが。

    大隊長ことルフトヘインに関しては、ここから先、ようやく本格的に出張ってもらう格好となります。
    悪役サイドの彼ですが、ウォルフにとってはまぎれもない「恩人」の一人でもある訳で…その辺の齟齬がどこに所以するものか。
    いずれその辺を書くパートも回ってくるかな…というところです。


  • 編集済

     ううむぅーーーと唸ってしまいました。 
     なんでしょうか? この研ぎ澄まされた物語は? 「ーー逆賊どもの拿捕であったと聞き及んでおります」
     この一文の『拿捕』と言う単語一つ取っても、『捕縛』と言う単語が他に出て来ているに関わらず『拿捕』と言うワードを選択したセンス。そしてこの一話が、物語が始まる前に起こったことのエピソードで、時間軸か前後し広がっていく奥深さ。
     いつかレビューを書きたくて、それでも書けずにいるのはこのセンスに遠く及ばす、筆力の至らなさを嘆いている私の。
     私がそれを許さないからであります。
     感嘆致しました。面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    何となく、言い回しは語感やフィーリングであてているところが多分にあるので、かようにお褒めいただいてしまうと何やら恐縮です…! というか、正しく意味を考えると「拿捕」っておかしいんですが、何か、ことばの流れが綺麗におさまるので「これだ!」ってなってしまったというか…お恥ずかしいやら…恐縮です。
    あ。レビューは何卒、もっとお気軽に…レビューに際しやたら身構えてしまう自分が言っても説得力ゼロな気はしますが、そこまで構えなくてもいいんじゃないかなーと!

    ともあれ、本編の流れとしてはようやく『追手』の陣容が見えた塩梅ではなかろうかと思っています。
    誰が・何のために・どうやって、ウォルフを追っているのか。その実態が、ようやく詳らかとなり、ウォルフ達が『誰と』対峙しているのかが明らかになったのではないかと。
    何とか、このまま先へ先へと書き進めてゆきたいところです

    編集済

  • 編集済

    タイトルが前話との対比で、かく「騙り」になっていますね。
    こういうセンスあるテクニック、さすが遠野例様です。

    いやあリイナさん、ここに来るまで波乱万丈だったんですねえ(遠い目)。
    そして恐らく別の意味で言葉通り、波乱だらけの人生だったであろうことも察せられるので、始末が悪いですね……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ひとつ前の話と今回、タイトルはわかりやすく対応する形でつけました。
    事実としても、彼女のやってることは「語り」による「騙り」ですからね!

    地の文の表記までひっくるめて、「リィナ・コースト」の語る過去の内容はすべて騙り、というアレ。ここまでの本編中の経緯をご存じの方からすれば「何て白々しい女!!!」となるであろうことうけあいのやつ――として書きたかったところでした。

    ただ、彼女の語った内容は実際はひとつとして事実でない訳で――「本当」の彼女の来歴がいかなるものであったか、それはまた、おいおい詳らかにしてゆく所存です。こうご期待、といきたいところです!


  • 編集済

    (何となくやらしいので星評価もどきは廃止します、すいません🙇‍♂️)
    >人形らしい、怜悧な美貌。だが、長い睫の縁取りが美しい水晶色の瞳――その奥に、心なしかこちらを気遣う、感情の揺らぎを見たような気がした
    この部分、ぞくぞくしました
    人形に子どもは簡単に自己投影してしまうけれど、ふとそこに自分ではない何か、異界を見ることがある、これが鏡や宝石とはまた別の魔境なんですが、このお作品の場合、フレデリカちゃんの中には初々しい愛の魂があるということがはっきりしており、それが驚くほど私の気持ちを癒してくれました
    遠野文学は私にとっては全てがすごい作品です
    🟰HENTAI魂にぶっ刺さりました

    お父さん問題、息子と娘じゃまた違うんだろうなと思いつつ、ここは物語にとってデカイ部分ですよね、扱い方次第で自然に読者にとってのキャラの掘り下げにもなるという、遠野先生の演出の上手さに唸りました
    ライトノベルが家族から遊離した男女関係を好んで書くのは、単純に日常から離脱したいだけなのかと思ってましたが、原因はもっと根っこのところにあるのかもしれませんね…φ(..)メモメモ
    更新頑張ってください、熱烈応援しておりますm(_ _)m

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    フレドリカへの評、たいへん嬉しいものでした。いつも過分なお言葉いただいているようで、恐縮しつつも嬉しいことです。
    願わくばこの先も、ご期待に添えるものを書けるといいなぁ…と!
    この先もいい感じに刺さり続けてくれますように…!

    父親問題
    ウォルフ自身、実の父親に関しては「物心ついた頃にはいなかった」くらいの存在なので、あくまで「父と呼べるかもしれない存在」にとどまりますが…
    この辺、わかりやすく次回への引きですね。
    直接的な形ではありませんが、この辺は次回で回収する予定です。ミュイの存在に引っ掛ける形で今回あらためて言及しましたが、既に本作で登場しているキャラクターです

  • こんにちは、遠野例様。コメント失礼致します。
    拙作をお読み下さり、またフォロー頂きましてありがとうございます…!

    地下水路で生存者という話になった際まさかとは思ったのですが…ナナリィさんの真に迫った演技が恐ろしく、ゾクゾクしました。
    フレドリカさんと自分の立場をそっくり入れ替えて話を作っているのがもう…真実と嘘をうまく織り混ぜていて、凄いです。
    ナナリィさん、仕草も容姿もが綺麗だからこそ、怖いですね…!

    ボリスさんとの掛け合いでシルヴィアさんは人間だと思っていたので、まさかの展開にびっくりしました。
    ナナリィさんとシルヴィアさん、二人の殺伐としたやり取りの緊張感がひしひしと伝わりました…!

    そして御作品の『魔女』というものの在り方、凝った設定が大変素敵でした…!
    レーセさん、ミュイちゃん。彼女達魔女が、ウォルフさんの物語に今後どのように関わってくるのかが楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そちらのページへ伺ってみてタイトルで気になっていたのですが、なかなか時間が…で、ようやくでした。今後もちょいちょい伺いたいと思います。


    本編。
    ご期待に沿える、あるいはそれを裏切って思いがけない形で飛躍する展開であったなら、私的には何より嬉しいことです。
    小癪な立ち回りをしているナナリィ。新たに状況へ介入してきたシルヴィア。正味、「こいつら悪い女だな~!」となりそうなキャラとして書いていますが、正味書くのがものすごく楽しいですこの二人。素でバチバチしてるシーンも含めて。
    この先はウォルフの物語でありナナリィの物語であり、あとはナナリィを含めた幾人かの、「後始末」の話になってゆくかと思います。

    《魔女》。
    この際ぶっちゃけますと、拙作は今のところ四作品すべて同一の世界観で書いていて、初めてカクヨムに投げた作品の時点で骨子だけはあった《魔女》の設定をようやく書けたー! という感じでテンションが無暗にぶち上がっていたところでした。
    かくて、一話まるごと魔女の説明に使ってしまいました!
    あまりよくない傾向では? と言う気もしないではありませんが、設定を開陳できる瞬間は本当に楽しいのです…

  •  うん、うんうん。
     ウォルフの過去って、恵まれたものじゃないんだろう、とは思ってましたが。
    『パパ』と言う存在が、生きていく上で柱となっていたなんて、語られるまでわからない希薄な存在と思ってました。
     母とは違う支えを知らぬ間に成長した時、ウォルフのように“見本のない人生”に揺れてしまう影響もなくはない。
     生きる過酷さを手に触るが如く突きつけてくる今話。神回ですね。
     しみじみと親父のありがたさを、遠野さまの狙いとは違うコメントなんだろうな、とおもいつつ感じております。
     感服いたしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ウォルフにとって、「実の父親」は物心ついたときにはもういなかったので存在が気迫なんですよね。ただ、その代わり、「父親とはこういうものなのだろうか…」と思えるような恩人と既に出会っていて、本編はそれを踏まえた回顧となっています。

    一応、既に言及のあるキャラです。
    《人形工匠》マードックではありません。念のため。
    ともあれ、次回に出てきてもらうキャラなので、先々の展開も含めて乞うご期待ということで、どうかひとつ!

  • ナナリィさん、すっかり工作員ですねえ……。
    わざわざ残っていたかと思えば、「あの恐ろしい女のせいで」ですか……。
    ろくでもないこと企んでそうと言いましょうか、転んでもタダでは起きないですね。

    ウォルフの横に「自分では無い自動人形が寄り添っている」こと、どう思っているんだろうとは気になってましたが。

    ますます、先が楽しみになってきました。

    作者からの返信

    ナナリィが割とろくでもない方向に走っているのは「こ、こいつ…!」という塩梅のやつなのですが、書いてる側はこの空々しさを思いっきり楽しんでおり、我ながらタチ悪い楽しみ方してるなぁと思うところです。
    ともあれ、コメントありがとうございます!

    > ウォルフの横に「自分では無い自動人形が寄り添っている」こと、どう思っているんだろう
    …言われてみるとその点、特に触れたことありませんし、そもフレドリカのに対してまともに言及したことすらないし…現状、眼中にないのかなぁという気がしています。
    ウォルフと、あとは自分の「同格」以外、特に見ていないんじゃないかなと。

    編集済
  • こんばんは、遠野例様。コメント失礼致します。

    ナナリィさんの、可憐な容姿からは想像が付かないような戦いぶりにぞくぞく致しました。
    迫り来る絶望感といいますか、抗えない美しき死神といった描写が本当に手に汗握りました。

    この回想を拝読し、彼女がどうしてそこまでウォルフさんに拘るのかという一端を知れたような気がしました。
    ユイリィさん、ナナリィさん。そのどちらも立てたウォルフさんの気遣い…これは惚れちゃいます…!
    そしてキアリィさんのキャラクターがとっても好きです…!

    ダンさん、ランバルドさん達一行、自分の仕事に誇りと責任を持つ、格好良い人物達でした。
    セリアさんの無事を祈っております…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    長い話にここまで一気呵成におつきあいをいただいて…ほんとうにありがたいことです。嬉しいです。
    あと、キアリィが好きと仰ってくださってありがとうございます。あいつ何も考えてないみたいな台詞が続く割に気を遣わないと一本調子になってしまって意外と大変な子だったので…!

    ともあれ、早くもほぼ最新まで追いつかれてしまっておりますが、ここから先はあらためまして、ゆるりとおつきあいをいただけますと幸甚なことです。
    気が向いたときなどあれば、ほかの話にも手を付けていただけたりすると、なお嬉しいです。拙作、今のところすべて世界観がおんなじだったりします…。

    ウォルフ。
    ナナリィにに好意を抱かれる理由が腑に落ちていただけたなら、何よりです。正味、ほっと胸を撫で下ろします。ナナリィというキャラクターの、根幹の部分ではないかなと思うので。

    ともあれ――『逃がし屋』ダン、ランバルド、アーノッドの物語については、ここで幕引きとなります。
    が、彼らから続く導線は、未だこの先で拾ってゆく流れとなる予定です。この先暫くの話は、ナナリィと、それからセリアに関してとっ散らかったアレコレを拾ってくゆく話でもあるので…

    今までとはまた変わった構成での展開となるかもしれませんが、引き続きおつきあいをいただければ幸いなことです。

  • おお、魔女がついに参戦ですね。

    この世界の魔女というと、別作品の方の、恥ずかしがり屋の薬屋さんが思い出されます。
    あちらは魔女といえど、どちらかと言うと近所の綺麗なお姉さん感が強かったのですが。

    より血生臭いウォルフの物語の中では、どんな大暴れを見せてくれるのか、楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    設定的にはあちらの魔女の方が「はずれ者」の類なので、こちらでは設定的な意味でも《魔女》という言葉の雰囲気的な意味でも、より正統派の魔女をお見せしたいと思います!

    といいますか、この辺はようやく《魔女》がらみの設定まわりを書く機会がまわってきて、ちょっとテンション上がりながら書いてたあたりです。フリスの時は彼女の周辺の話に留まってて、《魔女》そのものに関する話はちっとも出てきませんでしたから…

  • 暗夜行路、そして今回の過去回想、読み応えがあり過ぎて一気に読んでしまいました。

    実に手に汗握る展開でしたね。
    逃し屋ダンやランバルト一行にとっては悪夢のような夜でしたが。
    バトルに次ぐバトル、描写も組み立ても圧巻でした。
    そして過去の因縁に発起する、人形と人間とのドラマに胸打たれました。

    ダンが思った以上に良い人だったとか、ここからウォルフはどうするのかとか、ランバルトさん頑張ったとか、色々思うことがあったのですが。
    一旦、「第八工廠が全部悪い」ということで落ち着きました。

    引き続き、楽しみに読ませて頂きます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!――のみならず、ここまで一気呵成のおつきあいをいただきまして、ありがとうございます。感謝感謝です。第八工廠がすべてわるい(※合言葉

    なお、『逃がし屋』ダンがきちんといいひとだと思ってもらえたのににんまりしている私です。立ち振る舞いはアウトローぽいところありましたが、根本的に義理と情の世界のひとというつもりで書いていました。

    ともあれ、斯様に決着と相成りました。「皇都編」終盤は、実際バトルと逃走劇に大きく振った展開となったように思います。
    他方、ここまでの時点で未だ決着のついていない要素もちょいちょいあり、これに関しては後続の話で拾ってゆく予定です。いう間でもなくナナリィに関してとか、あとは生き残ったセリアに関してとか…その辺りの話です。リアタイで書き進めている状況なのでいろいろひやひやものですが…首尾よく行けるよう、何とかがんばってゆきたいです。

    末筆ながら。重ねて、お付き合いに感謝です。ありがとうございます!

  • なるほど、こうなりましたか!

    ナナリィの擬態の、何と見事なものでしょう。
    正直、ウォルフによるチェックがあったから味方か、そうでなきゃ無意識スパイ系の仕込みがされていたのかと思ってましたが。
    自動人形と思えないくらい、とてもいい性格をしてますね!
    これはこれで大好きな流れです。

    ウォルフのショックが今から目に浮かびます。

    作者からの返信

    こうなりました! コメントありがとうございます!

    このあたりのところは、できる限り「手を尽くして、なお真相に届かなかった」構図を作りたかったので、私的に嬉しいご感想です。また、ウォルフが「何を見落としたか」はについては、次回以降明らかとしてゆきます。
    …真相と言うには、だいぶんズルい仕込みかなぁとは思っていますが。

    ウォルフがいかにしてショックを受けるか、ご確認くださいませ


  • 編集済

    遠野先生、更新ありがとうございます、ひゃっほう最高でーす(((o(*゚▽゚*)o)))

    およよ、ナナリィお姉さまったらおじサマキラーにジョブチェンジ???と思ったら、実はこういうことだったんですね❣️
    おさすがですこと❣️❣️❣️
    美しき人形同士の丁々発止のやり取り、この章むちゃくちゃ良いです、極上のキャットファイトにHENTAI心が爆裂しましたわ
    エレガントにおすまししてるのに、突然逆上してちょっとお下品になるお姉さまもまた素敵
    久々のナナリィお姉さまを堪能致しました

    え、でもこれからしばらくお預けなんですか( ꜆ᵒ̴̶̷̥́ㅿᵒ̴̶̷̣̥̀ )꜆♡既に遠野先生ロスになりかけてます

    次回の更新を五体投地で待ちます😭😭😭

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    この辺りはできれば一話か二話でまとめたかったところが長引いたので連続更新としたやつでした…それはそれとして、今後も定期的に投げてゆきます…!

    ナナリィ
    はい。彼女の行動に関しては、メイルザーティの警衛にうまいこと撒き餌を投げて、皇都から逃げ延びたウォルフとフレドリカを探させようという目論見によるものです。シルヴィアなんかはもう、完全に事故も同然の形でナナリィの思惑に巻き込まれています。
    後々出てくる話になるかと思いますが、この二人って実は指揮系統が異なるせいで、特にシルヴィアの方はナナリィの動向に対して手出しできずにいた、みたいな関係となる――想定なのです。

    ただ、作中のシルヴィアの軽口は、完全にナナリィの逆鱗に触れたやつでした。
    その辺りの諸々もコミで、この先はウォルフの物語と並行して、「ナナリィの物語」も書いてゆくつもりです。
    上手いこと目論見通りにいくといいなぁ…! と思いつつ。

    またこの先もおつきあいをいただけますと、嬉しいです。

  • ウォルフの過ごして来た環境、人となりに触れることこができた章でした。過酷な環境に身を置いていたんですね…
    その中で冒険者のアーノッドと、年相応のやり取りをしていたウォルフにほっこりしました。

    そしてLシリーズのナナリィ、ウォルフの過去に深く関わりのありそうなユイリィ…
    様々な思惑や謎が物語に絡んで来て、これからも楽しみです…!

    作者からの返信

    ウォルフは元々生まれが極貧というか、そんな感じのところから始まっていて、ここで偶然にも救われたことで多くを得るに至ったというひとでした。まあ、作中の現状を鑑みるとそれもいろいろアレですが…。
    書いてる側としては、生まれ育ちの割に、素直な性格に育ったなぁと思うところです。アーノッドともふつうに仲良くなってるし――というか、ここまで歳の近いキャラがいなかったりで、普通に仲の良い同性がはじめて出てきた気がしますね。

    ともあれ、コメントありがとうございます!

    ナナリィとユイリィ。
    どちらも今後の展開に大きく関わってくるふたりです。
    どちらも、見ようによっては「ヒロイン」的なポジションのキャラクターではないかと。

    何にせよ、皇都での物語はここからが本番なので。
    引き続きお楽しみいただける物語であれば幸いです!

  • リィナ・コースト嬢
    やっぱりナナリィでしたか。
    シルビアもそっかぁ……こわっ! 彼女もグルってことは筒抜けじゃないですか?
    ウォルフも狂った愛に追われながら、命を狙われるって構図もこの説得力で描かれれば、納得するしかないです。
     もう可哀想なくらいモテモテ😆
     面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・
     
     

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! お楽しみいただけたのであれば何より…!

    はい、ナナリィでした。でもってシルヴィアも《機甲人形》――ガルク・トゥバス側のエージェントでした。ただし、必ずしもナナリィと立場を同じくする者ではありませんが。
    ともあれ、この先しばらくは「ナナリィの物語」でもあるので、ウォルフの側共々並行して進んでゆく形となります。

    ウォルフ
    言われてみると、ウォルフはもててますね。そういうとこはライトノベルの主人公っぽいですね、彼…その結果として出力されている状況がだいぶんろくでもないのですが…!

    編集済

  • 編集済

    59.暗夜行路:決行の夜への応援コメント

    主人公側の思惑が外れて、面白い事態になってきました!

    土壇場で逃し屋が動いてきましたね。
    後戻りできないタイミングで、騙し討ち気味に計画変更を告げるのは、ウォルフがどのみち納得しないであろうことを鑑みると、正解ではあるのですが。
    信頼を損なうという、デメリットもある気がしますね。

    それでも問題無く仕事は完遂できるという自信の表れなのか、それとも更に何か考えがあってのことなのか。
    誰が敵か味方も含めて、タダでは終わらない王都脱出になりそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    『逃がし屋』が何を以てナナリィを「危険」と見做すに至ったか。
    ここまでもいくつか布石は置いていますが、真相はこの先で明かされます。実のところ、現状の配置は自身の判断に確信を持ちつつも、『逃がし屋』なりにウォルフへ配慮した結果という側面もないではなく、割とややこしい構図です。

    いずれにせよ、皇都編はここからが佳境となります。
    結果は見てのお楽しみ――ということで、どうかひとつ。

  • シルヴィアの態度は警戒してるとか疑ってるとかではなくて、こういう意味だったんですね。仲間割れしそうな感じではありますが手強い相手です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    近況ノートの方でちらっと書きましたが、この子の正体を見抜く(メタ的な)布石はちらっと打っていました。誰がわかるねんってくらいのやつですけれど。
    シルヴィアは、「初対面のシルヴィア・アナターゼ」として振る舞いながら、「リィナ・コースト」として振る舞うナナリィの真意を確認しようとしていたのですね。態度が悪かったのも――もともと反りが合わないというのも、あったかもしれませんが――エピソード開始時点で悪い印象ガン積みだったせいだった、ということでした。

    一旦、ウォルフのエピソードへ話は戻りますが、この二人の今後もまた書いてゆきます。

    編集済
  • こんにちは、遠野例様。コメント失礼致します。

    レーフグレーンご夫妻のお互いの関係性、そしてそこに関わるフレドリカの何とも言えない切なさが胸を打ちました。
    ブレスクが猫背で肖像画に描かれていた理由…彼という人物の一端を知れる描写が素敵でした。

    二人の肖像画に旅立ちの挨拶をするフレドリカに、思わず涙が出ました。
    レーフグレーンご夫妻にとってフレドリカは機甲人形ではあるけれども、娘のような存在にも近かったのかなと勝手ながらそんな想像を致しました。

    そしてエステルが来た時は一体どんな修羅場になるのだろうとドキドキしていたのですが、とても可愛らしく、かつ格好いい女性でほっとしました。
    アンズガルムの潔さも相変わらず格好よく、エステルと二人、良い関係を築いていって欲しいです。

    ウォルフとフレドリカ、二人の旅立ちを引き続き見守らせて頂きたいと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    拙作のいろいろなところに触れた感想をいただき、大変ありがたいことです。感謝です。

    > ブレスク
    ドロティアと結婚した時点で何を思っていたかはもはや知る由もありませんが、少なくとも老境の彼は妻の『添え物』として、彼女の引き立て役としての「情けない夫」としての立場をよしとしていた、そうしたひとでした。
    英雄と呼ばれるほどに誉れ高くありながら、私的な領域では大人になりきれなかったドロティアを受け止める、「大人」だったのではないかなぁと思いつつ書いていました。

    > エステル
    合理性と科学を志向しながら、自身が貴族としていい暮らしをできる「対価」としての義務の存在を、不合理と撥ねつけるのではなく「責務」としてよしとする。こう…芯の強い方だと思います。
    それにしても、終わって振り返ってみると、このひと面白いご令嬢になったよなぁと思うひとです。
    実際、アンズガルムとの相性はとてもいいと思うんですよ、直情径行の旦那様をうまいこと操縦できる奥様という意味において。

    > フレドリカ
    ブレスクにとっては、フレドリカは娘みたいなものだったかもしれないなぁと思います。「いつか私の見栄えのいいところを見せてあげてもいい(意訳」なんて言いながら、結局その見栄えのいい姿を知ってるのがあの屋敷だとドロティアしかいないという在り方が、彼という人格なのかなと思うところです。娘にいいかっこしたいパパだけど、ちゃんと愛情が奥さんに向いてるというのか…もしかしたらですが、そんな感じ?

    ドロティアにとっても娘のようなもの、かもしれませんが…のみならず、ドロティアにとってフレドリカは別の意味でも「特別」な存在でもあります。彼女にとっては「自身がこの世に残す最後のもの」としての象徴、それがフレドリカでもあるかな、という風に考えています。
    現状では「こんなんわかるわけねぇー」みたいなレベルでしか描写していないところなのですが、そのあたりの伏線は張っていたりします。実は。
    まだ既出分ではかけていないところなのですが、その辺りもいずれきちんと書きたいところです。

    末筆ながら、丁寧な感想をいただき、ありがとうございました。
    願わくば、この先もお楽しみいただけるものであれば、幸甚なことです。

    編集済
  • あーーーそういうことするんですねナナリィさーーん…
    でも、彼女の中では「フレドリカがウォルフを連れ去った」というふうに認識されてるのかなあという、サイコパスっぽさも感じました。怖ぁ((( ;゚Д゚)))

    作者からの返信

    いえーすいえーす。ナナリィはそういうことしまーす…!
    ともあれ、コメントありがとうございます!

    目撃者ないし証言者になりうる存在をすべて始末したのをいいことに、被害者になりかわって自分のやった所業をフレドリカに着せたのでした。悪い子ですね!

    次回でナナリィ側の話はいったんおしまい。
    再びウォルフ側の話へ戻りますが――この先はこんな塩梅で、ウォルフ側とナナリィ側、双方で話が展開してゆく構成となります!
    めんどくさい構成ですが、願わくばこの先もお付き合いを願いたく――よろしくお願いいたします!

    編集済
  • 22.男の決闘:決着への応援コメント

    アンズガルム、真っ直ぐな好い男ですね。
    登場シーンとはまたイメージが異なり、とても印象深いキャラクターでした。

    二人のステゴロ、手に汗握る熱い男の戦いでした。
    ウォルフの弱点とも呼べる足を狙わなかったアンズガルム、そして一人の男として彼に敬意を払うと言ったウォルフ…どちらも堂々としていて、痺れる程に格好良かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    私的には「どうかこの花束を受け取ってくれ――花よりも美しいフレドリカ」とか酔っぱらったことのたまってるあほなアンズガルムもお気に入りですが、それはそれとして、彼の潔さを好ましく思っていただけて、大変うれしいことです。
    弱点である脚を敢えて狙って勝ちに行くことはしなかったし、それで敗れてもそうしたことを言い訳にしないのが彼のいいところだと思っています。
    また、それを察して敬意を表することができるのが、ウォルフのいいところだと思います。義理や矜持を大切にするという意味で、相通ずるところがあるのかなぁという気がしています。

    ひとまず決闘は幕引きですが、アンズガルムはもうちょっと出番があります。
    また引き続きのお付き合いをいただけますと、私的に嬉しいところです!

  • シルヴィアさん、リィナを怪しんでるようですね。彼女もただ者じゃなさそう?
    そしてセランデル卿が死んだことはまだ発覚していないと…。一体どうなるのか、引き続き楽しみにしております!

    作者からの返信

    名探偵シルヴィアちゃんですからね!
    コメントありがとうございます!!

    と言っても、シルヴィアのこれは怪しんでいるというより、胡散臭がっているというか…なんか、単純にリィナを忌避しているようなところがある気がしています。ともあれ、彼女に関してもおいおい伏せ札を明かしてゆきます。

    セランデル卿。「たぶん死んでるんだと思うけど確証が取れていない」というのが実情というところかと思います。
    館の側の状況は二話前でちらっと触れたとおりで、屋敷の中がたいへんむごたらしい有様になっていた――という塩梅なので…

  • 初めまして、遠野例様。
    月白輪廻と申します。コメント失礼致します。

    美しい雪原の描写に引き込まれ、気付けばここまで一気に読み進めておりました。
    フレドリカの機甲人形としての静謐な描写と、ウォルフとのやり取りの中で見せる少女らしい一面のギャップがとても魅力的でした。
    一つ一つ絵になる場面が多く、ウォルフが温室の墓石に案内されるシーンはまるでアニメを観ているかのように思い浮かべることができました。

    引き続き、二人のこれからを追わせて頂きたいと思います。
    素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。ようこそいらっしゃいませ!
    本作、お気に召したのであれば何よりの事です。願わくばこの先も、なるべく長くウォルフとフレドリカのこれからにお付き合いをいただければありがたいことです。

    自分の小説の書き方は、頭の中の絵ないし動画を文章に落とし込む、といった塩梅の書き方なので、「アニメを観ているかのように思い浮かべることができた」――との評、見た瞬間ぱぁっと目の前が明るくなるようでした。そうした場面、シーンを思い描いていただける文章を書けているのだと。
    ありがとうございます。嬉しい感想でした。

    フレドリカに関しても、まさしくそうしたヒロイン――「人形」ないし「ロボ」っぽいヒロイン――を書きたかったので、いただいた感想読みながら「よし!」と拳を固めている私です。やりました。

    末筆ながら。あらためて、ここまでのお付き合いをいただきありがとうございます。
    ここはまだまだ物語の開始時点といったところなので、この先も「素敵」と思っていただける物語であればいいな、と祈りつつ。
    ありがとうございました!

  • ひいい、ナナリィさん、逃げもせずその場に残っていたとは…。
    何を考えているんでしょう?怖い((((;゚Д゚))))

    そしてランバルドさん、ワンチャン生きてるんじゃないかと思ってたんですが、やっぱりダメでしたか…(T_T)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    逃げもせず茶番を繰り広げるリィナ・コーストことナナリィ・コーサイトでした!
    ここに敢えて残ったのは、もちろん「彼女なりの」目算あってのことではあります。ただ、この子はいろいろと危なっかしいですからね…
    何を考えてこんな茶番に至ったかは先の話で書いてゆくことではありますが。ともあれ、周辺の動向も含めて、ナナリィの今後を見守っていただけますと幸いです。


    ランバルドは…その、すみません…はい…